煮菜

雪国では、おなじみの郷土料理です。与板(よいた)菜を使って、作ってみませんか。

煮菜のレシピ

材料(4人分)

  • 野沢菜塩漬け:250グラム
  • ニンジン:50グラム
  • 打ち豆:20グラム
  • 油:大さじ1
  • 煮干しのだし汁:1カップ
  • みそ、またはしょうゆ:適宜

作り方

にんじんや豆の入った煮菜の写真
  1. 漬け菜はたっぷりの水を加えて火にかけ、沸騰直前に火を止めそのまま冷まします。冷めたら水を取り替えて、少し塩分が残るくらいで水気をきります
  2. ニンジンは3センチ長さのせん切り、野沢菜塩漬けも同じ長さに切ります。打ち豆はさっと洗います
  3. 鍋に油を熱して材料を炒め、だし汁を入れて煮ます。味を見て、みそか、しょうゆを補います

ポイント

  • 昔は、漬け菜と煮干しを入れて煮ました。今は、酒かす、砂糖、しょうゆ、みそなどで味付けすることが多いです
  • 油揚げ、ちくわ、ゴボウなどを入れる地域や、仕上げにごま油をたらす地域もあります
  • 冬の保存漬け菜、大根菜の塩漬けを利用する地域もあります
  • 雪国には欠かすことができない料理です。打ち豆は必ず材料として入れます

与板菜(柏崎伝統野菜)

青々とした根本に土のついた与板菜の写真

柏崎で野沢菜を栽培しても、おいしく育ちません。

ところが、中鯖石地域与板地区の漆山(うるしやま)と麻畑(おばたけ)では、本場の野沢菜に負けない大株で柔らかい菜が生産されています。

その昔、青苧(あおそ)を栽培し、焼畑などによる土作りで肥沃な土壌となった畑で、地域の適した気象条件と相まって、後作として栽培された野沢菜が好評を博し、「与板菜」と呼ばれたと伝えられています。

根は薄紫のカブで、茎葉と共に漬物にされました。

現在でも、住民の間で少しずつ栽培されています。

与板菜は「柏崎伝統野菜」に認定されています。

収穫時期

11月

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更新日:2020年01月31日