東中学校区地域懇談会を7月28日に開催しました

田尻地区、北鯖石地区の皆さんが、田尻コミュニティセンターで地域からのテーマや自由懇談など、さまざま意見や要望を市長と語り合いました。

マイクを持ち住民と意見交換を行う市長
市長に質問をする住民

日時

令和4(2022)年7月28日(木曜日)午後6時30分~8時

場所

田尻コミュニティセンター

参加者数

40人

市の出席者

市長、総務課(課長、係長、主査)

懇談概要

  • 市長の地域に関する施策の説明
  • 地域からのテーマ
    • 町内会館(集会所)の改築、改修費用の補助金の増額について
    • 市道柏崎9-46号線道路改良の早期事業着手と地下道の照明設備等の安全対策について
    • 平井地区小学生の冬季間バス通学について
    • 佐藤池運動広場のサッカー場の整備について
    • 市長にお礼(主要地方道鯨波・宮川線風除けの設置)
    • 天保橋の強度・耐久性について
    • 耕作放棄した畑の活用について
    • 市道10-9号線、10-52号線道路幅の確保と歩道の設置について
  • 自由懇談

市長の地域に関する施策の説明(市長)

「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会を開催したこと」「新型コロナウイルス感染症の状況」「株式会社リケンと日本ピストンリング株式会社との経営統合」「JR東日本が発表した不採算路線に対する公共的役割」「東中学校区の市の事業」「株式会社INPEXの水素発電事業」等について説明しました。

地域からのテーマ

事前に提出されたテーマについて、市長が回答し、その後質疑を行いました。

説明者とは「地域からのテーマ」の趣旨を説明した方です。

町内会館(集会所)の改築、改修費用の補助金の増額について

説明者:町内会館(集会所)の建て替えのための市の補助金は、建て替え費用1,000万円に対して4割の400万円が限度になっています。対象費用を最高2,000万円とし、800万円まで補助額を増額できないでしょうか。

市長:資材が非常に高騰しておりますので、どこまで上がり続けるのか見据えながら、今の制度のままでよいのか検討させていただきます。

市道柏崎9-46号線道路改良の早期事業着手と地下道の照明設備等の安全対策について

説明者:JR茨目駅まで町内会の南北を結ぶ重要な路線として多くの住民が利用しています。現状は、道路幅員も狭く、車両のすれ違いも困難な状況です。小中学生の通学道路でもあり、車両通行時は危険な状況なため、道路改良の早期着手をお願いします。また、地下道は照明が暗く、道路側溝も老朽化により歩行が危険な状況です。不審者等の防犯対策から防犯カメラの設置、街路灯のLED照明化及び道路側溝の修繕等の改善をお願いします。

市長:市道の改良整備は、関係者全員のご協力を得ながら行っています。現地調査等を行った結果、現段階では全線を改良整備することができないため、事業化は難しいと判断しています。関係者全員のご協力が得られる状況になったら、改めてお話をいただきたいと思います。

地下道の照明については、通学路の安全対策として照度不足を解消するため、できるだけ早くLED化します。また、道路側溝は、応急的な補修を実施しました。防犯カメラの設置については、令和元(2020)年度に通学路の必要な箇所に設置しています。現在、設置している台数以上に新規設置する予定はありません。

平井地区小学生の冬季間バス通学について

説明者:平井町内の小学生数は、現在10~15人ほどですが、冬場の徒歩通学は危険なため、スクールバスの始発点を冬期間のみ今熊町内から平井町内に変更していただけないでしょうか。

市長:通学バスは、小学校は通学距離が片道2.5キロメートル以上の地区、中学校は片道4.5キロメートル以上の地区の児童生徒を対象に運行しています。ただし、登下校時に民家等のない道を1人で長時間移動する必要があるなど、教育委員会が安全確保などの観点から適当と認める場合は、例外的に通学バスへの乗車を可能とし、今年度は2人の児童がこの制度を利用しています。また、中学校では、通学バスの利用対象距離を4.5キロメートル以上としていますが、11月から3月までの5か月間は3.5キロメートル以上に緩和し、冬期間の通学支援を行っています。

