鯖石保育園だより元気いっぱい鯖石っ子2025
今年度の鯖石保育園は1人の新入児を迎え、20人でスタートしました。
鯖石地区の彩り豊かな自然に触れながら、たくさんの経験を通して楽しく過ごす子どもたちの様子を年4回お知らせします。
元気いっぱい鯖石っこ秋号(12月発行)
退園・途中入園と園児数に動きがありましたが、10月から改めて20人で再スタートです。
秋は、おまねき会(敬老会)や運動会、遠足、親子運動遊び(保育参観)、ハロウィンパーティー…と、子どもたちの大好きな行事がいっぱい。お友達と一緒に経験する行事の一つ一つが、子どもたちの心と体を大きくしてくれます。
「成長の秋」ならではの、子どもたちからあふれるエネルギーが、皆さんにも届くといいな。
運動会 ―鯖石の彩り豊かな自然に触れて
運動会テーマ「鯖石の彩り豊かな自然に触れて」にちなみ、障害物レースには鯖石ならではの風景が詰め込まれました。リトルコーンの周廣院のタケノコ、ハニートンネルの横穴、交通公園のドングリ拾い、ブルーシートの小学校プール、積み木を並べたカッパ橋、最後は吊るしたキュウリを取って、地元ゆるキャラの「鯖カッパ」ちゃんにプレゼントしました。
今年は、優勝カップと準優勝カップを用意し、得点版にはお花をつけて競いました。楽しくて、おもしろい、最高の運動会。配布したお便りに掲載できなかった様子を一部紹介します。
紅白玉入れのテーマは「ツバメ」。保育園そばの電線で大きな声で鳴いていた赤ちゃんツバメとの出会いにインスピレーションを得ました。子どもたちがツバメの親となり、カゴを巣に、玉をエサに見立てて一生懸命玉入れをしましたよ。
夏の青春を歌った曲『ライラック』には「何を得て大人になっていくんだろう」という歌詞があります。子どもたち全員が「楽しく運動会を成功させよう」と、暑い夏の練習を頑張りました。この経験が、子どもたちの宝物になるといいなと思っています。
電車に乗って海を見てきたよ(電車乗り遠足)
今年の電車乗り遠足は、行きだけでなく往復で移動しました。おかげでいつもあやふやだったトンネルの数がはっきりわかりました。また、潮の関係で、鯖石保育園が開園して初めて砂浜に下りる事ができました。以前に比べ、だいぶ削られてしまった砂浜ですが、小さな貝がたくさん打ち上げられていて、夢中で拾う小さな背中がとても愛おしく、穏やかな時間となりました。
電車乗り遠足の目的地として何回もお世話になった米山保育園ですが、今年度で閉園とのこと。鯖石とまた異なる自然に恵まれた米山地区。この思い出が、大きくなっても子どもたちの胸に残っていたら嬉しいですね。
「わあ! 海だ!!」
電車の窓から海が見えると歓声が上がりました。後ろ姿からも、キラキラ光る子どもたちの瞳が目に浮かぶようです。
米山駅のホームでの年長さんたちです。 潮の香りのする風が、気持ち良かったね。米山海岸で夢中で拾った貝がらは、大切な宝物になりました。
保育参観(親子運動遊び)、給食参観・試食会
2人の講師をお招きして、「親子運動あそび」と称した保育参観を行いました。そのあとは給食参観も行い、「松風焼き」を保護者の皆さんに味見してもらいました。
笑顔いっぱいの、楽しくておいしい参観日でした。
おうちの人とたくさん触れ合えた「親子運動遊び」。笑顔いっぱいの子どもたちと保護者の様子に、保育士たちも笑顔を誘われます。スキンシップは、やっぱり嬉しくて、大切なものですね。
「とっても手が込んでいて、おいしいです」
松風焼きの試食に、うれしい感想をいただきました。好き嫌いせず、上手に食べる子どもたちに、驚いた保護者も多かったようです。
だいすき! ハロウィンパーティ!
