飯塚邸の運営について(市長への手紙、令和元(2019)年10月公開)

手紙と回答の概要

お寄せいただいた内容の概要

来年度からの飯塚邸運営についてです。

市の音楽協や小中学校音楽連盟など、関係機関と連携して、別途入場料をいただくなどして、何とか実現できないものかと思っているところです。

文化財としての飯塚邸の存在と、観光施設としての飯塚邸の活用をどのような比重で考えていくのか。

以前の資料で「柏崎市の迎賓館」と銘打ったものがありましたが、将来的にはそのようになれば最高ではないでしょうか。

⇒手紙の全文は以下の「お寄せいただいた内容の全文」をご覧ください。

回答の概要

史跡・飯塚邸の管理運営は、平成18年度(2006年度)から市民サービスの向上と経費の削減を図り、施設の設置目的を効果的かつ効率的に達成するため指定管理者制度を導入し、現在は、公益財団法人かしわざき振興財団が管理運営を行っています。

来年度以降の事業については、指定管理者による管理運営の在り方や、文化財としての史跡・飯塚邸の保存と活用のバランスを、施設の運営コスト、サービス内容、利用率なども考慮して「量」と「質」のマネジメントを行いながら、検討を進めてまいります。

⇒回答の全文は以下の「回答の全文」をご覧ください。

手紙と回答の全文

お寄せいただいた手紙の内容と市からの回答を、個人が特定されないように編集した上で掲載しています。

お寄せいただいた内容の全文

日頃より、市民のために滅私奉公の日々を大変感謝申し上げます。

4月末に、最上屋駐車場で突然声をかけさせていただきました、〇〇在住の〇〇と申します。

来年度からの飯塚邸運営について、失礼ながら立ち話をさせていただきました。

気さくに話を聞いてくださいまして、感謝申し上げます。

その折、後ほどまた話を聞いてくださるとのうれしいお言葉をいただきました。

時期遅しとなりましたが、別紙のような私案をお届けさせていただきます。

これを協議する以前に、運営方法としてどうするかが問題と思いますが、収支の見込みなどは当然分かりませんので勘違い文書になっておりましたら、ご容赦ください。

さて、つるし雛では来館者による収入は、徐々に目減りしているものの、飯塚邸年間来館料のほぼ全てかと思っています。

この収入に代わる行事は今後の最重要事項と思います。

反面管理費などの削減や開館時間の検討など、支出面の対策が必要との話ももれうかがっています。

精選した行事優先で行くのか、まずは、あるべき姿の収支の作成を優先するのか。

行事優先には、よほどの魅力がない限り難しいと思っています。

それを承知したうえで、別紙3-2.などは、市の音楽協や小中学校音楽連盟など、関係機関と連携して、別途入場料をいただくなどして、何とか実現できないものかと思っているところです。

文化財としての飯塚邸の存在と、観光施設としての飯塚邸の活用をどのような比重で考えていくのか。

柏崎シティセールスにも役立つのではないかと、来訪者の増に役立てたいと思います。

以前の資料で「柏崎市の迎賓館」と銘打ったものがありましたが、将来的にはそのようになれば最高ではないでしょうか。

甚だ、稚拙な提案と駄文ではありますが、参考になれば幸いと存じます。

夏本番となりますが、どうぞくれぐれもご自愛いただきまして、ご活躍くださいますようお願い申し上げます。

【別紙】史跡 飯塚邸 年間活用について(案)

  1. 柏崎茶道会との連携
    1.月釜の提案
    【現状】
    4,5月:つるし雛 裏千家、6月:定例茶会 江戸千家、10月:支部総会茶会 宗偏
    ⇒空いている月に、各流派の希望に沿って実施
  2. 柏崎文化協会との連携
    1.各団体発表の場として活用
    月例茶会と同時開催で、来館者の好感度アップをねらう
    発表団体
    絵画 書道 写真 ちぎり絵 音楽 舞踊民謡 俳句 植物
    入館料を団体割引適用
  3. 定期的な事業の実施
    1.箏演奏 ライトアップと同時開催
    2.和楽器を楽しむ会
    東京芸術大学和楽器専攻学生と市内小中学校児童生徒との合同演奏
    飯塚邸16代当主の、飯塚知寛氏がコーディネート可能
    里神楽演奏との共演
  4. その他
    1.広報活動の課題
    観光協会との連携を図りたい

回答の全文

お手紙拝見しました。

このたび〇〇様から史跡・飯塚邸の運営についてご提案をいただきました。

史跡・飯塚邸の管理運営は、平成18年度(2006年度)から市民サービスの向上と経費の削減を図り、施設の設置目的を効果的かつ効率的に達成するため指定管理者制度を導入し、現在は、公益財団法人かしわざき振興財団が管理運営を行っています。

来年度以降の事業については、指定管理者による管理運営の在り方や、文化財としての史跡・飯塚邸の保存と活用のバランスを、施設の運営コスト、サービス内容、利用率なども考慮して「量」と「質」のマネジメントを行いながら、検討を進めてまいります。

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更新日:2020年01月31日