01_中鯖石地区から取り組みがスタート
このページは、広報かしわざき2022年7月号の特集記事を基に作成しました。
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コミュニティの始まり
旧・自治省(現・総務省)のモデル・コミュニティ施策事業を導入し、昭和47(1972)年に市内で初めて中鯖石地区に地区コミュニティ協議会が発足したことが始まりです。
以降、旧町村や小学校区、中学校区の第一生活圏域を単位として各地区で地区コミュニティ協議会が設立され、併せて、活動の拠点となるコミセンが建設されていきました。
設立当初、コミセンは公民館の機能も兼ね備えて整備されました。コミセンに公民館を同居させたところが、他には見られない柏崎独自のスタイルです。
学びの場としての公民館と、その学習機能を生かしてコミュニティ活動に結び付けることができる「柏崎方式」は、全国的にも注目される取り組みとなりました。
中鯖石コミセン10周年事業の様子
公民館とコミセンが同居していたことを示す枇杷島コミセンの案内看板
モデル・コミュニティ施策とは
国が住民参加による自発的な地域活動を行う地区をモデル地区として設定する制度。
制度設立初年度の指定地区40カ所の1つに「中鯖石地区」が選ばれました。
コミュニティ新体制の確立
平成15(2003)年度には「コミュニティ研究委員会」の研究報告を受け、公民館の学習機能とコミュニティの地域活動の2つの機能を一体化し、コミュニティを核にした地域主導の活動システムを目指す新たなコミュニティ方式が導入されました。
現在のように、コミュニティ活動で学び、その成果を自発的な地域づくりに生かしていくという形が定着し、地域主導の活動を行う新しい体制が確立されました。
コミュニティ研究委員会の研究報告とは
平成13(2001)年度に、コミセンの代表者で組織するコミュニティ研究委員会が「柏崎における新しいコミュニティの理念と提言」を研究報告としてまとめました。
- 3つの理念:『地域が主導』『受益者の負担』『自由な参加』
- 3つの提言:『コミュニティ経済基盤の確立を図る』『コミュニティの事業システムに、地域の実情に合わせた公民館学習を一体的に取り込む』『住民運営を基本として、行政とのパートナーシップを創る』
地域住民主体で活動を実践
地域を歩いてふるさとを知る
これまで実践されてきたコミュニティづくりの原点は、それぞれの活動を通じて、共により住み良い地域をつくり上げていくことであり、地域生活の向上や地域づくりを目的としています。
各地区では、地域の実情に合わせたさまざまな取り組みが行われています。
お住まいの地域の活動に関わることで地域の新たな一面が発見できるかもしれません。
この記事に関するお問い合わせ先
総合企画部 元気発信課 情報発信係
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更新日:2022年07月05日