日朝平壌宣言から20年の節目に際し柏崎市長のコメントをお知らせします(令和4(2022)年9月16日報道発表)
市長のコメント
日朝平壌宣言から20年という節目の年、帰国、柏崎に戻られて20年という年月は蓮池薫さん、祐木子さんにとって、ご家族にとってどのようなものであったか、私などが想像することはできない。
平成14(2002)年10月17日午後、市役所駐車場にバスが着き、そこから降りてこられたスラリとした蓮池さんとがっちりとした当市職員がひしと抱き合う光景が未だ鮮明に私の目に焼き付いている。中学校時代、共に野球部で白球を追いかけた仲間とのことであった。
20年という年月も重いが、さらに私たちが忘れてはいけないのは、蓮池さんらが拉致されてからの年月、44年、45年という年月である。蓮池さんご夫妻は24年間北朝鮮で過ごさざるを得なかった。
柏崎市は佐渡市、福井県小浜市と共に今後も拉致問題の全面解決、全員の帰国を目指し、国、県と協力し、またアメリカ合衆国などの力もお借りしながら一地方自治体ではあるが、全力を尽くすことを改めて誓う。市内各学校を始めとして、自らのご経験を若い世代に伝えながら、拉致という人権問題解決のためご努力をされる蓮池薫さんはじめご家族の皆さんを今後も柏崎市は支えていくことを誓う。
令和4(2022)年9月16日
柏崎市長 櫻 井 雅 浩
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更新日:2022年09月17日