セイタカアワダチソウとブタクサの拡大を防ぎましょう
所有地などに生い茂っているセイタカアワダチソウとブタクサは、各自で駆除してください。
皆さんのご協力をお願いします。
セイタカアワダチソウ ー要注意外来生物
セイタカアワダチソウは、北アメリカ原産の多年生草本で、環境省が要注意外来生物リストに載せている植物です。
種子と地下茎の両方で増えるため、非常に生命力が強く繁殖力も旺盛です。
春から夏にかけて河原や空き地などに群生し、秋には黄色の花を穂状につけます。高さは1~2.5メートル程度に成長します。
根と地下茎から他の植物の種子発芽や成長を妨げる物質を分泌する特性があることから、繁殖を始めた場所では、在来植物の姿はほとんど見えなくなり、何年もしないうちにセイタカアワダチソウだけが生い茂ると言われています。
駆除の方法
主に地下茎で繁殖しますので、根から抜き取ってください。
セイタカアワダチソウは、10月ごろに黄色い花を咲かせ、タンポポのような綿毛のついた種を飛ばします。
花が咲いても種になる前に刈り取れば、種子飛散による他の場所への拡大を防ぐことができます。
成長の初期から他の植物の成長を阻害するため、芽生えの時期から駆除をする必要がありますが、6月の成長期と9月~10月の種子の飛散前に年2回程度刈り取ると、繁殖を抑制することができます。
ブタクサ ー花粉症の原因に
セイタカアワダチソウと混同されやすいブタクサは、秋の花粉症の代表的な原因植物です。
花粉の飛散を防ぐため、早めの駆除が効果的です。
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更新日:2020年01月31日