市長臨時記者会見概要(令和3(2021)年6月15日)

市長臨時記者会見(令和3(2021)年6月15日)のお知らせ

記者に向けて発表する市長と市議会議長

今回は柏崎市議会と合同で行いました。

報道機関との質疑応答を追加しました。

市長記者会見インターネット録画配信

市長記者会見の録画映像を「YouTube柏崎市公式チャンネル」でご覧いただけます。

発表事項

新型コロナウイルスワクチンの円滑かつ迅速な接種に向けた提言について

市民の方の一刻も早いワクチン接種を行うために、市議会の考え、それを取り入れた市の今後のワクチン接種についてご説明します。最初に、真貝議長から市に対する提案などを説明いただき、それを受けて市の今後の方向性などをお話します。

 

柏崎市議会 真貝議長:市議会は、ワクチン接種が新型コロナウイルス感染症収束のための最大の抑止力であり、収束が最大の景気経済対策になるというお互いの理解の下、5項目を市長に要望しました。

一つ目は「医療関係者等から最大の協力のもと、商工会議所、企業や職域団体等の理解を得て、早期に集団接種を行うこと」

二つ目は「64歳以下の接種スケジュールを早期に発表し、接種の実施を推進すること」

三つめは「全国でワクチン接種が進むことにより経済活動も進むことから、異動のためのPCR検査(有料)を市内で受けることができるようにすること」

四つ目は「ファイザー社ワクチンの対象年齢が16歳以上から12歳以上に拡大されたが、接種は保護者の理解のもと、夏休みの期間の活用など学校生活に支障のないよう検討を進めること」

五つ目は「留学する学生・生徒のワクチン接種は、柔軟に対応すること」

市長からは回答をいただきましたが、議会も市と共に、関係者の皆さんからご協力いただきながら、ワクチン接種をスムーズに進められるように協力していきたいと考えています。

 

市長:議会と行政が団結して、一刻も早くワクチン接種を終了させるという思いでこのような場を設けさせていただきました。職域接種では、民間の方々からも非常に大きなお力添えを得つつあります。そういった意味で、民・官・議会・市民を挙げて接種に努めたいと考えています。

議会からの一つ目の要望に関しては、柏崎市刈羽郡医師会、柏崎市薬剤師会、新潟県看護協会はじめ多くの関係者の方の多大なご協力により、早期の集団接種などの準備をしています。職域接種に関しては、どうしても民間の方々では力が及ばないという点に関して行政がお手伝いさせていただきます。

二つ目の要望に関して、国・県の指導により64歳以下の方は、まず通所の障がい・高齢者施設従事者および障がい児・者施設利用者を、6月最終週から優先的に接種を開始します。職域接種は、準備が整った事業所から順次7月から開始されます。16歳から64歳までの方の接種は、国からは8月以降のワクチンの供給が明確に示されていないこと、対象者が約4万4千人であることから、混乱を避けるため年齢を区切って予約・接種を開始する考えです。60歳から64歳までの方は、7月後半から接種を開始します。7月7日に接種券を発送し、7月12日から予約開始予定です。その後、16歳から59歳までの方には、7月中旬に接種券を発送し、7月下旬から順次予約を受け付けます。12歳から16歳未満の方への接種券発送および接種方法は、国の方針などを見定めた上で別途お知らせします。

三つ目の要望に関して、すでに有料でのPCR検査を受けられるようになっていますが、周知が足りませんでした。柏崎総合医療センターに確認し、感染拡大防止の観点から任意のPCR検査が実施されていることや、個人単位であれば積極的に利用できる体制が整備されていることが確認できました。改めて周知に努めます。

四つ目の要望に関しては、二つ目の要望への回答と重なるので割愛します。

五つ目の要望に関しては、柏崎市内在住の学生・生徒が外国へ留学する予定がある場合には柔軟に対応します。

64歳以下の市民に対する新型コロナウイルスワクチン接種を6月下旬から開始します-10月末までの接種完了を目指します

16歳以上の希望者のワクチン接種は12月末までかかると見込んでいましたが、10月末までの接種完了を目標としました。

16歳から64歳までの市民は約43,800人で、12歳から15歳の市民は約2,600人です。つまり、10月末までに約43,800人の接種完了を目標としています。12歳から15歳の方は、国の方向性も見定めながらなるべく早く終わらせたいと思っています。

接種期間は6月26日から10月31日までです。

接種方法は、市役所旧庁舎での集団接種、柏崎総合医療センター、新潟病院、柏崎厚生病院、柏崎中央病院での病院接種、診療所での接種、職域接種を予定しています。対応する診療所は、柏崎市刈羽郡医師会と調整中です。職域接種は後ほど詳しくお話しします。

接種の順位は先ほどもお話しましたが、国・県の指導により64歳以下の方はまず通所の障がい・高齢者施設従事者、障がい児・者施設利用者を6月最終週から優先的に接種を開始します。

接種券の発送についても先ほどお話ししたとおりです。

接種予約は、対象者が多いことから、混乱を避けるため、まずは60歳から64歳の方の予約を7月12日から開始する予定です。その後、59歳以下の方の予約を7月下旬から順次開始します。

次に、職域接種の支援についてお話します。先日、私が柏崎の主立った企業に直接職域接種の要請をしてきました。結果、ほとんどの企業から前向きに準備を進めていただいています。職域接種は、民間の方々が医師や看護師などの人員を含めてご自分たちで準備することが基本となります。しかし、手が足りない部分やなかなか難しい部分があると思いますので、次のことを柏崎市がお手伝いさせていただくことになりました。

一つ目は、旧市役所を集団接種の空き時間に接種会場として無償提供します。

二つ目は、ワクチンの確保、収受、管理および提供を市が行います。

三つ目は、接種前後の煩瑣な事務処理を市が代行します。

四つ目は、接種に必要な医師や看護師などの医療スタッフを企業・団体だけでは確保できない不足数を支援します。

国は職域接種を千人規模以上と想定していますので、柏崎市も千人規模とみなされるような企業・団体がそれぞれ準備しています。私どももお手伝いさせていただいています。

柏崎市内で一番大きな職域接種は東京電力です。本日、6月15日に東京電力ホールディングスから職域接種を実施する旨のプレスリリースが出されました。場所は、グループの事業所および発電所など。対象者は、グループ社員およびグループ事業所・発電所に勤める協力企業などの社員などの希望者とのことです。

柏崎市立小・中学校の教職員は、夏休み中に接種が終えられるように教育委員会で検討を進めています。

(主管:健康推進課 電話番号:0257-20-4211)

臨時記者会見の概要と質疑応答(印刷用)

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更新日:2021年06月16日