市長臨時記者会見での質疑応答(令和4(2022)年2月28日)

令和4(2022)年2月28日(月曜日)の市長臨時記者会見での報道機関の質問と、市長、中村理事長、市担当者の回答です。

質疑応答

記者:症状に関して、無症状と軽症状の方の内訳を伺いたい。

理事長:高熱やひどい倦怠感の方はなく、微熱や体のだるい方がいます。症状がない方もいます。昨日から熱が出始めている女性が1人います。

記者:入院などされている方はおらず、皆さん施設の中にいるのか。

危機管理監:1人の方が軽症ですが、基礎疾患があるため保健所にご配慮いただき念のため入院しています。

記者:職員A、Bは25日のいつごろまで勤務していたのか。症状が出ていたのに仕事をしていたのか。

理事長:ワクチン接種後ということもあったので、少し様子が変なことに対しては抗原検査をするようにしています。最初に症状が出た職員はワクチン接種翌日でしたので、副反応だろうということで、抗原検査をしながら仕事をしていました。2人目の職員の時は発熱がありましたので、PCR検査をする時には勤務していません。

福祉保健部長:最初に陽性になった職員Aさんは21日に夜勤明けになっていますが、その時には検査で陰性でした。職員Bさんは夜勤明けの23日夕方に発熱しました。最終勤務日は、Aさんが21日、Bさんは23日です。

記者:理事長は心からお詫びとおっしゃったが、職員の対応に問題がなければ、オミクロン株でここまで感染が広がっている中、お詫びと言わなくてもよいのではないか。

市長:そう言っていただけると理事長も若干ながらも心が休まるかと思います。ご本人の責任感からこのように申し上げたところです。

記者:感染対策の見直しもされたとのことだが、感染が急拡大した中でどのように対策されたのか。

理事長:新しい変異株への対応は厚生労働省からも指導がありました。年が明けてから何回かにわたって、もし感染が起こった場合どうすればいいのか、自宅待機や私生活での県外との往来なども含めて、対応マニュアル以外にもいろいろな対応のための改定をしてきました。また、変異株の感染力が非常に高いということで、私生活にも非常に不自由をかけていると思いますが、常に検査しながら、施設長が体調を把握して、看護師の判断が仰げるような状態を継続していました。体制自体には大きな間違いはないと思っていますが、どこかに穴があったのかもしれません。

記者:どのようなことで一番ご苦労されているか。

理事長:入所者の皆さんの健康管理をいかにきちんとできるかということです。感染が発生した時に症状を見分けながら、状況を判断して、医療との連携をどのようにしていくか、職員も含めて知見がなければいけません。また、職員の確保が厳しい状況にあり、職員が陽性になっているので近くの職場から応援にきていただいています。県からも応援に来ていただくのですが、この人的な確保が非常に大事だと思っています。

記者:入所者42人は高齢者と考えてよいか。年齢は何歳台から何歳台か。

福祉保健部長:20歳台から70歳台までです。

記者:今回感染された方は何歳台から何歳台か。

福祉保健部長:感染された方も20歳台から70歳台までです。

記者:感染された方は3回目の接種が済んでいるが、感染されたことをどう考えるか。

福祉保健部長:ワクチン接種は17日に実施していますが、すぐに効果が出るわけではなく、一定期間たたないと効果は出ません。今回は接種後すぐでしたので、副反応と見分けがつかなかったところです。

市長:今回陽性者が発生した施設は障がいのある方の施設です。日頃からこういった施設で働く人材が見つからない中で、日々努力していただいています。加えて、コロナ禍で順次マニュアルも改定するなどの対応をしていただいています。この辺りを含めてご勘案いただきたいと思っています。

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更新日:2022年03月04日