1.番組概要・最近の柏崎の林業の話題
このページは、令和4(2022)年1月1日に放送された、FMピッカラ新春特別番組「柏崎の林業のこれから」を基に作成しました。ダイジェスト版は、広報かしわざき令和4(2022)年1月号に掲載します。
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新春特別番組の概要
2030年までの国際社会共通の目標である「SDGs」。持続可能な世界を実現するための17の目標を掲げ、地球上の誰一人取り残さないことを誓っています。その目標の一つに「陸の豊かさも守ろう」があり、森林整備の重要性が高まっています。
また、昨年放送されたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」では森林組合が取り上げられ、話題となりました。
柏崎の林業の取り組みと、これからの展開について、市内で従事されている皆さん、そして櫻井市長が座談会を行いました。
出演
- 石塚 正好さん(柏崎地域森林組合 組合長)
- 中村 貴洋さん(柏崎森林組合 従業員)
- 太田 正昭さん(柏崎木材協会 会長、株式会社太田材木店 代表取締役)
- 高橋 裕美さん(FMピッカラ)
- 櫻井 雅浩(柏崎市長)
ラジオ放送
新春特別番組「柏崎の林業のこれから」は、FMピッカラ(76.3メガヘルツ)で、令和4(2022)年1月1日(土曜日・祝日)の正午~午後1時に放送されました。
再放送
令和4(2022)年1月8日(土曜日)正午~午後1時
「JCBAインターネットサイマルラジオ」でも聞くことができます。
関連リンク
最近の柏崎の林業の話題
高橋 裕美さん(FMピッカラ)
櫻井 雅浩(柏崎市長)
高橋:櫻井市長、あけましておめでとうございます。
市長:令和4年、2022年、今年は寅年だそうです。市民の皆さん、あけましておめでとうございます。
高橋:市長と共に、柏崎の林業・木材について伺っていきます。市長、柏崎の林業といえば、柏崎産の木材が市役所新庁舎の議場や東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村ビレッジプラザにも使われたことが記憶にも新しいですね。
市長:昨年は、東京2020オリンピック・パラリンピックで盛り上がりました。コロナ禍での開催でしたが、私自身も、そして多くの方も、きっと感動したのではないかと思います。
今から3年ほど前、東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗元首相から、柏崎の木材を東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村に使えないかというお話をいただきました。担当がぜひということ、そして、本日お越しの石塚組合長をはじめ、林業関係者の方々からもぜひということで、手を挙げさせていただき、選手村ビレッジプラザで使っていただきました。その際、大学の大先輩でもある森元首相から、直接お声掛けいただきました。「柏崎の木を大切に使うから」とお話しいただいたことを今でも鮮やかに覚えています。
そして、東京2020オリンピック・パラリンピックが昨年無事に終わり、使われた木材が柏崎に返ってくるという話も聞いています。その木が多くの方に使っていただけるものに変わっていくのではと思っています。
高橋:森元首相からうれしいお言葉をいただいたのですね。
本日お越しいただいた、柏崎地域森林組合の皆さんは、議場や選手村に使われた木材の伐採を担当されました。また、東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村ビレッジプラザで使用された木材については、同じく本日お越しいただいた太田さん、太田材木店が開発したICチップが打ち込まれ、伐採から選手村ビレッジの材料として利用されるまでがデータで記録されています。
こうした話題もある柏崎の林業ですが、日ごろどのような取り組みをされているのか、また今後の展開について、お話を伺います。
東京2020オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザの床を支える「大引き」という重要な部分に柏崎産の杉が使用されました
東京2020オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザの建設のために提供された柏崎産の木材
柏崎産の杉を使い、市役所1階議場の机や椅子を制作しました
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更新日:2022年01月01日