日中国交正常化50周年にあたって柏崎市長のコメントをお知らせします（令和4(2022)年9月28日報道発表）

市長のコメント

田中角榮日本国元首相柏崎市西山町出身、周恩来中華人民共和国元首相淮安市出身。

50年前の田中首相と周首相のご決断にはそれぞれ個人的な、そして国家的なご覚悟があったと拝察している。

今から5年前、平成29（2017）年10月、中国江蘇省淮安市からお招きをいただき、周恩来元首相生誕120年の式典に出席した。そこでの挨拶を再掲する。

「日本と中国には長い歴史があります。その間、争い、認識の違い、課題、問題もありました。現在もあります。しかし、日本は未だ貴国の文字、漢字を使っております。漢字をもとにカタカナを使い、ひらがなを使っております。共有点、共通点を大切なものとし、お互いの知恵で課題、問題を克服してまいりましょう」

今、令和4年、2022年の国際情勢、日中間の関係を鑑みるとき、田中角榮元首相の出身地市長として日本国政府、中華人民共和国政府にお願いしたい。例えどんなに小さな「共有点、共通点」であろうとも大切なものとするという強い意志のもと率直な意見交換を尽くしていただき、知恵を働かせ、両国の平和、繁栄に結び付けていただきたいと心より願う。

令和4（2022）年9月28日

柏崎市長櫻井雅浩

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