市役所で働く若手職員の様子を紹介します!

柏崎市役所では、市民が安心して生活できるよう、住んでいて良かったと思えるまちであり続けられるよう、事務職だけではなく、土木技師や建築技師などの技術職、保育士や保健師、消防士などの専門職など、さまざまな職種の職員が、多岐に渡る業務を行っています。

その職員の中から、若手職員を中心に、インタビュー動画とテキスト記事で紹介します。
ご自身の将来の働く姿がイメージできるはずです。

職員採用PR動画「あなたの力を柏崎市に」

阿部祐香(一般行政事務)

高野康太(土木技師)

外山瞭平(一般行政事務)

南波あゆみ(一般行政事務)

一般行政事務

大矢 悠介

写真:市役所西玄関前に立つ大矢さん

福祉保健部 福祉課 障害相談係
令和2(2020)年度入庁

入庁の動機

私は柏崎市で生まれ育ち、高校卒業まで生活していましたが、大学進学で一度地元を離れて関東圏で4年間過ごしました。大学3年時に元気発信課が主催である「かしわざきカレッジ@たんね」に受講生として参加し、柏崎市の谷根地域全体を使ったアートイベント「たんねのあかり」の開催に関わりました。イベントを通じて、地域住民とコミュニケーションを取りながら活動することの大切さを学ぶとともに、柏崎市のもつ新たな魅力を再発見することができました。

この経験がきっかけとなり、多様な分野の業務を行う市役所職員として市民のために一生懸命働き、愛着のある地元の地域社会に貢献したいという思いが生まれ、入庁するに至りました。

現在の業務内容
写真:パソコンに向かう大矢さん

私は現在、障がい者就労支援に関する業務を主に担当しています。

障がい者就労施設などからの優先調達については、障がい者就労施設などが提供可能な物品・役務(サ―ビス)情報を集約し、庁内各課とのマッチングの促進に向けて取組体制を整備したり、障がい者就労施設などが庁舎内で行う豊富な授産品の販売に関わる対応を行ったりしています。

また、柏崎刈羽地域障害者自立支援協議会では、就労部会に関する業務を担当しています。福祉施設から一般就労への移行率や職場定着率の向上を目指して、部会の構成メンバー・関係機関と連携しながら、障がい者就労を取り巻くさまざまな課題の共有、課題解決に向けた取組内容の協議を行っています。

働いてみて感じた魅力
写真:窓口で来朝者に応対する大矢さん

福利厚生が充実し、ワークライフバランスの実現が図りやすい点が魅力の1つであると感じています。職員1人1人の暮らしをサポートするさまざまな制度や手当が準備されているため、積極的に活用することで、プライベート時間を安心して作ることでき、仕事の質の向上にも繋がります。
また、定期的な人事異動によりさまざまな分野の業務を経験することで、幅広い知識の習得を図ることができることも魅力であると考えています。

私は、入庁4年目にして初めての異動を経験しました。全く内容の異なる仕事を覚えるのに大変な部分もありますが、心強い上司や同僚職員のサポートのおかげで、新鮮な気持ちで日々の業務に励むことができています。

柏崎の魅力

海や山などの豊かな自然環境に恵まれている点が魅力だと思います。

かしわざきセントラルビーチを始めとした柏崎市の海では、海水浴やマリンスポーツ、バーベキューなどを楽しむことができます。特に、柏崎市の夏を彩る一大イベント「ぎおん柏崎まつり」のクライマックスに行われる海の大花火大会は、熱気と感動に包まれる最高のイベントです。
また、米山、黒姫山、八石山といった雄大な山々が連なり、登山を通してステキな町の景色を見ることができます。
さらに、柏崎市は歴史ある三大庭園を有しており、個々の楽しみ方は異なりますが、特に松雲山荘は紅葉シーズンのライトアップが有名で、幻想的な秋の美しさを感じることができます。