子どもたちが大好きなハロウィンの曲「シンデレラのスープ」「グーチョキパーでパンプキン」で、行事がスタート! 今年は2日間に渡って、盛りだくさんのにぎやかな行事になりました。お手伝いいただいた地域の皆さん、ご協力ありがとうございました。
1日目の様子
魔女や黒猫、カボチャのおばけ。思いおもいの手作り衣装に身を包み、ハロウィンさんぽ(ウォークラリー)に出発です。チェックポイントが書かれたカードとお菓子を入れるバックを持ち、合言葉の「トリック・オア・トリート」をしっかり覚え、周廣院・鯖石小学校・鯖石駐在所・中鯖石郵便局・中鯖石コミュニティーセンターの5カ所を回りました。
チェックポイントの1つ周廣院では、ご住職と奥さまが、カードにシールを貼ったり工作のお菓子を配ってくださったりと協力してくださいました。ご住職の「はっぴー・はろうぃん」のセリフが、優しくてあたたかかったです。ありがとうございました。
2日目の様子
2日目はおばけやしきごっこをしました。テーマは「たのしいおばけやしき」。小さい子を怖がらせ過ぎないようにとの主催者側(4・5歳児)の配慮です。「怖くないよ」「おもしろいよ」「入って来てね」と、子どもたちの優しさが感じられる企画でした。驚かそうと、隠れている子どもたちからも、ワクワクしている様子が感じられますね。
小さなお友達には、おばけやしきに入るのには、やはり勇気がいったようです。頑張って挑戦してくれたお友達へ、紙皿と折り紙で手作りされたハロウィンリースのプレゼントが用意されました。
元気いっぱい鯖石っこ夏号(9月発行)
この夏も暑い日が続きましたが、子どもたちは水遊びを楽しんだり、保育園で育てた夏野菜をたくさん食べたりと、元気いっぱいに過ごしました。今回は、夏に経験した楽しい遊びや行事の様子をお伝えします。
七夕の願い事が叶いますように
7月7日(月曜日)に、遊戯室で全クラスが七夕の集いに参加しました。集会では、七夕の由来の紙芝居を見た後に、星を拾って大きな台紙に貼り、七夕の絵を完成させるゲームをしました。ゲームでは、小さなクラスの子どもたちが織姫と彦星に変身し、きりん組のお兄さんお姉さんに優しく手を繋いでもらって参加する微笑ましい姿が見られました。
きりん組さんは鯖石小学校のキャラクターの鯖かっぱや高柳地区のキャラクターのこーたんに変身して優しく小さいお友達をリードしてくれました。
織姫さまと彦星さまのために、星を貼って大きなハートを作ったよ。みんなの願い事も叶いますように。
水遊びは楽しいな
毎日ギラギラとした太陽が照り付けていましたが、玄関ポーチの下にできた日陰で、子どもたちは気持ち良く水遊びをすることができました。プール遊びの他にも、シャボン玉や水鉄砲をしたり、色水でジュース屋さんごっこをしたりしてさまざまな遊びを楽しみました。また、きりん組の子どもたちは小学校のプールを利用させてもらったり、アクアパークにも出かけたりし、大きなプールでしかできない遊びを体験することができました。
色水にニチニチソウを浮かべたら、きれいなゼリーができたよ。おいしそうだね。
大きいプールに潜ってたくさん貝を拾ったよ。
夏のお楽しみ会がありました
7月16日(水曜日)と17日(木曜日)に、全クラスが縦割りチームに分かれて夏のお楽しみ会に参加しました。
お楽しみ会は、春のお散歩で行ったさまざまなスポットにちなんだ内容で、お散歩マップや手作りのお散歩バッグを持って、園内に設置されたいろいろなミッションに挑戦。タケノコ山や田んぼになった遊戯室では、ブロック積みとオタマジャクシすくいをしました。コミセングラウンドやカッパ橋、小学校のジャガイモ畑になった保育室では、花びら集めやキュウリ探し、ジャガイモクイズを楽しみました。
全てのミッションをクリアするとカブトムシの王様に扮した園長先生からご褒美をもらい、とても楽しそうな子どもたちの姿が見られました。
花びらを5枚貼って桜の形を完成させて、一つのミッションがクリアできました。
みんなで協力し合って、全部のミッションをクリア! おめでとう。
クッキングで楽しく食育活動
保育園では子どもたちが水やりなどのお世話をして、ナスやトマト、オクラ、ピーマン、キュウリ、ミニトマトを育てています。夏の暑さにも負けず、たくさん収穫できたので、園で採れた夏野菜を使って子どもたちがピザトースト作りやカレークッキングをしました。野菜が苦手なお友達も、自分たちで育てた野菜だと分かると、喜んでたくさん食べてくれました。水分を多く含んだ夏野菜をしっかり食べて、暑い夏を元気に乗り切ることはとても大切ですね。
