コイヘルペスウイルス病(KHV病)に関する情報
近年、コイヘルペスウイルス病(KHV病)が市内の池や川で確認されています。
池や川などで、こい(以下、錦鯉含む)が異変を示したり、大量に死んでいるのを発見した場合は、当市農林水産課まで連絡をお願いします。
コイヘルペスウイルス病とは??
- こい特有の病気であるため、こい以外の生物では発症しません。
- 致死率が非常に高く、養鯉業者等では、こいの大量死を招く場合もあります。
- 現在のところ、治療薬や予防薬は開発されていません。
- 感染が確認されたこいは、全て処分しなければなりません。
- コイヘルペスウイルス病に感染したこいを食べても、人体への影響はありません。
- 非常に感染力が強く、網の使いまわしや飛沫でも感染が拡大します。
- 多くの場合、水温が15℃から28℃の範囲で発症します。
コイヘルペスウイルス病が疑わしい場合
以下の項目に当てはまる場合は、コイヘルペスウイルス病が疑われます。
- こいに異変(衰弱等)が見られ、急激に死亡した。
致死率が非常に高い病気であるため、感染した大半のこいが死亡します。 - 新たに外部から生物を入れてから、こいが急激に死亡した。
新しく入れた生物が感染源となって発症する場合があります。 - 水温が15℃から28℃の範囲である。
上記水温の範囲内では、ウイルスが活性化し、発症しやすくなります。 - こいと同所で飼育している生物(金魚、ふな、めだか等)が生き残っている。
コイヘルペスウイルスは、こい特有の病気であるため、こいが死亡し、他の生物が生き残っている場合は、感染の疑いが強くなります。逆に、全ての生物が死亡した場合は、水質汚染等が疑われます。
お願い
- 河川等で捕獲した生物は、コイヘルペスウイルス病の感染源となる可能性があります。
コイヘルペスウイルス病の感染が確認された場合、ご自宅の池だけでなく、排水等が通じているご近所の池へ被害が拡大することとなりますので、注意してください。 - 生き残った生物を河川や水路に逃がしたり、死骸を捨てたりしないでください。
感染力が非常に強い病気なので、他の地域への感染拡大につながります。 - 検査証明書のあるこい(錦鯉含む)を購入してください。
ウイルス検査を受けて「陰性」と診断されたこいには、検査証明書があります。
検査証明書付きのこいを購入することで、コイヘルペスウイルス病を未然に防ぐことが出来ます。 - 飼育しているこいが異変を示したり、大量に死亡した場合、当市農林水産課まで連絡をお願いします。
職員が調査に伺い、コイヘルペスウイルス病の感染が疑わしい場合は、専門の研究機関で調査します。
この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 農林水産課 林業水産係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-43-9131/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2020年01月31日