1日の業務スケジュール
午前8時30分:出勤、1日の予定確認・メールチェック、9時45分:障がい者活躍推進セミナー開催会場へ移動、10時:セミナー会場の設営・確認などの準備、正午:お昼休み、午後1時:セミナー参加者の受付・会場誘導、1時30分:セミナーの運営、4時:撤収作業、5時:帰庁、5時15分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 令和2(2020)年度 入庁
    • 配属:教育委員会 文化・生涯学習課 学習推進係
    • 担当:柏崎公民館講座・柏崎市子ども会連合会事務局(柏崎公民館講座エイジレスコース、こども向けコースで実施する各種講座の企画・運営、柏崎市子ども会連合会事務局で実施する各種会議やイベントの調整・運営などに関する業務)
  • 令和5(2023)年度
    • 配属:福祉保健部 福祉課 障害相談係
    • 担当:障がい者就労支援(障がい者就労施設等からの物品・役務の優先調達、柏崎刈羽地域障害者自立支援協議会の就労部会などに関する事務)

片野 秋恵

写真:カメラを抱え微笑む片野さん

総合企画部 元気発信課 情報発信係
令和5(2023)年度入庁

入庁の動機

市役所職員であれば、幅広い業務を通して地域に貢献できると考えたからです。

学生の頃から住民に寄り添って地域貢献できる仕事をしたいと考え、公務員も志望していましたが、最終的には地域に根差した民間企業に就職しました。お客さまに喜んでいただけることにもやりがいを感じていましたが、社会に出て幅広い年代の方や自分と異なる生活環境の方と接していく中で、地域に根差しながらもより幅広い業務に携わりたいと感じ、もう一度公務員を目指す気持ちが沸き上がりました。

柏崎市に興味を持ったきっかけは、柏崎あい・あーるエナジー株式会社設立のニュースを見たことで、そこから住民目線のさまざまな施策を知り、柏崎市で働きたいと考え、転職を決意しました。

現在の業務内容
写真:被写体にカメラを向ける片野さん

情報発信係は、柏崎市の魅力や情報を市内外に伝えるために、広報の作成やニュースリリース(報道発表)、ホームページやSNSの運営などを行っています。
その中で私は、主に報道発表や記者会見事務を担当しています。担当課から依頼された発表文案や記者会見での発表事項資料を、市内外の方により一層分かりやすく、魅力的に伝わるように、広報のルールに則って校正したり、文の構成を考え係内で検討したりしています。

また、災害時には情報発信も重大な役割を担うので、市民の方の命を守る仕事でもあります。

他にも、市内でイベントなどが開催されると、一眼レフカメラで撮影した写真をSNSに投稿する業務も行っています。

働いてみて感じた魅力
写真:カメラをこちらに向けている片野さん

広報は、市が行っている施策などを市内外に「伝わる」ように発信する大切な仕事です。文章や写真に向き合って対外的に情報を出す仕事なので、内部の取り組みが分かりやすく伝わるよう試行錯誤していますが、時には難しさを感じることもあります。しかし、自分の仕事の先に市民の方がいらっしゃることや、市の魅力発信に寄与していると考えると、とてもやりがいを感じます。

市役所は横の繋がりがとても強いと感じています。他課の職員とも仕事で関わる機会が多く、自然と仲良くなれて、困った時にも相談できることは強みだと思います。
新採用職員へのフォローも手厚く、先輩職員との相談の機会が何度か設けられていた点も、当初抱えていた不安や悩みを打ち明けることができ、心理的にもとてもありがたかったです。

柏崎の魅力

まず、景観の素晴らしさです。背の高い建物が少ないので、出勤時や退勤時に空を見上げるとひらけて見えて清々しく感じます。少し車を走らせれば海にも山にもアクセスでき、四季の表情も楽しめて休日のドライブが楽しみです。また、市街地にある程度お店がまとまっていて買い物などがしやすい点や、県の中心に位置していて、上越方面・長岡方面、県外にも遊びに行きやすい点も魅力です。

