市展ウェブ展開幕について(市長への手紙、令和2(2020)年8月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

書や画、工芸等は、実物体を見ないことには、その作品の真価が見極められない。

ウェブ展なるものに何の価値も無い。

このようなことをするよりも、特例で出品者だけでも見学、鑑賞できる状態を作るべきである。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

ご意見にありますように、実際に展示した美術作品を間近で直接観覧していただくことが展覧会の醍醐味であります。
しかしながら、今年は新型コロナウイルス感染症の収束がいまだ見通せない中、一時は中止も検討しましたが、歴史ある市展への出品を目標として作品作りに励まれる皆さまのご期待に何とか応えたいとの思いから、このような形での開催とさせていただいた次第です。

今年度は、実際に美術作品の展示は行いませんが、ウェブ上に展示場を開設することで、24時間いつでもどこでもパソコンやスマートフォンなどで美術作品を鑑賞できるようになります。

また、来年度以降、通常の展示、鑑賞に戻っても、ウェブ展は継続しますので、今後は過去の作品も、見たいときにいつでもどこでも見ることができるようになります。

なお、ご意見にありますように、実際に見学、鑑賞できる場も確かに大切であると考えますので、市展賞などの入賞作品につきましては、後日、実際に展示することを計画しております。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

私の視点から申し上げる。

書や画、工芸等は、実物体を見ないことには、その作品の真価が見極められない。

作者は、多数の作者の作品を目で見て、肌で感じ、血とし肉とし、今日よりも明日、今年よりも来年と向かって奮励努力し、意欲を燃やし作品作りに発起するものです。

ウェブ展なるものに何の価値も無い。

このようなことをするよりも、特例で出品者だけでも見学、鑑賞できる状態を作るべきである。

特例を作らない限り、来年から出品者が少なくなると思う。
何故なら、出品者は、年配者が大部分だから。

回答の全文

ご承知のとおり、柏崎市美術展覧会は今年で第63回目の開催となり、新潟県内では県展に次ぐ歴史ある美術展覧会であります。
また、日本画、洋画、彫刻・工芸、書道、写真の5部門に、例年約350点の美術作品が出品され、会期中に3,000人を超える市民の皆さまが会場を訪れる本市最大の美術の祭典であります。

ご意見にありますように、実際に展示した美術作品を間近で直接観覧していただくことが展覧会の醍醐味であります。
しかしながら、今年は新型コロナウイルス感染症の収束がいまだ見通せない中、一時は中止も検討しましたが、歴史ある市展への出品を目標として作品作りに励まれる皆さまのご期待に何とか応えたいとの思いから、このような形での開催とさせていただいた次第です。

今年度は、実際に美術作品の展示は行いませんが、ウェブ上に展示場を開設することで、24時間いつでもどこでもパソコンやスマートフォンなどで美術作品を鑑賞できるようになります。

出品いただいた皆さまから見学、鑑賞いただくことは叶いませんが、できるだけ臨場感を感じていただけるようにウェブ展の準備を進めてまいります。

また、来年度以降、通常の展示、鑑賞に戻っても、ウェブ展は継続しますので、今後は過去の作品も、見たいときにいつでもどこでも見ることができるようになります。

このように、将来的にも作品をデータで残せる利便性もあり、出品者の皆さまからも必ずや喜んでいただけるものと考えておりますので、何とぞ、ご理解をいただきますようお願いいたします。

なお、ご意見にありますように、実際に見学、鑑賞できる場も確かに大切であると考えますので、市展賞などの入賞作品につきましては、後日、実際に展示することを計画しております。
会期と会場が決定しましたら、改めて市民の皆様にご案内いたします。

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 総務課 総務係

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更新日:2020年08月19日