官民学のバス運行についてと高齢者対策（市長への手紙、平成30年10月公開）

バスロケーションシステムを、柏崎市中心部の運用できるように、活用させてください。

また、高齢者対策では、ライトバンや道路の狭い道路は、軽自動車を活用させて、買い物弱者や病院の送迎用などの公共交通の在り方も検討させてください。

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

長岡市内で導入しているシステムを柏崎地域内で導入するには、利用者ニーズを踏まえ、慎重に検討する必要があると考えています。

BRTシステムの導入は、2種類の市街地循環バスそれらと重複することとなります。

また、環境整備など多大な財政負担が生じることから、こちらも慎重に検討する必要があると考えています。

バスの高齢者対策について、市街地循環バスで、高齢者割引制度を導入し利便性の向上を図っています。

市内の一部の地域では、バスよりも小回りが利く普通乗用車（タクシー車両）を用いたデマンド交通を実施しております。

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

新潟工科大学と越後交通と長岡市と長岡技術大学との共同開発事業で、バスロケーションシステムを、長岡市中心部と柏崎市中心部の運用できるように、活用させてください。

また、高齢者対策では、ライトバンや道路の狭い道路は、軽自動車を活用させて、買い物弱者や病院の送迎用などの公共交通の在り方も検討させてください。

お手紙拝見しました。

このたび〇〇様から、官民学連携によるバスロケーションシステムおよびBRTシステムの導入と、バスの高齢者対策について、ご意見をいただきました。

まず、バスロケーションシステムについてお答えします。

越後交通株式会社が、長岡市内で導入しているシステムを柏崎地域内で導入するには、すでに導入している長岡市内での利用状況を確認するとともに、利用者ニーズを踏まえ、慎重に検討する必要があると考えています。

次に、BRTシステムについてです。

本市では、2種類の市街地循環バスを運行しており、BRTシステムの導入は、それらと重複することとなります。

また、BRT運行に当たっては、環境整備など多大な財政負担が生じることから、こちらも慎重に検討する必要があると考えています。

一方、バスの高齢者対策について、本市では、昨年6月から市街地循環バスで、高齢者割引制度を導入し、高齢者の方々の利便性の向上を図っています。

今後は、対象路線の拡大について、運行事業者と検討を進めてまいります。

また、市内の一部の地域では、バスよりも小回りが利く普通乗用車（タクシー車両）を用いたデマンド交通を実施しており、対象地域拡大の可能性について、研究してまいります。

高齢者の方々が、不自由なく、買い物や通院をしていただくために、生活の足を確保していくことは、大きな課題です。

今後も、公共交通の利便性を向上させるために、実現可能な取組から随時、実施してまいりたいと考えています。