柏崎市立地適正化計画とは ―みんなで知ろう・りってき!

人口減少やまちの課題などへの対応や、立地適正化計画で何ができるのかなど、気になるポイントをわかりやすく説明します。

ニュースレター

立地適正化計画の検討状況をお知らせするニュースレターを発行しています。

第1号(令和2(2020)年6月発行)

人口減少・少子高齢化の影響と立地適正化計画の必要性についての説明資料です。

第2号(令和3(2021)年3月発行)

柏崎市のまちの現状と課題の分析、まちづくりの方針と施策・誘導方針、目指す都市の骨格構造の説明資料です。

第3号(令和3(2021)年11月発行)

立地適正化計画で定める都市機能誘導区域と誘導施設、居住誘導区域、区域ごとのまち・暮らしのイメージについての説明資料です。

第4号(令和3(2021)年11月発行)

安全・安心に暮らし続けるため、防災に関するまちづくりの方針を示す「防災指針」についての説明資料です。

第5号(令和3(2021)年11月発行)

これまで検討してきた立地適正化計画を効率的・効果的に推進するため、取組施策や目標、進捗管理についての説明資料です。

立地適正化計画に関するQ&A

質問者のアイコン(女性)

質問1:立地適正化計画とは、どのような計画ですか?

 

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質問1の回答

立地適正化計画は、過去の人口増加で広がったまちを人口減少にあわせてコンパクトに誘導する計画です。

具体的には、都市再生特別措置法に基づき、駅やバス停など生活に便利な施設の徒歩圏に「居住誘導区域(居住を誘導するエリア)」、「都市機能誘導区域(都市機能を誘導するエリア)」、「誘導施設(誘導する都市機能施設)」を定め、将来の人口減少・少子高齢化を見据えた持続可能なまちづくりを行っていく計画です。

この計画に基づき、長い時間をかけて緩やかに居住や医療などの都市機能の誘導を行い、行政負担の少ない、将来にわたって柏崎市で暮らし続けられる、コンパクトなまちを目指します。

立地適正化区域のイメージ。都市計画区域内に用途地域(医療・福祉・商業等施設を集約した都市機能を集めた区域と居住区域)を示したイラスト
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質問2:なぜ立地適正化計画を策定するのですか?

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質問2の回答

柏崎市でも人口減少・少子高齢化が進み、2040年には人口約6万人(2015年から約2.2万人減少)、市民の4人に1人が75歳以上になると推計されています。

人口構造の変化に伴い、税収が減り、福祉に必要な予算が増加するなど、市の財政状況も一層厳しくなっていくことが予想されます。そのため長期的な時間軸で、行政負担の少ないコンパクトなまちを目指すために立地適正化計画を策定しました。

柏崎市の人口推計のグラフ。2015年に82,000人だった人口が、2040年には約6万人と推計
質問者のアイコン(女性)

質問3:立地適正化計画の対象となる地域はどこですか?

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質問3の回答

立地適正化計画は、都市再生特別措置法により、都市計画区域内で作成することができるとされています。

柏崎市では、中央、比角、半田、枇杷島、剣野、大洲、鯨波、西中通、荒浜、松波、北鯖石、田尻、高田地区が該当します。

柏崎市全体の地図。都市計画区域図が緑で示されています
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質問4:立地適正化計画対象外の地域の生活はどうなりますか?

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質問4の回答

今までと変わりません。
立地適正化計画では、立地適正化計画対象地域への移転を強要することもありません。

私たちの暮らしに必要な診療所やスーパーマーケットなどの生活サービス、バスなどの公共交通サービスは、多くの人々が利用することで経営が成り立っています。人口が減って利用する人が減ってしまうと、経営が成り立たなくなって撤退してしまい、その結果、身の回りの必需品を買うために市外まで行かなければなるような、生活が不便なまちになってしまう可能性があります。

立地適正化計画対象地域外の人にとっても、柏崎市で暮らし続けるためには、生活サービスが無くならないように都市機能の撤退を防ぐことが重要になりますし、歳をとっても暮らし続けられるまちにするためには、一定程度の人口密度を維持することで、診療所や商店などがまとまって立地し、その場所に行けばまとめて用事が足せるような、利便性の高い区域を維持していく必要があると考えています。

質問者のアイコン(男性)

質問5:立地適正化計画を策定すると、市民の生活は急激に変わりますか?

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質問5の回答

立地適正化計画は、長い時間をかけて緩やかに都市機能や居住機能の誘導を行っていくもので、市民の生活が急激に変化するものではありません。

また、現在住んでいるところから立地適正化計画対象地域への移転を強制されることはありません。

立地適正化計画によるまちの姿のイメージ図。時間をかけて穏やかに居住や医療などの都市機能の誘導を行い、暮らし続けられるまちを目指します

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部 都市計画課 都市計画係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館4階
電話:0257-21-2298/ファクス:0257-23-5116
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更新日:2024年09月18日