緊急時の市道の除雪について（市長への手紙、令和3（2021）年2月公開）

私は、実家を相続して、現状空き家ですが、精一杯の維持管理をしています。

実家は、なんせ家が古いので、今回のような大雪が降ると、屋根の雪下ろしをしないと倒壊してしまいます。

今回も実家の雪下ろしに行きたいのですが、自宅前の市道が幹線に抜けるまで除雪ができていなくて車が出せません。

自分で屋根の雪下ろしをしないで家が倒壊するのは自分の責任ですが、道路の除雪をやってもらえなくて雪下ろしができない状態で家が倒壊した場合には、市で補償していただきたく思っています。

市長のご回答をお願いいたします。

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

このたびの降雪は記録的な大雪となり、除雪が追い付いていかない状況でした。
ご自宅前の市道につきましては、翌日までに除雪を行い、車の通行が可能になったと除雪業者からお聞きしましたが、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

防災行政無線でお知らせしましたように、今回のような大雪の場合は、除雪に日数がかかる道路がありますことをご理解いただきますようお願いします。

なお、ご実家が倒壊した場合の補償につきましては、お気持ちは十分お察しいたしますが、不可抗力と言えるような今回の大雪で交通不能となったことによる損害は、市で負担することはできかねますので、悪しからずご了承いただきたいと思います。

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

市長の、市民を守るための日々の献身的な業務の取り組みに感謝しています。

今回の連日降り積もる雪の除雪についてです。

私は、実家を相続して、現状空き家ですが、近所の方々に迷惑を掛けないよう、精一杯の維持管理をしています。

実家は、なんせ家が古いので、今回のような大雪が降ると、屋根の雪下ろしをしないと倒壊してしまいます。

今回も実家の雪下ろしに行きたいのですが、自宅前の市道が幹線に抜けるまで除雪ができていなくて車が出せません。

市役所の道路維持課の方には、朝から夜まで4回の電話をして、実家の屋根の雪下ろしをしないと家が倒壊するので早く除雪してほしい旨を再三再四お願いしました。

道路維持課の担当の方は、除雪している企業が今、他を除雪しているのでお待ちくださいと言われ、その後何の対応もありません。

今朝も2回電話していますが、道路維持課の担当の方からは、同様の回答のみです。

自分で屋根の雪下ろしをしないで家が倒壊するのは自分の責任ですが、やりたくてもできない現状、道路の除雪をやってもらえなくて雪下ろしができない場合で、家が倒壊したときの責任の所在はどうなるのでしょうか？

今日は、午後から雨の予報で、さらに危険な状況となっています。

私は、このままの状態で家が倒壊した場合には、市で補償していただきたく思っています。

市長のご回答をお願いいたします。

このたびの降雪は記録的な大雪となり、除雪が追い付いていかない状況でした。
ご自宅前の市道につきましては、翌日までに除雪を行い、車の通行が可能になったと除雪業者からお聞きしましたが、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

防災行政無線でお知らせしましたように、除雪の方法としては、2車線の道路など幹線道路の通行をまず確保し、その後生活道路の除雪を行う手順となっておりますことから、今回のような大雪の場合は、除雪に日数がかかる道路がありますことをご理解いただきますようお願いします。

なお、ご実家が倒壊した場合の補償につきましては、お気持ちは十分お察しいたしますが、不可抗力と言えるような今回の大雪で交通不能となったことによる損害は、市で負担することはできかねますので、悪しからずご了承いただきたいと思います。

今回のような大雪に際しましては、行政のみならず、町内会や市民の皆さまからも一丸となった対応をお願いせざるを得ないと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。