そして、人が温かいです。上司や先輩方も優しく、困った時は快く協力してくださるなど、よく気にかけてくださります。趣味のカフェ巡りでも、店員の方が仲良くしてくださり、人の温かさを感じます。人と人との繋がりを大切にしている方が多いのも魅力です。

1日の業務スケジュール
午前8時30分:出勤、1日の予定確認・メールチェック、9時:打ち合わせ用資料最終チェック、10時:ニュースリリース発送、11時:撮影済み写真の編集作業、正午:お昼休み、午後1時:翌日発送分のリリース原稿確認作業、2時:ラジオ収録立ち会い、写真撮影、4時:市長定例記者会見打ち合わせ、5時15分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 令和5(2023)年度 入庁
    • 配属:総合企画部 元気発信課 情報発信係
    • 担当:ニュースリリースに関する事務、市長記者会見に関する事務、FMラジオに関する事務、シンボルマークに関する事務

土木技師

木戸 諒太

写真:担当する建設道路でヘルメットを小脇に抱えて立つ木戸さん

都市整備部 道路河川課 道路建設係
平成25(2013)年度入庁

入庁の動機

生まれ育った柏崎市で柏崎市のために仕事がしたいと思っていたところ、公務員として働いていた先輩の勧めで、入庁を志したのがきっかけです。

現在の業務内容
写真:建設現場で施工検査中の木戸さん

柏崎市が管理する道路(市道)で、車の通行や冬期の除雪に支障のある幅の狭い道路を、安全で快適に利用してもらうための拡幅工事を行っています。
どのような道路にするのか検討し、計画することから始まり、図面などの作成を経て、着工後は現場で監督を行うなど、設計した道路が実際に完成するまで見届けることができます。

働いてみて感じた魅力
写真:大きな工事車両のそばに立つ木戸さん

工事を行うにあたり、計画から設計、工事と多くの人が関わります。そういった方々とも協力しながら完成させた道路が、市民の皆さんに利用され、便利になったと喜んでもらえると嬉しい気持ちになります。
また、柏崎市には道路以外にも数多くの部局があり、さまざまな経験ができるというのは、魅力だと思います。

柏崎の魅力

柏崎市は、海や山など自然豊かなで住みやすい地域だと思います。市街地、海の近辺、山の近辺とそれぞれの地域にライフスタイルがあり、さまざまなニーズに対応できる魅力があります。
あとは定番ですが、えんま市や海の大花火大会など、全国から大勢の人が集まるイベントも魅力の一つだと思います。
また、柏崎市は新潟県のほぼ真ん中に位置しているため、県内各地へのアクセスのしやすさといった点も魅力です。

1日の業務スケジュール
午前8時30分:出勤、1日の予定確認?メールチェック、9時:事業者との打ち合わせ、10時:設計書の作成、正午:お昼休み、午後1時:現場立ち会い、3時:関係機関との打ち合わせ、4時:設計書の作成、5時15分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 平成25(2013)年度 入庁
    • 配属:ガス水道局 浄水課 水質検査係
    • 担当:赤坂山浄水場およびその他水道施設の水質管理、水質検査業務
  • 平成27(2015)年度
    • 配属:ガス水道局 下水道課 施設管理係
    • 担当:自然環境浄化センターおよびその他下水道施設の維持管理業務
  • 令和元(2019)年度
    • 配属:上下水道局 建設課 水道建設係
    • 担当:水道管・水道施設の改良工事の設計・監督業務
  • 令和4(2022)年度
    • 配属:都市整備部 道路河川課 道路建設係
    • 担当:道路改良工事の設計・監督業務

建築技師

柴野 隆弘

写真:作業着を着てヘルメットをかぶった柴野さん

都市整備部 建築住宅課 建築営繕係
平成26(2014)年度入庁

入庁の動機

学生時代は、建築学科で建築について広く学びました。卒業が近づき就職活動をしている際に、社会人としてこれから仕事をしていく中で、自分が生まれ育った柏崎のために役立つ仕事がしたいと思い、学生時代に学んだことを活かせる建築職として、入庁を志望しました。

