リハビリ施設の閉所について(市長への手紙、令和2(2020)年8月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

私は単なる老化と違い、半身マヒの身障者です。

今までの施設では、集団、マシンでのリハビリで健手・健足を動かすだけで、肝心の患手・患足は動かさないままでした。理学療法士が私個人の状態を診て個別のメニューを作り、対応してくれる施設に巡り会えて、やっと本当のリハビリが出来るととてもありがたく喜んでいました。

それなのに閉所となっては、ハンディ持ちの弱者の行き場が無くなってしまいます。
病院ではリハビリをやってくれないし、少しでも家から出て社会の一員として生きたい思いの仲間がたくさんいます。
この施設がずっと続いて私達のめんどうを見てくれるようお願いします。

 

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

このたび、事業継続についてのご要望をいただいた施設につきましては、利用されている方への影響を考え、事業の継続を要請したところですが、非採算事業を廃止するという事業者としての判断については、残念ながら受け入れざるを得ませんでした。

閉所に伴う他の事業所への引き継ぎについては、ご利用者に不便が生じないよう対応することを事業者に確認しておりますので、ご安心いただきたいと思います。

今後も適切なリハビリテーションが受けられますよう、施設から紹介される事業所や、担当の介護支援専門員の方とご相談を進めていただきたいと思います。

 

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

私は単なる老化と違い、半身マヒの身障者です。
今までの施設では、集団、マシンでのリハビリで健手・健足を動かすだけで、肝心の患手・患足は動かさないままでした。
理学療法士が私個人の状態を診て個別のメニューを作り、対応してくれる施設に巡り会えて、やっと本当のリハビリが出来るととてもありがたく喜んでいました。
それなのに閉所となっては、ハンディ持ちの弱者の行き場が無くなってしまいます。

市ではコツコツ体操に力を入れてるようで、予防が大切とはわかりますが、会場まで自力で行けなかったり、階段を上れなかったり、両手両足を使った運動ができない者の事も考えて欲しいです。
自分勝手な不摂生で身障になった訳ではありません。

病院ではリハビリをやってくれないし、少しでも家から出て社会の一員として生きたい思いの仲間がたくさんいます。

集団準備体操の後はマッサージ機に座り、おしゃべりまかせの他の施設と一律にみてもらっては困ります。
本当に困るのです。

それぞれの施設がやっている状態を細かく調べてみたら、この施設が特別な存在だとわかってもらえると思います。

この施設がずっと続いて私達のめんどうを見てくれるようお願いします。

回答の全文

このたび、事業継続についてのご要望をいただいた施設につきましては、運営する事業者から、採算性の理由により事業の継続が困難であるとの相談を担当課が受けております。

市としましては、利用されている方への影響を考え、事業の継続を要請したところですが、非採算事業を廃止するという事業者としての判断については、残念ながら受け入れざるを得ませんでした。

閉所に伴う他の事業所への引き継ぎについては、ご利用者に不便が生じないよう対応することを事業者に確認しておりますので、ご安心いただきたいと思います。

なお、事業に対する報酬やサービス提供に関する各種の基準等は、国の要綱等に従い市が規定しておりますが、特定の事業所に対して、経営上の支援を行うことは適切でないと考えております。

市内には、この施設と同じように、利用者ごとの運動器機能向上計画に基づいたサービスを提供している事業所が他にもございます。

今後も適切なリハビリテーションが受けられますよう、施設から紹介される事業所や、担当の介護支援専門員の方とご相談を進めていただきたいと思います。

ご不便をおかけしますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

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更新日:2020年08月18日