栃ヶ原ダムの紹介

青々とした山々に囲まれた自然豊かな中に造られた栃ヶ原ダム下流からの全景写真

栃ヶ原ダムは、高柳町栃ヶ原地内の二級河川鯖石川水系の境川に建設され、鯖石川流域の農業用地の渇水時に備え水を蓄えています。

この鯖石川流域は、1770年ころから水争いが起きるほど水不足に悩み、「用水の一滴は、血の一滴」という石碑が現在も残っているほどです。

上流と下流で農業用水の配分を決定し、河川改修を行ったことで水争いはなくなりました。さらに干ばつ時はダムの水を放流することにより、現在、水不足は解消されています。

平成22(2010)年8月に供用を開始しました。

栃ヶ原ダムの緒元

栃ヶ原ダムの緒元 詳細一覧
項目 諸元

堤体

  • 型式:重力式コンクリートダム
  • 堤高:52.7メートル
  • 堤長:152.5メートル
  • 堤体積:127,000立方メートル
  • 堤体頂標高:175.7メートル
  • 基礎地盤地質:田麦川層砂質岩類

貯水池

  • 流域面積:2.3平方キロメートル
  • 常時満水位標高:172.5メートル
  • 湛水面積:160,000平方メートル
  • 総貯水量:2,470,000立方メートル
  • 有効貯水量:2,300,000立方メートル

洪水吐

  • 型式:堤体流下式
  • 設計洪水量:毎秒96立方メートル

取水施設

  • 型式:多孔式取水塔
  • 最大取水量:毎秒1.911立方メートル
青い空と緑がきれいな山とダムの水をバックに堤体を左岸より撮影した写真
緑に茂った山をバックにダムの水が緑色に写る栃ヶ原ダム湖を左岸側より撮影した写真

栃ヶ原ダム豆知識

栃ヶ原ダムの管理用ボート(船舶)の名称は「白狐(びゃっこ)」といいます。由来は地元高柳町栃ヶ原地区で行なわれている民話を基にした「狐の夜祭り」というお祭りに登場する白い狐からつけられました。

お祭りでは大油揚げ作りや、狐のちょうちん行列などいろいろな催し物が行われます。毎年10月に開催されますので皆さんぜひお越しください。

地図情報

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更新日:2023年09月19日