現在の業務内容
写真:建築現場でメジャーを使って検査を行う柴野さん

公共建築物に関わる改築や改修などの工事の設計・積算・工事監理を行っています。
工事によって規模は大小様々ですが、現在担当している工事の中で一番大きな工事は、学校給食調理場の増築・全面リニューアル工事です。
決まった工期とコストの中で、学校給食調理場としての品質を確保し、計画を実現させるのが私の役割です。

受注者と共に「衛生的で使いやすい調理場を作り上げよう」という心持ちで業務に励んでいるため、工事関係者と綿密な打ち合せを行いながら工事を進めていき、建物がだんだん出来上がっていくのを見ると、やりがいを感じます。

働いてみて感じた魅力
写真:大きな建築図面を広げて確認する柴野さん

建築営繕業務では、設計、工事発注、工事完了まで、建築工事の一連に携わることができ、多岐にわたる知識を身につけられることが魅力です。
併せて、工事完了後に施設を利用している方々を目の当たりにしたときには、達成感を感じることができます。
業務に当たっては、常に施設利用者の視点に立ち、利用しやすい施設計画を行うことを心がけています。
また、職場の内外で施設管理者、施設利用者、工事受注者、設計事務所の方々など多くの人と関わる機会があることも魅力の一つです。

柏崎の魅力

柏崎では、えんま市や海の大花火大会など全国から人が大勢集まるイベントがあります。そのほかにも、柏崎市文化会館アルフォーレ、高柳じょんのび村、西山ふるさと公苑などで多くのイベントが定期的に開催されています。休日には家族でイベントに遊びに行っています。

また、柏崎の海岸線はとても長く、海水浴場が15カ所もあり、夏場のシーズンには飽きることなく、いろいろな海水浴場を楽しむことができます。

1日の業務スケジュール
午前8時30分:出勤、1日の予定確認・メールチェック、9時:改修工事の設計積算業務、11時:施設担当課と工事内容打ち合わせ、正午:お昼休み、午後1時:工事現場に移動、受注者との定例会議、現場立会確認、4時:帰庁、翌日の打ち合わせに向けて資料の確認と書類のチェック、5時15分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 平成26(2014)年度 入庁
    • 配属:ガス水道局 下水道課 施設管理係
    • 担当:下水道処理施設(公共下水道施設、農業集落排水施設)の維持管理業務
  • 平成30(2018)年度
    • 配属:都市整備部 建築住宅課 建築営繕係
    • 担当:公共建築物の建築営繕業務(設計、積算、工事監理)

学芸員

池田 孝博

写真:博物館の前で撮影した池田さん

教育委員会 博物館 文化学芸係
平成26(2014)年度入庁

入庁の動機

前職は、民間団体の学芸員として、柏崎市内の展示施設に勤務していました。
企画展や講座を開催して先人の功績を伝える業務に従事していましたが、柏崎は生まれ育った地元でもあり、次第に柏崎で受け継がれてきた暮らしや文化への関心も強くなりました。
そして、先輩学芸員の仕事ぶりから、地域に関する実物資料には、地域の人びとが自分たちの地域の良さを再発見・再認識できる価値があることを実感していました。

柏崎に関する多様な実物資料を活用できる博物館で、市民の皆さんが世代を問わず心豊かに暮らせるような業務に多角的に携わりたいと考えるようになり、柏崎市立博物館の公営化を機に転職しました。

現在の業務内容
写真:貸鍬の展示内容を説明する池田さん

柏崎市立博物館で、柏崎刈羽地域の民俗・歴史・先人に関わる資料に携わり、企画展の開催・常設展の一部展示替えなどの展示や、文化財IPMによる収蔵資料の保存を担当しています。
また、教育普及活動も担当しており、市内小学生を対象に通年開催する体験学習の運営や、博物館実習と職場体験の受け入れなどにも取り組んでいます。

