法定検査偽装に関する電気事業連合会への申し入れ(2007年2月22日)

全原協副会長として申し入れを行いました
長テーブルをはさんでスーツを着た男性が2名ずつ向かい合わせに立ち、一人が書類をもっている写真

電気事業連合会申し入れ

広めの長テーブルをはさんで、男性が4名と2名に別れて座り、電気事業連合会申し入れをしてる写真

電気事業連合会申し入れ

この度明らかになった柏崎刈羽原子力発電所での法定検査偽装の判明を受け、全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)は、2月22日、電気事業連合会(電事連)に対して申し入れを行いました。
申し入れは全原協会長の河瀬敦賀市長と副会長の柏崎市長が、電気事業連合会の桝本副会長らに対して行いました。

市長の要請及び電事連の回答の概要は以下のとおりです。

市長

  • これまでの信頼回復の取り組み及び今回の古い事象まで徹底的に洗い出しをしようとする姿勢、努力は評価する。
  • しかし、過去のこととは言え、今回の法定検査のごまかし、安全性に関わる検査の偽装など、驚くような内容であった。
  • そこには、そういう偽装が行われてきたこと、4年前の総点検で見つけられなかったこと、国の検査体制の信頼性が問われているという問題点がある。
  • この際、徹底した点検でウミを出し切り、改めて信頼回復、安全管理の徹底を願いたい。

電事連

  • 今回のデータ改ざん、法令違反など信頼を裏切ったことは大変心苦しく思っており、厚くお詫び申し上げ、今日の申し入れを重く受け止める。
  • 現在、年度末までに火力、水力も含めてウミを出し切り、報告するよゆ点検を進めている。
  • 安心は信頼が基本中の基本であり、安全に血を通わせるのも信頼と認識している。
  • 各社がしっかり再発防止と信頼回復を行うと共に、電事連として電力業界全体で取り組めることがあれば実行したい。

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更新日:2020年01月31日