地元で「おいしい」をつくる人

広報かしわざきで年4回、柏崎市内で活動する農林漁業者を紹介します。広報かしわざきの連載に合わせて、インタビューの全文を掲載します。

第2号 株式会社 田村農産 真貝 奈那さん(柏崎市藤井)

株式会社 田村農産は、お米の他にも野菜や花などを幅広く栽培しています。収穫したお米や野菜は市内スーパーで販売されています。

写真:笑顔で写真に写る株式会社田村農産の皆さん。真貝さんと春日さんは、田村農産と表示されたお米を持っています。

左から順に、株式会社田村農産の三上 雅さん(代表取締役社長)、春日 知代さん、真貝 奈那さん

インタビュー内容

農業をやろうと思ったきっかけ

写真:取材を受けている真貝さん

もともとは接客業をしていました。転職を考えた時に、幼いころに祖父母の畑の手伝いをしていたことがきっかけで、自分で花を植えて育てることが好きだったので、好きを仕事にしました。

農業の好きなところ

野菜でもお米でも、爪の先くらいの種から、大きい収穫物に育つところがとても嬉しいです。昔からこの気持ちは変わらず持っていて、仕事として農業をしていても、収穫が一番楽しいです。

女性農家ならではと感じる利点や悩み

種まきなどの細かい作業が得意なところは、女性ならではかもしれません。しかし、収穫物などを運ぶのはとても重たく、最初は一人で持てませんでした。社長や先輩方に教わりながら、今は重いものも運べるようになりましたが、高いところへの運搬などは時に皆さんに頼りながら、他のことでカバーできるように心がけています。

写真:軽トラックの荷台から田植え機に苗床を積み込んでいる真貝さん
写真:収穫作業中の真貝さん
写真:ビニールハウスの脇に積もった雪を除雪している真貝さん。写真総動員で作業しています。

農業を通じて変わった価値観

スーパーの野菜コーナーは、今まで気にしなかったのですが、よく見に行くようになりました。規格と価格のバランスや、作業に対して値段が安いなと感じることもあり、農作物に対しての見方が変わりました。

今後の目標

暑くても寒くても外仕事なので、とにかく倒れないように、辛抱強く頑張りたいです。

市民の皆さんに伝えたいこと

写真:真貝さんが野菜の苗をもっている様子です

野菜の価格高騰がよくニュースで報道されますが、天候にも負けず、農家が一生懸命作った結果です。ぜひ、値段だけで選ばずに、新鮮な野菜をおいしく食べてください。

第1号 酪農家 江部 広大さん(柏崎市東長鳥)

江部さんの牧場では、現在40頭の乳牛を飼育しています。搾られた生乳は農協牛乳として出荷され、市内の学校給食にも提供されています。

写真:牛舎の中で育てる牛を前に微笑む江部さんご夫婦

江部広大さんと妻の和美さん

インタビュー内容

酪農家になったきっかけ

父が酪農家をしていたので、物心ついたころから牛舎に通っていました。父から継いでほしいと言われたことはなく、兄も継がないだろうと思っていたので、子どものころから自分が継ぐのかなと考えていました。牛が好きだったこともあり、自然と酪農の道に進みました。やるからには父に頼らないという覚悟で始めました。苦労も多いですが、楽しみながら仕事ができています。

気を付けていること

写真:江部さんが育てている乳牛たち。柵の下から顔をのぞかせています

牛をどれだけ丈夫に飼い、病気をしないようにするかということです。一年でも長く、自分の牧場で乳を搾れるように、特に改良の部分で気を付けています。

(注意)乳牛改良とは、より多くの良質な牛乳を安定して生産できる牛を育てるために、計画的に選抜・交配を行う取り組みです。牛は一世代で大きく変わるものではありません。長年にわたりデータを蓄積し、優れた形質を持つ牛を次世代へつないでいくことで、少しずつ改良が進められています。

地域との交流について

北条小学校に牛を入学させてもらったことがあります。以前から、学校への貸し出しに興味があり、北条小学校の先生に提案してみたところ、熱心に協力してくださり、実現することができました。

想像以上に児童たちの反応がよく、とてもかわいがってくれました。最終日には卒業証書もいただき、たくさん触れ合ってもらえて良かったです。地域の方にも知っていただける機会となりました。

写真:江部さんの脇にいる牛を触る小学生の子どもたち
写真:乳牛の周りに集まる子どもたち
写真:小学生に牛のことを説明する江部さん
写真:6年生の男の子が江部さんと牛の前に立ち、卒業証を読んでいます。
写真:雪の降る中、牛を飼育してる場所を清掃する子どもたち
写真:牛を散歩させる小学生たち。一緒に工程の築山をのぞっています

市民の皆さんへ伝えたいこと

写真:青色と白色ミルククラウンをデザインした農協牛乳のパック

柏崎に酪農家がいるということを知ってほしいです。自分にとっては牛は当たり前の存在なのですが、市内の小学生が見学に来た際、柏崎に牛がいることを知らない子がいて、驚きました。

酪農家は年々減少しています。牛乳が余るよりも、足りないという状況が一番嬉しいので、応援する意味でも、一杯でも多くの牛乳を飲んでもらえたらと思います。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 農林水産課 農業振興係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2295/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら

更新日:2026年07月01日