なすぶかし
新潟県(特に中越地方)はナス王国と呼ばれるほど、ナスの種類が豊富です。
「なすぶかし」には、丸ナスを用いるのが一般的ですが、いろいろなナスを使うと違った味わいが楽しめます。
写真は一般的な紫色のナス。柏崎の地場食材の「緑なす」や「つららなす」を使うときれいな緑色になります。
なすぶかしのレシピ
材料(4人分)
- ナス:2個
- ショウガ:適量
- 万能ネギ:適量
- しょうゆ:適量
作り方

- ナスはへたを切り、蒸気の上がった蒸し器で約20分蒸します
- 冷蔵庫で冷やし、食べやすい大きさに切ります
- 薬味に、ショウガ、万能ネギをのせ、しょうゆをそえます
緑なす―皮が薄く、肉質なめらか・甘く美味なる緑のなす

南鯖石地域の宮之下地区を中心として昔から栽培されていた在来原種。
一般的に、緑なすは、丸なすと長なすの2種類あるようですが、この地域のなすは丸なす系統。
通常のナス独特の紫色は、アクの元であるアントシアニンの色。
緑なすはアントシアニンが少ないのが特徴です。
緑なすは、「柏崎伝統野菜」に認定されています。
つららなす―地域独自の取組で商標登録

北条地域で栽培されている長なす。
「つららなす」は、もともとは「万葉満茄子(ますみなす)」という名前でしたが、夏の暑さの中、緑色が涼しさを感じさせてくれることから、地元で「つららなす」と名付けられ、商標登録された自慢の一品です。
2008年に料理研究家の目にとまり、東京の有名な料理店などとの取引が始まり、「つららなすの会」が結成され生産体制が整えられました。
無農薬と有機栽培にこだわり、安心・安全なナスづくりに取り組んでいます。
つららなすは、「柏崎地場特産品」に認定されています。
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更新日:2020年01月31日