市長臨時記者会見での質疑応答(令和3(2021)年8月20日)

令和3(2021)年8月20日(金曜日)の市長臨時記者会見での報道機関の質問と、市長と市担当者の回答です。

質疑応答

記者:市内150例目の方は、8月18日に陽性が確認された方の濃厚接触者とのことだが、市内148例目のことか。

危機管理監:市内148例目の方ではなく、同日に陽性が確認された柏崎市滞在中の方の濃厚接触者に当たります。

記者:その方は接種業務には関係ないのか。

市長:関係ありません。

記者:職業が会社員となっている方々は、事業所が公表しているところもあれば公表していないところもあるように思える。公表の基準などはあるのか。

市長:それぞれの事業所が、ご自分たちの規則などに従って公表しているところもあります。私たちが公表を強制するようなルールもありませんので、それぞれの事業所にお任せしているのが実態です。

記者:ワクチン接種業務に従事している方が陽性となったのは2例目となるが、どのように考えるか伺いたい。

市長:今回は、柏崎市に帰省されている方から感染したと思われる事例です。派遣元の事業者は、従事している本人の健康状態などは確認していると思いますが、ご家族や周りの方の状況までは把握しきれていなかったのだろうと思います。この事例が判明した段階で、家族や身近に帰省された方がいて、その方々が間違いなく陰性であるという場合以外は、ワクチン接種業務に携わらないように事業者にお願いしました。本日から当面の間、事業者は外して、市職員が代替してワクチン接種業務に従事しますので、市民の皆さんには安心して接種会場にお越しいただきたいと思います。

記者:同様の事例の1例目が8月1日に判明したが、今回の委託事業者は前回と同じか。

市長:元になっている事業者は同じです。

記者:8月1日以降、市職員が代替してワクチン接種業務にしばらく従事していたと思うが、これはいつまでか。

福祉保健部長:事業者が実施したPCR検査で陰性を確認できた方から従事していただきました。1週間経過しない程度だと思います。

記者:今回陽性が判明したワクチン接種業務従事者は、一度はPCR検査で陰性が確認されていたということか。

福祉保健部長:8月14日にPCR検査を受け、陰性でした。

記者:柏崎版のGO TOイートキャンペーンは、9月の市報に引換券を付けて9月6日からチケット販売を開始するということだったが、この計画に変更はないか。

市長:現時点では変更ありません。実際の事業開始は10月からになるので、事業を行うかどうかは新型コロナウイルス感染症の状況を見ながらになります。

記者:8月18日の臨時記者会見で発表された特別養護老人ホームの感染者の関係者の検査結果の続報などはあるか。

危機管理監:関係者全員の陰性が確認されました。結果として、今回の特別養護老人ホームの感染は、起点となった市外の方お一人、柏崎市民の従業員お一人、入所者お一人ということで、現時点で一区切りと考えられますが、今後も予断を許さない状況です。

記者:この感染者数を見る限り、ブレイクスルー感染はあると思うが、重症には至らないという実感をもって一区切りということでよいか。

市長:先日も申し上げましたが、柏崎市においてもブレイクスルー感染が起こったことは非常に衝撃を受けました。しかし、重症化を防げるという意味でも、ワクチン接種をすべきだという考えに間違いはないと思っています。

少し関連して、県は本日、第49回の対策本部会議を開き、妊産婦の課題が出ました。県からは、妊娠中、授乳中、これから妊娠を考えられている皆さんに積極的なワクチン接種をお願いしたいということと、各市町村もこれらの方々への優先的な接種をお願いしたいという話がありました。市内で妊娠されている方は、現時点で市に届け出ていただいている方で217名、0歳児を抱えていらっしゃる方が391名いらっしゃいます。現在、47歳以下の方でワクチン接種を求める場合、新潟県が設置している新潟市か長岡市の大規模接種センターに行っていただかなければなりません。そこで、新潟市と長岡市以外で、柏崎市に近い県の大規模接種センターで柏崎市枠をいただけないか県と交渉しているところです。これらの会場で、妊娠されている方、0歳児を抱えている方の優先的な接種をできるよう検討しているところです。

記者:旧市役所の集団接種会場で、妊娠されている方や0歳児を抱えている方の接種予約を特例で認めるようなことはできないのか。

市長:今後の課題として取り組まなければなりませんが、市の集団接種会場はファイザー、県の大規模接種センターはモデルナなので、今の急ぎの段階では大規模接種センターに行っていただくしかないという状況です。

市長:最後にワクチンの接種状況についてお話しします。8月18日現在、12歳以上を対象者として、1回目の接種を終えた方が63.4パーセント、2回目の接種を終えた方が48.4パーセントです。65歳以上は、2回目の接種を終えた方が88.9パーセントですので、ほぼ90パーセントとなっています。60歳から64歳で2回目の接種を終えた方が64.9パーセント、50歳代が20.6パーセント、40歳代が18.8パーセント、30歳代が18.7パーセント、20歳代が19.7パーセント、10歳代は2.6パーセントです。20歳代、30歳代、40歳代、50歳代はそれぞれおおむね20パーセントの方々が接種を終えているとご理解ください。

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更新日:2021年08月25日