南海トラフ地震に関する情報

南海トラフ沿いで異常な現象が観測されたとき、南海トラフ地震に関する情報が発表されます。

令和6(2024)年8月8日(木曜日)午後7時15分に発表された「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は、8月15日(木曜日)午後5時に終了しました。

ただし、地震への備えなどは、日頃から行っておきましょう。

南海トラフ地震臨時情報とは

「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合などに、気象庁から発表される情報です。

「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」など、情報名の後ろのかっこの中に、キーワードが付記された形で情報発表されます。

キーワードと付記する条件
調査中 観測された異常な現象が、南海トラフ沿いの大規模な地震と関連するかどうか調査を開始した場合、または調査を継続している場合
巨大地震警戒 南海トラフ沿いの想定震源域内のプレート境界で、マグニチュード8.0以上の地震が発生したと評価した場合
巨大地震注意
  • 南海トラフ地震の監視領域内で、マグニチュード7.0以上の地震が発生したと評価した場合(巨大地震警戒に該当する場合は除く)
  • 想定震源域内のプレート境界面で、通常と異なるゆっくりすべりが発生したと評価した場合
調査終了 巨大地震警戒、巨大地震注意のいずれにも当てはまらない現象と評価した場合

 

南海トラフ地震の被害想定

南海トラフ地震の最大被害想定。震度分布図では、関東から九州にかけての太平洋側で震度7(127市町村)、日本海側で震度4~5弱と想定。最大津波高は10メートル以上(79市町村)と想定。

出典:内閣府(令和5(2023)年11月時点)

想定する最大震度分布を重ね合わせ、色別で震度を表した日本地図。太平洋側は軒並みオレンジ(震度6)や赤色(震度7)で示されています

出典:内閣府 南海トラフの巨大地震モデル検討会(第15回)

南海トラフ地震臨時情報が発表されたら

「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」が発表された場合は、個々の状況に応じて避難等の防災対応を準備・開始し、今後の情報に注意してください。また、地震発生から最短2時間後に観測された異常な現象の調査結果が発表されます。政府や自治体からキーワード(巨大地震警戒、巨大地震注意または調査終了)に応じた防災対応が呼びかけられますので、それぞれの内容に応じた防災対応をとってください。

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表された場合は、地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をする必要があります。地震発生後の避難では間に合わない可能性のある住民は1週間の事前避難を行う必要があります。

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表された場合は、事前の避難は伴いませんが、地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をしましょう。

「南海トラフ地震臨時情報(調査終了)」が発表された場合は、地震の発生に注意しながら通常の生活を行いましょう。ただし、大規模地震発生の可能性がなくなったわけではないことに留意しておきましょう。

南海トラフ地震臨時情報が発表された場合の行動一覧。臨時情報のレベルに合わせ、前述の行動をとってください。

出典:内閣府ホームページ

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更新日:2024年08月16日