令和5(2023)年度海水浴場水質調査の結果(開設前)

毎年、海水浴シーズンを迎える前と海水浴場開設中に、市内13海水浴場で水質調査を行っています。

令和5(2023)年度の開設前の結果は、全ての海水浴場が海水浴に支障のない水質でした。

調査項目

ふん便性大腸菌郡数、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度

(参考項目:水素イオン濃度(pH)、病原性大腸菌O-157)

調査結果

海水浴場開設前の水質調査は、4月19日(水曜日)~4月20日(木曜日)に行いました。

海水浴場の水質判定基準に基づき判定したところ、13海水浴場のうち、「不適」はありません。
また、病原性大腸菌O-157が検出された海水浴場はありません。

各海水浴場ごとの水質判定結果は、以下のとおりです。

(注意)判定は、同一海水浴場に関して得た測定値の平均によります。「不検出」とは、平均値が検出下限未満のことをいいます。

調査結果一覧
海水浴場名 海水浴場開設前(4月19日・4月20日)の調査結果
石地 水質AA
大崎 水質AA
長浜 水質AA
高浜 水質AA
中央 水質AA
番神・西番神 水質AA
東の輪 水質AA
鯨波 水質AA
薬師堂 水質AA
笠島 水質AA
米山 水質AA
青海川 水質AA
上輪 水質AA

(測定機関:一般財団法人新潟県環境分析センター)

水質判定の基準

環境省が定めたもので、5段階で水質を評価しています。

水質AAと水質Aは「適」、水質Bと水質Cは「可」、それ以外は「不適」に区分します。

水質の判定については、以下のとおりとします。

  1. ふん便性大腸菌郡数、油膜の有無、COD(化学的酸素要求量)または透明度のいづれかの項目が「不適」であるものを、「不適」な水浴場とする
  2. 「不適」でない水浴場について、ふん便性大腸菌郡数、油膜の有無、COD(化学的酸素要求量)と透明度によって、「水質AA」「水質A]「水質B」「水質C」を判定し、「水質AA」と「水質A]であるものを「適」、「水質B」と「水質C」であるものを「可」とする
  • 各項目の全てが、「水質AA」である水浴場を「水質AA」とする
  • 各項目の全てが、「水質A」以上である水浴場を「水質A」とする
  • 各項目の全てが、「水質B」以上である水浴場を「水質B」とする
  • これら以外のものを「水質C」とする

ふん便性大腸菌群数

  • 水質AAの場合:不検出であること(検出の下限値として100ミリリットルのうち、群数が2個)
  • 水質Aの場合:100ミリリットルのうち、群数が100個以下
  • 水質Bの場合:100ミリリットルのうち、群数が400個以下
  • 水質Cの場合:100ミリリットルのうち、群数が1,000個以下
  • 不適の場合:100ミリリットルのうち、群数が1,000個を超えるもの

油膜の有無

  • 水質AA、Aの場合:油膜が認められない
  • 水質B、Cの場合:常時は油膜が認められない
  • 不適の場合:常時油膜が認められる

COD(化学的酸素要求量)

  • 水質AA、Aの場合:1リットルのうち2ミリグラム以下
  • 水質Bの場合:1リットルのうち5ミリグラム以下
  • 水質Cの場合:1リットルのうち8ミリグラム以下
  • 不適の場合:1リットルのうち8ミリグラムを超えるもの

透明度

  • 水質AA、Aの場合:全透(1メートル以上先が見える)
  • 水質B、Cの場合:1メートル未満50センチメートル以上のもの
  • 不適の場合:50センチメートル未満のもの

(注釈)砂の巻き上げによる原因は評価の対象外とすることができる。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 環境課 環境保全係

〒945-0011
新潟県柏崎市松波四丁目13番13号(クリーンセンターかしわざき)
電話:0257-23-5170/ファクス:0257-24-4196
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更新日:2023年07月07日