指を切らないように左手を猫の手にしてゆっくりジャガイモを切るよ。
小さいクラスのお友達もピーマンちぎりとトウモロコシの皮むきをしてくれました。
ミニミニきりん祭りをしました
8月4日(月曜日)きりん組の子どもたちがミニミニきりん祭りを開催し、小さいクラスの子どもたちを招待してくれました。きりん組の子どもたちは小学校の行事に招待してもらった経験を活かし、子ども会議を開いてどんな内容にするか話し合って決めました。そして、当日はそれぞれ、パン屋さん、アイス屋さん、輪投げ屋さんになってお店屋さんごっこを楽しみました。
いらっしゃいませ。輪投げはいかがですか?楽しいですよ。
いろんなアイスがあって迷っちゃう。どれにしようかな。
元気いっぱい鯖石っ子春号(6月発行)
4月当初の子どもたちは新しい環境に緊張した様子も見られましたが、すぐに慣れたようで、毎日元気いっぱい遊ぶ姿が見られます。
今回は鯖石地域の桜やタケノコの観察など、春の季節ならではの活動を楽しむ様子をお伝えします。
春の自然いっぱい
保育園から歩いてすぐの中鯖石コミュニティセンターのグラウンドには、毎年とても見事な桜がみられます。「もうすぐ満開かな?」「とってもきれいだね」と、きれいな桜の花を見ることを楽しみに、自然と足取りも軽くなる子どもたち。悪天候が続き、お花見ができるか心配しましたが、無事今年も満開の桜をみんなで楽しむことができました。
うさぎ組のお友達が満開の桜と「はい、ポーズ!」
コミセングラウンドは、お花や虫など自然がいっぱい。今年もたくさんお散歩に来ようね。
作ったちょうちょを持ってお散歩にきたひよこ組のお友達。ヒラヒラと動かしていたよ。チューリップもきれいだね。
タケノコってすごいね
中鯖石地区の周廣院の敷地にあるタケノコの生長を、4月から何度か見に行かせてもらいました。顔を出したばかりのタケノコから、竹に生長していく過程を目の当たりにし、驚きや発見、感動も大きかったようです。
間近でタケノコをみたことがない子どもたちは、実際に匂いをかいだり触れてみたりと、とても貴重な体験ができました。
「どれくらい、大きくなるのかな?」「先っぽはとがっているね」など、いろいろな発見をしていたよ。
「先生よりも高くなったね!」と、驚く子どもたち。どれくらい高くなったか紙テープで測ってみたよ。
「タケノコが、もう竹になっている!」
あっという間にてっぺんが見えないほどの高さになったね。
遠足に行ってきたよ
5月16日(金曜日)に、3歳以上児が赤坂山公園と博物館へ行ってきました。博物館ではプラネタリウムも観てきました。探索したり遊具で遊んだりした後は、お家の方の手作りお弁当!みんな、嬉しそうに食べていました。よいお天気に恵まれて楽しい一日となりました。
博物館に到着!プラネタリウムを楽しんだ後は、散策へ。ヘビやオタマジャクシを見つけてたくさんの自然に触れた1日だったね。
お待ちかねのお弁当タイム!たくさん遊んでお腹がペッコペコの子どもたち。箸の進みがびっくりするほど早かったです。
えんま市ごっこ
6月13日(金曜日)の保育参観でえんま市ごっこを楽しみました。お店屋さんで売るおもちゃは子どもたちと一緒に手作りをして少しづつ準備を進めてきました。
年長児はお店屋さんに、小さいお友達はお家の方と一緒にいろいろなお店をまわり、にぎやかにお買い物を楽しみました。たくさんの方に来ていただき、大盛況のえんま市ごっこでした。
「このおもちゃはね、こうやって遊ぶんだよ」お買い物に来たお友だちに優しく説明してくれて、さすが年長のお店屋さんだね。どれにしようか迷っちゃうね。
「いらっしゃいませ!」「どれにしようかな」何が当たるかわくわくドキドキのひもくじ。お店屋さんはお財布にシールも貼ってくれて大忙しだね。
レストランでは、給食の先生手作りののキャラメルスナッ麩を食べたよ。おいしい手作りおやつにお家の方もびっくり。楽しい雰囲気で食べるおやつは更においしく感じますね。
この記事に関するお問い合わせ先
子ども未来部 保育課 鯖石保育園
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更新日:2025年12月01日