テーマに沿った調査研究(令和7(2025)年8月~)
調査研究テーマの設定
議長の諮問を受けて、3常任委員会共通の調査研究テーマとして「人口減少・少子高齢化への対応」を設定しました。令和7(2025)年8月には、常任委員会ごとに調査研究テーマを決定しました。
今後、ロードマップに沿って調査研究に取り組み、調査研究結果は政策提言書として取りまとめ、令和8(2026)年12月の定例会議で報告する予定です。
テーマの選定理由とロードマップ
総務常任委員会
調査研究テーマ
- 公共施設の適正管理
- DXの推進
テーマの選定理由
公共施設の適正管理
人口減少・少子高齢化の進行に伴う税収の減少や社会保障関連経費の増大によって、本市の財政状況が厳しさを増す中、公共施設の老朽化が進み、今後は更新、維持管理、除却のための多額の費用が見込まれる。
本市では平成28(2016)年2月に「柏崎市公共施設等総合管理計画」を策定し、公共施設等を長期的に管理するための指針としてきた。しかし、地域ごとに進める公共施設の再配置には、行政サービスや利便性低下の懸念が生じ、地域住民の合意形成には困難さを伴うなど、計画の進捗には課題が見受けられる。
以上を踏まえ、時代に即した公共施設の在り方を見据えて、適正管理に向けた調査研究を行う。
DXの推進
人口減少・少子高齢化に伴う社会課題の解決に向けて、国では加速度的にDXを推進し、本市においても、令和3(2021)年3月に「柏崎市デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」を策定した。DXの推進によって、あらゆる分野において事業目的を達成し、変革をもたらすには、担当職員の主体性と意識改革、情報政策部門の推進体制拡充、市民や事業者との連携等が必要であり、組織横断的な取り組みが求められる。
DX推進の進捗が社会課題の解決、住民福祉の増進に結び付くよう、調査研究を行う。
ロードマップ
| 時期 | 取組内容 |
|---|---|
| 令和7(2025)年7月~9月 |
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| 令和7(2025)年9月下旬~11月上旬 |
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| 令和7(2025)年11月中旬~12月 |
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| 令和8(2026)年2月~4月 |
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| 令和8(2026)年9月 |
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| 時期 | 取組内容 |
|---|---|
| 令和7(2025)年9月下旬~11月上旬 |
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| 令和8(2026)年2月~4月 |
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| 令和8(2026)年4月~6月 |
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| 令和8(2026)年7月~8月 |
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| 令和8(2026)年9月~10月 |
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| 令和8(2026)年11月 |
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| 令和8(2026)年12月 |
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文教厚生常任委員会
調査研究テーマ
- 子育て支援の充実
- 学力向上のための教育環境の充実
テーマの選定理由
子育て支援の充実
柏崎市は、第五次総合計画後期基本計画の重点項目の一つとして「子育て環境の充実」に力を入れてきたものの、出生数は年々減少し少子化が予想以上に進んでいる現状がある。また、社会の変化が激しい中においては、保護者からのニーズも複雑化・多様化しており、妊娠期から、出産、産後、子育て期と切れ目のないニーズに応じた支援が重要と考える。そのためには、(1)ニーズに応じた切れ目のない相談支援体制の強化、(2)社会全体で支える子育て環境の充実、(3)親子の心と体の成長・発達段階に応じた支援が必要と考える。
以上を踏まえ、「柏崎で安心して子どもを生み育てたい」と思えるような子育て支援について調査研究を行うこととした。
学力向上のための教育環境の充実
柏崎市教育委員会においては、「学力向上」に力を入れ取り組んできている。しかし、学力とは、数字に表れるものが全てではなく、目に見えない数字では表れてこない力も含まれると考える。少子化の現代においては、子どものために、より良い学習環境を求めて移住を選択する家庭もいる。教育環境の充実に力を入れることは、子育て世代から選ばれるまち、地域社会の問題解決へもつながる重要な施策であると考える。
また、小・中学校においては、一人1台の学習用タブレット端末機が導入され5年が経ち、ICTを活用したさらなる学力向上が求められている。
以上を踏まえ、学力向上のための教育環境の充実について、調査研究を行うこととした。
ロードマップ
| 時期 | 取組内容 |
|---|---|
| 令和7(2025)年7月~8月 |
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| 令和7(2025)年9月 |
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| 令和7(2025)年10月~11月 |
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| 令和7(2025)年12月 |
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| 令和8(2026)年1月~2月 |
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| 令和8(2026)年3月 |
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| 令和8(2026)年4月~6月 |
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| 令和8(2026)年7月~8月 |
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| 令和8(2026)年9月~10月 |
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| 令和8(2026)年11月~12月 |
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産業建設常任委員会
調査研究テーマ
- 人口減少・少子高齢化の下での中心市街地活性化
テーマの選定理由
中心市街地の活性化の取り組みについては、第五次総合計画後期基本計画5-1-1-(1)で提示されている。計画では、現況と課題は、「柏崎駅前などの中心市街地は、人口減少や居住機能が郊外へ拡散したことにより、人口の低密度化が進んでいます。このような状況でも、暮らしやすく、将来にわたり持続可能でコンパクトな都市を目指し、中心市街地の魅力向上や都市機能の誘導を図ることが必要です。」となっている。また、活性化の方向性は、「持続可能な都市を目指す「柏崎市立地適正化計画」に基づいて、中心市街地に都市機能などを緩やかに誘導することにより、コンパクトで住みやすいまちづくりを推進します。旧庁舎跡地は、人が集まり新たな活動・交流を生む柏崎の中心拠点を目指します。また、市役所新庁舎に隣接している市所有の駅前5街区は、市役所の移転による人の流れや周辺環境などの状況を把握しながら、利活用方法の検討を進め、駅前から本町周辺の中心市街地のにぎわい創出を目指します。」となっている。
現実に商業施設の撤退はあったが、現在、柏崎駅周辺では大規模ビルの建設が進み、旧庁舎跡地では(仮称)柏崎セントラルガーデン構想が進んでおり、中心市街地活性化につながることを期待したい。こうした流れを止めることなく、活性化に必要な要素を調査・検証する必要があると捉え、「人口減少・少子高齢化の下での中心市街地活性化」をテーマに設定した。
提言の論点は以下4点とし、調査研究を行う。
- 現状の中心市街地活性化事業の有効性は
- 提言は若者・女性に響くのか
- 提言は年代を問わず市民の誇りと愛着の醸成につながるか
- 提言は柏崎市の経済に貢献するか
ロードマップ
| 時期 | 取組内容 |
|---|---|
| 令和7(2025)年7月~9月 |
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| 令和7(2025)年10月~12月 |
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| 令和8(2026)年1月~3月 |
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| 令和8(2026)年4月~6月 |
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| 令和8(2026)年8月~9月 |
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| 令和8(2026)年10月~11月 |
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| 令和8(2026)年12月 |
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この記事に関するお問い合わせ先
議会事務局
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館2階
電話:0257-21-2340/ファクス:0257-22-8725
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更新日:2025年11月20日