ご要望をいただいた冬期間の始発地点の変更については、道路の交通量、冬期間の気象状況や除雪状況などは十分承知していますが、条件がほとんど同じ他の小学校もあります。運行経路上であっても乗車基準を満たしていない地域については、地域間の公平性を保つため、通学バスへの乗車を認めていません。これらのことから、ご要望の実現は難しいと考えます。

佐藤池運動広場のサッカー場の整備について

説明者:佐藤池運動広場のサッカー場は、雨が降るとぬかるみ、乾燥していると強風で砂ぼこりが舞い、通行障害が生じてしまう状況です。芝生にして、雨が降っても子どもたちが遊べ、強風で砂ぼこりが舞うことがないようにしていただけないでしょうか。

また、親御さんが子どもの試合の応援によく来ていますが、応援席がないため、近くで応援できるようなベンチ等を配置していただけないでしょうか。

市長:芝を張るという予定はありません。刈羽村がサッカーコートを持っており、柏崎市でも海の方に人工芝のサッカー場としても使える少年広場を持っていますので、ご利用いただきたいと思います。砂ぼこりについては、今後、転圧や水まき等も含め、なるべく強風でも飛ばないような対応を考えさせていただきます。

サッカー場の利用者の数は、6千人から4千人、3千人、千人台と少なくなっており、今のところ、サッカー場に観客席を設けるということは予定していません。

市長にお礼(主要地方道鯨波・宮川線風除けの設置)

説明者:令和元(2019)年度の地域懇談会で提案した主要地方道鯨波・宮川線の風除について、県の担当者から測量が終わり、地盤調査に入るとの話がありました。ありがとうございました。

市長:昨年度の地域懇談会では、冬期間の気象観測調査の結果により、今後の方針を決定するとお答えしました。調査の結果により事業化が決定し、今年度から測量設計及び地質調査を実施する計画となっています。

現在、平井地内から工事を順次進めております、ご要望区間の施工時期等は、県と協議をお願いしたいと思います。

天保橋の強度・耐久性について

説明者:最近は、線状降水帯がいたるところで発生し、大雨の被害が多くなっていることから、天保橋の強度・耐久性がどの程度なのか、大雨の場合は大丈夫なのかなどについてお聞きしたいと思います。

市長:天保橋の管理者である県に確認したところ、令和元(2019)年に調査を実施しており、その結果から流下能力が確保されていることを確認しました。

市としては、鯖石川の流下能力を確保するため、天保橋周辺の河川敷に繁茂している樹木の撤去について、県に要望してまいります。

耕作放棄した畑の活用について

説明者:中田でも耕作放棄した畑が多くなっており、雑草がはびこり、苦情がきているのが現状です。畑を耕し、野菜を作ってくれる方を見つけるために、広告を出したいと思います。広告料や耕運などを行う方への補助金などの支援を検討していただけないでしょうか。

市長:畑を有効活用につなげるための広告料や耕運作業の経費補助については、残念ながら行っていません。北鯖石地区で使ってもらいたい畑があるということをどこかの機会で他の地域の方々に私からお伝えしたいと思います。

市道10-9号線、10-52号線道路幅の確保と歩道の設置について

説明者:関野橋から上藤井の町内に向かっての崖の補修と道路幅の拡張を検討していただけないでしょうか。また、10-52号線の上藤井に入ったところの道路幅を広げ、通学路として整備をしていただけないでしょうか。

市長:全部を同じように歩道整備をするということはできませんが、道路拡幅や歩道整備については、家屋連担している箇所もあるので、部分的な整備も含めて、町内会及び学校と協議させていただきたいと思います。

自由懇談

「道路維持行政に対するお礼」「平井地区の水素発電、町内会館の改築、太陽光発電」「小型除雪機の補助金」「中学校の統合」「コミセンの防災倉庫及び空気清浄機」について懇談しました。

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更新日:2022年12月05日