柏崎高等学校と夷陵天問高校(中国湖北省宜昌市)の生徒が2回目となるオンライン交流を行いました【2024年11月20日】
令和6(2024)年11月20日(水曜日)午後、柏崎市の交流都市である中華人民共和国湖北省宜昌(ぎしょう)市の夷陵天問(いりょうてんもん)学校の生徒と、新潟県立柏崎高等学校の生徒(19人)が、昨年に引き続き2回目となる青少年オンライン国際交流を行いました。
両校の生徒は、4班ずつのグループに分かれて、それぞれの学校紹介や、双方の学校で探求活動したテーマについて、パワーポイント資料などを使ってプレゼンテーションを行いました。
2回目となりますが、参加者は新たなメンバーとなっていることもあり、開始直後は緊張感も感じられました。しかし、交流が進むにつれ、プレゼンテーションの度に、笑いや拍手などが自然と沸き上がり、和気あいあいとした雰囲気の中で、予定した2時間があっという間に過ぎ去りました。
柏崎市側から綾子舞に関する研究発表があったことから、「綾子舞を少しでも踊って見せてもらえないか」と要望され、急遽、出演経験のある生徒が振り付けの一部を披露するという場面もありました。また、オンラインゲームのキャラクターなど、国境を越えて、双方の生徒が共有している話題・流行も明らかになるなど、お互いの会場で、生徒一体になって盛り上がる場面も多く見受けられました。
終了後はオンラインモニターの画面越しに合同記念写真を行うなど、国際交流、多文化理解・共生として、大変有意義なひと時となりました。
当日の発表テーマなど(順不同)
柏崎高等学校
- 柏崎市の伝統文化芸能・綾子舞の歌詞の現代語訳から紐解く歴史的背景と柏崎の魅力
- 高齢者にとって住みやすい町とは
- 新ボードゲームについて
- Cu(カルシウム)、Al(アルミニウム)のパイプ内を通過する際のNd(ネオジム)磁石の運動について
夷陵天問学校
- 私の学校生活(「日本の友達」「スポーツと私の高校生活」「好きな中華料理」「日常生活における中日文化の異同」)
- 中国の祭り
- 16歳の私たちにとって、成人とはどんな意味ですか?
- 私の旅行先(「北京への旅行」「熱い蜀の都・生と」「美しい大連」「ハルビンの雪と氷の世界」)
オンライン交流の様子
開会式であいさつする柏崎高校の北岸校長先生。夷陵天問学校と2年連続で交流ができることについての謝意や、交流が果たす意義などに期待する旨が述べられました。
プレゼンテーションのトップは柏崎高校。「柏崎市の伝統芸能である綾子舞の歌詞の現代語訳から紐解く歴史的背景と柏崎市の魅力」について研究した内容を発表しました。
「成人」に関して、それぞれの国の到達年齢や認められる権利の違いなどに関する発表が、夷陵天問学校から行われました。

質疑応答の時間に、夷陵天門学校側から「綾子舞の振り付けを見せてほしい」との要望が。中学生時代に綾子舞の伝承学習に参加し実演経験のある生徒が、振り付けの一部を披露しました。
質疑応答の時間に、夷陵天問学校からの質問に答える柏崎高校の生徒。オンラインゲームなど互いに共有する話題や流行もあり、大いに盛り上がりました。

夷陵天問学校と宜昌市の参加者の皆さん
交流終了後、オンラインを通じ、夷陵天問学校の皆さんと記念撮影に応じる柏崎高校の生徒。

同じくオンラインを通じ、柏崎高校の皆さんと記念撮影に応じる夷陵天問学校の生徒。
この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 商業観光課 観光振興係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2334/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2024年12月04日