働いてみて感じた魅力
写真:企画展で使用する展示物の調整を行う池田さん

博物館の収蔵資料をはじめとして実物資料を取り扱えることです。
実際は、資料の保存管理に大変なことも多々ありますが、実物資料に向き合うことで新しい気付きを得られた時は、やはり楽しくて嬉しくなります。
そして、柏崎の歴史や文化に関わる資料の魅力を、裏付けとなる調査研究の成果とともに博物館ならでは展示という方法で、市民の皆さんに紹介し共有できることに、地域博物館の学芸員として大きなやりがいを感じます。

柏崎の魅力

柏崎市立博物館でも展示・紹介していますが、魅力的な歴史や文化、自然がたくさんあるところです。
日常的なことでいえば、市外から柏崎に来た親せきや友人から「お米がおいしい」と言われたことがあり、普段の食事は暮らしていると当たり前すぎて見過ごしがちなため印象的でした。
それからは、毎日のごはんで柏崎のおいしい水で炊いたお米を食べられることは、ライフステージやライフスタイルを問わない柏崎暮らしの普遍的な魅力だと思うようになりました。

1日の業務スケジュール
午前8時30分:出勤、1日の予定確認・メールチェック、8時50分:開館準備、9時:個人蔵の市指定文化財を借用のため外出、10時30分:帰館、収蔵資料運搬のため再外出、正午:帰館、お昼休み、午後1時:収蔵資料の撮影作業、3時:子ども探検教室の内容の準備、5時:閉館作業、5時15分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 平成26(2014)年度 入庁
    • 配属:教育委員会 博物館 文化学芸係
    • 担当:企画展開催などの業務、文化財保存事業に係る補助金事務
  • 平成28(2016)年度
    • 配属:教育委員会 博物館 埋蔵文化財係
    • 担当:埋蔵文化財包蔵地の照会などに関する事務
  • 令和元(2019)年度
    • 配属:教育委員会 博物館 文化学芸係
    • 担当:企画展の開催・児童向け体験学習の実施・収蔵資料の管理などの業務

保育士

伊藤 琴星

写真:ピンク色の制服を着た伊藤さん

子ども未来部 保育課 田尻保育園
令和5(2023)年度入庁

入庁の動機

私は、柏崎市の公立保育園を卒園しました。両親が共働きだったので、長い時間保育園にお世話になっていました。当時の先生方が温かい保育をしてくださり、愛情を注いでくださったので、私は先生方が大好きで、保育園が楽しい場所でした。そんな先生方に憧れ、お世話になった先生方と一緒に働き、学びたいと思ったことが入庁のきっかけです。

現在の業務内容
写真:園児が使う道具を製作している伊藤さん

今年度は0・1歳児クラスの担任となり、子どもたちの発達に合わせて、食事・排せつ・衣類の着脱などの基本的生活習慣を身に着けられるよう援助しています。また、お部屋遊びの他に遊戯室でボールやブロックを使い、思いきり体を動かして遊んでいます。時には1対1で触れ合い遊びや絵本の読み聞かせを通して愛着関係を築いています。

早朝・延長保育の当番の際は、0~6歳の年齢の違う子どもたちと接する機会もあり、子どもたちの発達段階に合わせて保育を行っています。

日々、お便り帳や送迎の時間を使って子どもたちの様子を保護者に伝え、コミュニケーションを取ることを大切にしています。
その他に、行事の企画・準備、成長過程を記録する書類の作成をしています。

働いてみて感じた魅力
写真:保育室のピアノを弾く伊藤さん

子どもたちが言葉を少しずつ話せるようになり、初めて「先生」と呼んでもらえた時や、「大好き」という嬉しい言葉を掛けてもらった時は、疲れも吹き飛び、頑張って良かったと思える瞬間です。
また、保護者と子どもたちの様子を情報交換したり、一緒に成長を喜びあえることにやりがいを感じます。

