柏崎市名所案内「弘法大師堂・霊塩水井戸」

飢饉を救った霊塩水

たくさんの緑の中にある屋根のついた井戸の左後方の少し小高いところに建つ弘法大師堂の写真

今から約1200年前、弘法大師(空海)が諸国を布教していた折、ある夏の夕暮れに岩之入を訪れ、一軒の貧しい家に一夜の宿を乞いました。

老婆は「お宿はかまいませんが、一飯を差し上げようにもみそも塩も切れていて」と塩気なしの芋粥でもてなしました。旅僧は老婆の心づくしの食事を、快くご馳走になりました。

翌朝、老婆を誘った旅僧は、持っていたつえで力一杯大地を突き刺したところ、こんこんと湧き出たのがこの霊塩水と云われています。

昔、飢饉で草の根や木の皮しか食べれなかったときも、この霊塩水で生き延びることができたということです。

当時、山間の里では塩は貴重なもので、これを感謝してお堂を建立しました。

 

毎年2月中旬頃に、各戸がお堂の周りにロウソクをともし、雪洞灯明や各種露店の出店で賑わう伝統行事「百八灯祭」が行われます。

道から石段を数段上ったとこに緑の木々をバックにした石灯籠と弘法大師堂が建っている写真

弘法大師堂

弘法大師堂の前にある霊塩水井戸の写真

霊塩水井戸

所在地

柏崎市西長鳥岩ノ入地内

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更新日:2020年10月21日