保育園の途中入園について(市長への手紙、令和元(2019)年11月公開)
手紙と回答の概要
お寄せいただいた内容の概要
私には年少の子と〇月に産まれた子がいます。
職場復帰したいと思い途中入園を希望していますが、柏崎市内の保育園、認定こども園、どこも未満児はいっぱいで入園を断られている状況です。
柏崎市長は、どのようにこれからの柏崎市の人口増員や子育て世代へのアプローチをお考えですか?
保育園に入れない、住みづらいのであれば柏崎市には未来はないかと思います。
雨や雪が多いこの地域で、子どもを遊ばせることのできる数少ない場です!!
新潟市内でも他の市を見てください。
なにか1つでも子どもの目線で誇れるものを作ってください!!
⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。
回答の概要
保育園における0歳児から2歳児の入園希望は年度途中からが多く、近年は年度当初からの入園希望と共に増加傾向にあります。
公立保育園では、年度途中でも一人でも多くのお子さんが受け入れられるよう、非常勤保育士などを常時募集し、職員の確保に努めていますが応募者が極めて少なく、対応に苦慮しています。
ご不便をおかけし大変恐縮ですが、当市の保育事業を取り巻く状況をご理解いただきたいと思います。
また、元気館に開設されている「ジャングルキッズ」でも、お子さんと一緒に遊びながら子育ての不安やお子さんの成長に対する不安などを専属の保育士や保健師などに相談することができます。
元気館には子育て期のお母さん達が気軽に自由に集まれるスペースもあり、遠出ができない、天候が悪くて外・地域の公園で遊べないなどの時はもちろん、日頃の遊び場としても親子でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。
⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
手紙と回答の全文
お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。
お寄せいただいた内容の全文
私には年少の子と〇月に産まれた子がいます。
今は、育児休暇中です。
しかし、家庭の経済状況もあり、職場復帰したいと思い途中入園を希望しています。
ところが、柏崎市内の保育園、認定こども園、どこも未満児はいっぱいで入園を断られている状況です。
市役所職員からも途中入園は、運ですと言われました。
自分で何度も、保育園に空きがないか電話しろと。なんですか?
なんのための保育科ですか?
そして、柏崎市内の保育園、認定こども園に全部電話しました。
そこでも、こればっかしは、運なんですよ。
他のお母さん方からも連絡を頂いているんですが、空きがなくてと言われました。
本来の復帰時期である時期の1月も途中入園になるため、希望は持てない状況です。
上の子が、通っている保育園の中でさえ、保育園の空きがなく職場復帰できず、育休を延長するしかないのかなと困っているお母さんが、私を含め4人います。
ましてや、私の職場にも途中入園できず、正社員からパートにまでなって職場復帰した方もいました。
今のご時世、昔とは違い私どもの親もまだ若いため、自分たちの生活のため働いています。
なので、昔のように親に見てもらうことも難しいです。
これでいいのでしょうか?
柏崎市の人口は、年々若者は減りつづけています。
それは、住みづらいからです。
子どもたちが遊べる場所は少ない。
病児保育の数も足りていない。
お母さんたちのコミュニティーがない。
そして、柏崎市は田舎なので、まだまだ他と比べるとお母さんたちの地位は低いです。
途中入園できず職場復帰は、あやふや。
職場の上司からは、冷たい目で見られます。
安倍内閣は、女性の活躍促進と言いますが、柏崎市は、いったいなんなのでしょうか?
お年寄りだけの社会?
話が、それますがフォンジェの経営問題が上がっていますが、キッズマジックをなくさないでください。
雨や雪が多いこの地域で、子どもを遊ばせることのできる数少ない場です!!
新潟市内でも他の市を見てください。
なにか1つでも子どもの目線で誇れるものを作ってください!!
柏崎市長は、どのようにこれからの柏崎市の人口増員や子育て世代へのアプローチをお考えですか?
保育園に入れない、住みづらいのであれば柏崎市には未来はないかと思います。
今年だけ出産数が多いから、しょうがないと考えずに、私たちお母さんたちが働ける環境を作ってください。
回答の全文
お手紙拝見しました。
このたび〇〇様から保育園の途中入園についてご意見をいただきました。
まず、当市における保育園などの途中入園については、園の空き状況に日々変化があることから、入園を希望される方に最新情報が提供できる保育園を申込先としています。
柏崎市内には公立保育園が16園あるほか、私立保育園が12園、私立認定こども園が4園あり、私立を含めた途中入園を一括管理することは困難であり、市民の皆さんへの公平中立なサービスの提供を行うためには、現行の受け付け方法にせざるを得ないと考えています。
一方、保育園における0歳児から2歳児の入園希望は年度途中からが多く、近年は年度当初からの入園希望と共に増加傾向にあります。
また、本市における保育士の配置基準は5歳児が30人に対して保育士1人(30対1)なのに対し、0歳児および1歳児が3人に対して保育士1人、2歳児が6人に対して保育士1人、3歳児が15人に対して保育士1人となっており、0歳児から2歳児の入園希望増加に伴う職員不足による途中入園の一時見送りが公立・私立を問わず多くの園で発生しています。
公立保育園では、年度途中でも一人でも多くのお子さんが受け入れられるよう、非常勤保育士などを常時募集し、職員の確保に努めていますが応募者が極めて少なく、対応に苦慮しています。
また、この状況は私立園においても同様となっています。
〇〇様には、ご不便をおかけし大変恐縮ですが、当市の保育事業を取り巻く状況をご理解いただきたいと思います。
なお、当市には子育て支援施設として保育園・認定こども園・幼稚園に併設する子育て支援室が20か所あります。
また、元気館に開設されている「ジャングルキッズ」でも、お子さんと一緒に遊びながら子育ての不安やお子さんの成長に対する不安などを専属の保育士や保健師などに相談することができます。
元気館には子育て期のお母さん達が気軽に自由に集まれるスペースもあり、遠出ができない、天候が悪くて外・地域の公園で遊べないなどの時はもちろん、日頃の遊び場としても親子でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。
この記事に関するお問い合わせ先
総合企画部 総務課 総務係
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更新日:2020年01月31日