柏崎市地域エネルギー会社（仮称）事業計画書（案）をお知らせします

環境・エネルギー産業による「新たなエネルギーのまち柏崎」の実現に向けて

柏崎市は、将来世代も豊かな生活を送ることができる持続可能な社会構築に向けて、平成30（2018）年3月に「柏崎市地域エネルギービジョン」を策定しました。石油産業や原子力産業とともに歩んできた歴史を礎に、再生可能エネルギーや次世代エネルギーを市民や事業者が最大限に活用し、環境・エネルギー産業が発展・高度化することで、環境・経済ともに持続可能な脱炭素社会「エネルギーのまち柏崎3.0」を構築することを目指し、地域エネルギー会社の設立を進めています。
令和2（2020）年度は、柏崎市にゆかりのある企業などとともに会社のあり方や事業内容などを議論する「地域エネルギー会社設立検討・準備会」を設置し、基本的な事業の方向性を定めた事業計画書（案）を取りまとめました。
柏崎市は、議論を続けてきた企業などと連携や協力のもと、事業計画書（案）のさらなる検討を進め、地域エネルギー会社の創出と新たなエネルギーのまちの形成を目指します。

柏崎市地域エネルギー会社（仮称）事業計画書（案）

柏崎市地域エネルギー会社（仮称）事業計画書（案） (PDFファイル: 2.1MB)

柏崎市地域エネルギー会社（仮称）事業計画書（案）要点解説 (PDFファイル: 536.1KB)

設立の目的

地域エネルギー会社は、エネルギーのまち柏崎3.0に向けた実働組織として機能し、低炭素エネルギーを地域で利活用できる環境の提供と、首都圏へのグリーンエネルギー供給拠点となることにより、柏崎市の環境・エネルギー産業の中核として発展し、長期的に地域に貢献する会社を目指します。

事業の概要

柏崎市と民間企業が共同で、市内の再生可能エネルギーを始めとする電力を調達し、市内外の施設にその電力を供給・販売することで、地域における新しいエネルギー供給体制を整備します。次世代エネルギー活用にも取り組むほか、中長期的には、蓄電池などを活用した首都圏への電力安定化・供給事業の展開を図り、利益の一部を活用した事業拡大と長期的な地域還元を目指します。

地域エネルギー会社の将来構想イメージ

事業開始初期は、小売供給先を柏崎市の公共施設に絞り、柏崎市の再エネ導入施策と連携した自社電源・提携電源開発を進め、収益・経営基盤を構築します。
事業拡大期は、供給先を柏崎市内の事業者に拡大し、提携電源や相対取引電源などの調達先拡大を進め、地産地消の事業規模を拡大します。
地域の再エネ利活用を促進する価格戦略を進める一方、再エネの付加価値を求める供給先確保により適正収益の確保を進めます。
次世代エネルギー展開を見据えた実証参画を推進します。
中期的事業展開に向け、蓄電池などによる電力安定化事業の検討・準備を進めます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部電源エネルギー戦略室

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号市役所本館4階
電話：0257-21-2324/ファクス：0257-23-5116
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