柏崎市長廃炉計画了承見通しを読んで(市長への手紙、令和2(2020)年2月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

東電の言っていることは、単に一時のまやかしではないか。

再稼働するがための、第一、再稼働してから何号機を廃炉にするか決定する。

しかも数年後に即廃炉にするというのならまだしも、市長、東電に対しての回答は、自分一人の考えで決めたのですか?

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

令和元(2019)年8月に東京電力から「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働および廃炉に関する基本的な考え方」が提出されました。

私にとってはベストではないですが、1基以上は廃炉に進むと理解しています。

また、東京電力に対しては、市民の皆さんはもちろん、県内・県外の方々から寄せられたご意見や市議会議員、県内他市町村の首長の方々からのご意見やご助言も踏まえ、私自身の考えを整理し、評価を伝えました。

廃炉計画が再稼働の条件の全てではありません。

再稼働に当たっては、まずは事業者が新規制基準適合性審査に合格し、安全性を確保することが大前提となります。

また、国に対しても、避難計画の実効性を高めるために道路の整備などの対策を要望しているところです。

東京電力にはこれからも引き続き安全性の追求を求めてまいりますし、国には原子力規制委員会による厳正な審査と、万が一の事故に備えた避難計画の実効性を高めるための措置や支援を求めてまいります。

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

東電の言っていることは、単に一時のまやかしではないか。

再稼働するがための、第一、再稼働してから何号機を廃炉にするか決定する。

しかも数年後に即廃炉にするというのならまだしも、市長、東電に対しての回答は、自分一人の考えで決めたのですか?

としたら、もし福島県のような大事故が発生したら、どう責任を取るつもりですか。
責任を取れますか?

よく考えてください。

米どころ新潟、四季にわたっての移ろい。

これも皆、廃墟化してしまうのですよ。

どうです責任を取れますか?

回答の全文

お手紙拝見しました。

このたび〇〇様から柏崎刈羽原子力発電所についてご意見をいただきました。

私は、東京電力ホールディングス株式会社に対して、平成29(2017)年6月に柏崎刈羽原子力発電所1から5号機の廃炉計画の策定を2年以内に示すよう要請しました。

要請を受け、令和元(2019)年8月に東京電力から「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働および廃炉に関する基本的な考え方」が提出されました。

私にとってはベストではないですが、1基以上は廃炉に進むと理解しています。

また、東京電力に対しては、市民の皆さんはもちろん、県内・県外の方々から寄せられたご意見や市議会議員、県内他市町村の首長の方々からのご意見やご助言も踏まえ、私自身の考えを整理し、評価を伝えました。

廃炉計画が再稼働の条件の全てではありません。

再稼働に当たっては、まずは事業者が新規制基準適合性審査に合格し、安全性を確保することが大前提となります。

また、国に対しても、避難計画の実効性を高めるために道路の整備などの対策を要望しているところです。

東京電力にはこれからも引き続き安全性の追求を求めてまいりますし、国には原子力規制委員会による厳正な審査と、万が一の事故に備えた避難計画の実効性を高めるための措置や支援を求めてまいります。

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更新日:2020年02月10日