市長臨時記者会見概要(令和3(2021)年4月15日)

市長臨時記者会見(令和3(2021)年4月15日)のお知らせ

報道機関に対し説明する市長

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

市内での新型コロナウイルス感染症患者(市内50例目)の発生について

4月14日に、市内で新型コロナウイルス感染症患者が新たに1名確認されました。

市内50例目、柏崎市居住の30歳代会社員の男性です。4月13日に職場内で陽性者が判明したため、PCR検査を実施し、4月14日に陽性が判明しました。現在、症状は無症状です。

この方は、東京電力ホールディングス株式会社柏崎刈羽原子力発電所に勤務する東京電力の社員です。このことは、すでに東京電力から発表があったと承知しています。

本日、午後3時過ぎに東京電力柏崎刈羽原子力発電所の石井所長から市役所にお越しいただき、私どもの考え方を伝えました。今回の市内50例目の方は、柏崎刈羽原子力発電所サイト内のいわゆる特重施設事務所に勤務しています。この方を含めて、特重施設事務所に勤務する方では5人の陽性者が確認されています。感染された方々に罪はありませんし、お気の毒だと思いますが、この10日余りで、一つの勤務先の限られた場所で5人の陽性者が出たという状況は、私たちは重く受け止めざるを得ません。

感染ルートや濃厚接触者などの特定は新潟県が行っており、東京電力も調査に協力しているだろうと思いますが、東京電力サイト内でももう一度、当事者や関係者に事情を聞くなどして、この流れを止めてもらいたいと願っています。

今回の事案を含めて、市や県が東京電力サイト内に連絡していますが、なかなか連絡がつかなかったり、ずれがあったりという状況なので、もう少しスムーズに情報交換できるように改善していただきたいということも所長にお話ししました。

今回の特重施設の陽性者5人のうち、柏崎市が発表したのは3人で、4月7日公表の市内46例目、4月14日公表の市内49例目、本日公表した市内50例目です。市内46例目が特重施設で陽性が確認された1例目で、2例目は4月11日に他県から発表されました。この2人が特重施設で勤務していることが分かった段階で、東京電力に要請を行いました。要請の内容は「陽性者と接触のあった社員、関係業者などとそのご家族に対しての自宅待機と健康観察指示」と「陽性者が勤務する部署の所属社員全員、接触の可能性がある協力企業関係者への幅広いPCR検査の実施」の2点です。

4月11日に発表された2例目は他県に生活の根拠をお持ちなので、その県の保健所が濃厚接触者を特定します。東京電力からは、その県の保健所からPCR検査の対象者の連絡を受けており、市長が求めるような幅広いPCR検査の実施は求められていないという返事がありました。私は再度、2人の感染が続いた状況を考えて、行政検査ではなく自主検査として幅広くPCR検査を行ってもらいたいと伝えました。

その結果、濃厚接触者として行政検査を受ける方以外の特重施設で勤務する全員を対象に、4月13日、14日に自主検査としてPCR検査を実施したとのことです。今回の市内50例目は、この自主検査によるPCR検査で陽性が判明しました。

特重施設勤務の方であるということを発表することは、所長にもお伝えしています。

(主管:防災・原子力課 電話番号:0257-21-2316)

臨時記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

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更新日:2021年06月03日