刈羽三山(かりわさんざん)への冬山登山の注意事項(お願い)

刈羽三山の標高は千メートル以下ですが、標高だけで判断し安易に登山することは大変危険です。

冬山の天気は、平地とは比較にならないほど急激に変化し、悪天候が数日継続することも少なくありません。特に低気圧が通過した後に強い冬型の気圧配置になる場合、強風や吹雪、短時間での大雪、なだれ、急激な気温低下が起こります。

登山の数日前から最新の気象情報で天気や雪の状況などを確認し、ゆとりある計画を立てることが必要です。また、登山中も常に最新の気象情報を利用し、気象の急変などに備えた適切な装備と判断・行動が、生死を分けるものと強く認識し、冬山登山を行ってください。

冬山に必要な知識と技能を備えましょう

登山は、計画段階から無事に帰宅するまで、自己責任で行わなければなりません。

日ごろから、さまざまな団体が行う冬山登山の研修会や講習会などに参加し、冬山に必要な知識や技能を身につけましょう。また、冬山経験が豊かで適切な判断力のあるリーダーのもとで万全の準備で登山することが大事です。

「山に行ってから考えよう」は禁物です!

知識や経験、技術の伴わない登山者は、冬山への安易な登山は厳に慎みましょう。

雪山遭難事故の防止を目的としたセミナー【終了しました】

新潟県と日本雪崩ネットワーク(JAN)が共催する無料セミナーです。スキー場とは異なる冬季山岳特有の危険やその対処、雪崩事故の実態やリスク管理などについて、わかりやすくお伝えします。

開催概要
セミナー名 バックカントリー雪崩安全セミナー「アバランチナイト in 南魚沼」
開催日 令和6(2024)年12月20日(金曜日)午後7時~9時(開場は30分前から)
会場 南魚沼市民会館・多目的ホール(南魚沼市六日町865)
対象 スキーヤー、スノーボーダー、冬山登山愛好者、スキー場関係者など
内容
  • 雪崩の基礎知識と雪崩事故
  • スキー場での安全な新雪滑走について
  • 雪崩対策で最も重要な地形利用について
費用 無料
定員 150人(事前申し込みが必要)
申し込み・問い合わせ 雪崩の危険を知る無料安全セミナー アバランチナイト|日本雪崩ネットワーク

最新の気象状況を把握しましょう

登山中はもちろん登山の数日前から、最新の気象情報を把握しましょう。

通信手段の確保を!

山中は、携帯電話がつながらない地点が多く、寒さなどにより電池寿命が短くなります。

予備バッテリーの携行、無線機などの併用を心がけてください。

登山計画書は、あなたの生命を守るザイルです!

遭難事故防止の第一歩は、登山計画書の作成と提出です。

冬山で遭難したパーティーの8割が、登山計画書を提出していなかったという統計結果も出ています。

反対に、登山計画書を提出していたことで、命拾いしたという事例も数多くあります。

登山計画書はあなたの生命を守るザイルと考え、必ず提出してください。また、下山後は提出先に下山の報告も行いましょう。

登山計画書の提出先

  • 家庭、クラブ(山岳会)、職場、学校など
  • 山域の登山指導センターや案内所
  • 登山地域の都道府県警察本部地域課または山域を管轄する警察署

登山計画書の様式や記入例

公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会に、登山計画書の様式や記入例があります。以下のリンクからご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 商業観光課 観光振興係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2334/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2024年12月21日