屋外スピーカーによる時報について(市長への手紙、令和2(2020)年4月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

柏崎市にいたる所に設置されている屋外スピーカーの時報の音量が非常に大きく、ようやく寝付かせることができた子どもが、時報の度に、毎回泣きながら覚醒してしまい、その都度また1、2時間かけて寝付かせなければならず、非常に困っております。

もしどうしても時報が必要なご家庭があるのなら、屋外スピーカーで大音量を流すのではなく、各家庭でラジオの音量を必要な大きさにしていただくだけでよいのではないでしょうか。

たくさんのご要望に当たられておりご多用とは存じますが、ぜひとも、屋外スピーカー放送のあり方について、今一度ご検討賜りたく存じます。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

現在、幼いお子様の育児中とのことで、日々の子育てに奮闘されていることと思います。

さて、防災行政無線ですが、災害などの時に命を守る行動などを市民の方々に伝達するとても重要な設備です。

ご指摘の時報は、時刻をお知らせするだけではなく、防災行政無線の機器点検も兼ねるといった重要な役割を担っています。

現在、アナログの防災行政無線から、FM電波を利用した防災情報通信システムに、順次切り替えを行っています。

切り替えが終了する令和3(2021)年度末までに、時報の回数について総合的に検討し、判断してまいります。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。
 

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

失礼いたします。

〇〇年から、この柏崎市に転居してきたものです。

我が家では、現在、〇歳児を育児しております。

ご存知の通り、育児では、子どもを寝付かせることが大変困難であり、通常でも、子どもを眠らせてあげるために、夫婦共々、日々慢性的な睡眠不足となっております。

しかし、柏崎市にいたる所に設置されている屋外スピーカーの時報の音量が非常に大きく、ようやく寝付かせることができた子どもが、時報の度に、毎回泣きながら覚醒してしまい、その都度また1、2時間かけて寝付かせなければならず、非常に困っております。

これまで、新潟県内各所に居住したことがありますが、このような放送があるのは、柏崎市と刈羽村だけでした。

原発の関係で避難指示用の無線の必要性は理解しますし、防災無線や大切なお知らせなどは、まだ理解できるのですが、この令和の時代に、朝昼晩の時報を大音量で町中に流す必要性はございますでしょうか。

しかも、昨年は、各家庭に無線用のラジオも配られております。

もしどうしても時報が必要なご家庭があるのなら、屋外スピーカーで大音量を流すのではなく、各家庭でラジオの音量を必要な大きさにしていただくだけでよいのではないでしょうか。

たくさんの方のご要望もあってのことかもしれませんが、このような大音量で毎日放送がある街では、安心して子育てをすることができませんし、長く定住することもできません。

同世代の子育て世代中の方々ともよく話題になるのですが、子育て世代にとっては、この時報があるだけで、柏崎市は非常に生活しにくい町だと話し合っております。

日々、非常にストレスがたまり、睡眠不足で疲弊しております。

たくさんのご要望に当たられておりご多用とは存じますが、ぜひとも、屋外スピーカー放送のあり方について、今一度ご検討賜りたく存じます。

失礼しました。

回答の全文

お手紙拝見しました。

このたび防災行政無線の屋外スピーカーによる時報についてご意見をいただきました。

現在、幼いお子様の育児中とのことで、日々の子育てに奮闘されていることと思います。

さて、防災行政無線ですが、災害などの時に命を守る行動などを市民の方々に伝達するとても重要な設備です。

ご指摘の時報は、時刻をお知らせするだけではなく、防災行政無線の機器点検も兼ねるといった重要な役割を担っています。

現在、アナログの防災行政無線から、FM電波を利用した防災情報通信システムに、順次切り替えを行っています。

切り替えが終了する令和3(2021)年度末までに、時報の回数について総合的に検討し、判断してまいります。

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更新日:2020年04月16日