令和6(2024)年度新潟県原子力防災訓練の様子
令和6年度新潟県原子力防災訓練実施結果 (PDFファイル: 3.4MB)
航空機・船舶避難訓練
令和6(2024)年8月24日(土曜日)午前7時40分~午後1時25分
訓練内容
地震に伴う市道の寸断等により孤立地域が発生したことを想定したPAZ 住民の航空機・船舶による広域避難訓練を実施した。
- 航空機と船舶が連動した避難訓練
- 市道寸断等で孤立地域が発生しているという想定で、陸上自衛隊の航空機(ヘリコプター)および海上自衛隊の船舶(多用途支援艦)を連動した住民避難訓練を行うことで、実動組織による避難支援の手順確認を行った。
- 巡視船と搭載艇による避難訓練
- 船舶が接岸できないとの想定で、第九管区海上保安本部の巡視船と搭載艇による船舶避難訓練を実施した。
- 模擬マイナンバーカードを使用した受け付け
- 衛星回線(Starlink)を使用した本部との映像を交えた通信訓練
スケジュール

「令和6年度新潟県原子力防災訓練実施結果(5ページ)」より抜粋
訓練の様子
航空機搭乗
船舶乗船

模擬マイナンバーカード受付
洋上で搭載艇から巡視船に乗換
学校等における保護者への引渡し訓練
- 令和6(2024)年10月22日(火曜日):北鯖石保育園
- 令和6(2024)年10月24日(木曜日):鯖石小学校、にしやま保育園
- 令和6(2024)年10月26日(土曜日):二田小学校、内郷小学校
- 令和6(2024)年11月1日(金曜日):瑞穂中学校
- 令和6(2024)年11月14日(木曜日):田尻小学校
訓練内容
原子力災害発生時の保護者への引き渡しと広域避難手順の確認を行った。
- 柏崎市原子力災害対策本部および学校等の連絡手順、バス手配手順の確認
- 学校等から保護者への連絡手順の確認(迎え要請、保護者への引き渡し)
- 引き渡せなかった児童等の教職員引率によるバス避難
- 安定ヨウ素剤の持ち出し手順の確認
訓練の様子

保護者への引き渡し

引き渡せなかった児童のバス避難
放射線防護対策施設の屋内退避訓練
令和6(2024)年11月2日(土曜日)午前9時~正午
訓練内容
避難することにより健康リスクが高まるなど、即時避難が困難な避難行動要支援者が無用な被ばくを避けるための放射線防護対策施設での屋内退避の手順を確認した。
社会福祉法人西山刈羽福祉会 特別養護老人ホーム にしかりの里
- 即時避難困難者等の屋内退避訓練
- 施設職員による放射線防護フィルトリングシステム稼働訓練
- 避難行動要支援者の搬送に係る福祉車両の運行に係る関係機関の通報連絡訓練
- 新潟県と東京電力ホールディングス株式会社との「原子力防災に関する協定」に基づく施設への搬送訓練(西山地区民生委員が搬送者役として訓練に参加)
中通コミュニティセンター
- 市職員および住民による放射線防護フィルトリングシステム稼働訓練
- エアーテント設営訓練
訓練の様子

避難行動要支援者の施設への搬送訓練

エアーテント設営訓練
総合訓練(本部運営訓練)
令和7(2025)年1月24日(金曜日)午前8時40分~午後4時
訓練内容
- 柏崎市災害対策本部運営訓練(市役所3階災害対策本部会議室)
- 新潟県災害対策本部運営訓練で行われるTV会議や緊急時通信連絡訓練と併せて、柏崎市原子力災害対策本部の運営訓練を実施した。
- 市原子力災害対策本部会議では、冬季の原子力災害を想定し、一部被害状況報告をブラインドとして実施した。
- オフサイトセンター運営訓練(柏崎刈羽原子力防災センター)
- 緊急時通信連絡訓練(市役所3階 防災・原子力課執務室)
スケジュール

「令和6年度新潟県原子力防災訓練実施結果(16ページ)」より抜粋
訓練の様子
柏崎市災害対策本部運営訓練

柏崎市災害対策本部運営訓練
総合訓練(住民避難訓練)
令和7(2025)年1月25日(土曜日)午前8時30分~午後3時30分
訓練内容
PAZ内の住民避難訓練
- 荒浜地区で、冬季の原子力災害を想定した糸魚川市へのバス避難訓練を実施した。
- 各会場の受付を模擬マイナンバーカードを使用した柏崎市の受付システムで行った。
- 柏崎原子力広報センターで、市職員による陽圧化装置の起動訓練を初めて実施した。
- 複合災害により、一部の施設が被災し、集合場所として使用できない状況を想定し、バス避難集合場所を柏崎原子力広報センターに変更した。
UPZ内住民の一時移転訓練
- 北鯖石地区・田尻地区で、放射性物質放出後の一時移転指示を想定した南魚沼市へのバス避難訓練を実施した。
- 各会場で、新潟県防災DXアプリによる二次元バーコード受付を行った。
- 北鯖石地区は、積雪によりバス避難集合場所に参集できない避難者を想定し、避難経路上でのバスへの途中乗車およびバス車内で受け付けを行った。また、積雪により歩行困難な避難者を想定した消防団・自主防災組織による避難支援訓練を行った。
- 田尻地区で、複合災害により、一部の施設が被災し、集合場所として使用できない状況を想定して、バス避難集合場所を田尻小学校および新潟産業大学に変更した。
- 消防団がバス避難集合場所での避難者の誘導を行ったほか、バス避難にも同行し、住民の避難支援を行った。また、避難所では新潟県の物資搬送訓練に協力し、物資の避難所への搬入作業とダンボールベッドの組み立てを行った。
自衛隊による除雪訓練
- 市内女谷を会場に自衛隊員が市所有の除雪車両を使用し、道路除雪を行った。
- 除雪訓練の様子を消防ドローンで撮影し、災害対策本部と北鯖石地区・田尻地区のバス避難集合場所に中継した。
UPZ内住民の屋内退避訓練
防災行政無線等の指示により、各家庭で屋内退避訓練を実施した。
安定ヨウ素剤の緊急配布訓練
住民避難訓練および一時移転訓練のバス避難集合場所での受付時に安定ヨウ素剤受け取り希望の有無、服用可否等を確認し、安定ヨウ素剤(代替品:あめ玉)を配布した。
避難退域時検査・簡易除染訓練
一時移転訓練と併せ、避難退域時検査場所(魚沼市響きの森文化会館)で、新潟県が実施する住民および避難車両の避難退域時検査、簡易除染に住民が参加した。
広報活動訓練
防災行政無線、緊急速報メール・エリアメール、市ホームページ、LINE、X(エックス)、フェイスブック、Yahoo防災アプリで訓練情報を発信した。
スケジュール

「令和6年度新潟県原子力防災訓練実施結果(16ページ)」より抜粋
訓練の様子

PAZ陽圧化装置起動訓練

新潟県防災DXアプリによる受付

消防団による段ボールベッドの組み立て
消防団・自主防災組織による避難者支援訓練
自衛隊による除雪訓練の様子
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理部 防災・原子力課 原子力安全係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2323/ファクス:0257-21-5980
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更新日:2025年04月25日