悩んだ時や困った時に、親身になって話を聞きアドバイスをくださる先輩保育士がたくさんいることで、安心して楽しく働くことができています。

柏崎の魅力

海・山など自然が豊かで、春・秋には散策、夏には水遊び、冬には雪遊びができ、子どもたちが季節を感じながら伸び伸びと遊べる環境があるところに魅力を感じます。

また、今の時代に希薄となっている地域の方との交流という面では、散歩に出かけると地域の方が声を掛けてくださり、子どもたちが地域の方と触れ合える機会があります。
地域全体で子育てに参加し、見守りがある温かい環境がこれからの子どもたちにはとても必要だと感じます。

1日の業務スケジュール
午前8時15分:出勤、登園対応、8時30分:朝礼、クラス保育、視診・触診・検温・お便り帳確認・連絡事項の共有、園児との自由遊び、9時15分:おむつ交換、9時45分:おやつ、食事援助、10時:主活動、10時50分:おむつ交換、11時20分:給食、食事援助、午後1時20分:昼寝、寝かしつけ、1時:お昼休み、お便り帳記入、2時30分:おむつ交換、おやつ準備、3時 おやつ、食事援助、3時30分:園児との自由遊び、4時:引き継ぎ、4時30分:今日の振り返り・翌日の保育準備、5時15分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 令和5(2023)年度 入庁
    • 配属:子ども未来部 保育課 田尻保育園
    • 担当:0・1歳児ひよこ組担任

消防士

山田 大翔

写真:ヘルメットを脇に抱え、防火衣を着用した山田さん。後ろに2台の消防車両が見えます

消防本部 警防課 警防第二 警防防災係
令和4(2022)年度入庁

入庁の動機

私は、この柏崎市で多くの人の命を守りたいと思い、消防士を目指しました。
幼い頃に消防団である父の姿をみて、消防という職業に興味を持ちました。また、ニュースや新聞で映る災害から人命救助を行う消防士をみて、消防という職業は人の命や財産を守ることができる崇高な仕事だと思いました。
その思いを愛着のある柏崎市で叶えたい思い、柏崎市消防に入署しました。

現在の業務内容
写真:消防車両の点検をする山田さん

火災・救助・救急活動の他に、警防課警防防災係として仕事をしています。

この係の業務は、主に2つあります。
一つは、他県での大規模災害や国家的災害により、被災地の消防機関では対応できないときに各都道府県から応援出動する緊急消防援助隊に関することです。その中でも、私は、緊急消防援助隊の出動に必要な資機材の管理を主に行っています。
もう一つは、柏崎刈羽原子力発電所との訓練や原子力資機材の管理に関することです。原子力発電所での災害に備えて、柏崎刈羽原子力発電所との合同訓練や研修を計画します。
また、原子力災害に対応する資機材の保有状況の確認や整備を行っています。

働いてみて感じた魅力
写真:消防署のトレーニング室でバーベルを持ち上げる山田さん

消防士として働く中で感じた最大の魅力は、人の命を守れることです。
この魅力を一番感じることができたのは、市民の「ありがとう」という言葉をもらった時です。

消防士が経験する現場は、時に危険で悲惨な現場です。自分の命の危険もあります。しかし、その中で苦しんでいる方や恐怖を感じている方がいます。その方々を救い出し、守ることができる消防という職業は非常に崇高な仕事だと思います。

そして、市民の方から感謝の言葉をもらった時はこの仕事をしていてよかったと思います。

私たちは、さまざまな災害から市民を守るため、日々訓練を積み重ねています。この先も柏崎市の安全を守れるように精進していきたいです。

柏崎の魅力

柏崎の魅力は、海と伝統行事だと思います。
柏崎といえば海と思えるほど、柏崎の海には大きな魅力があると思います。夏には全国各地から人が集まり、賑わいを見せています。

私はバイクに乗るのですが、柏崎の海岸線を運転するのは非常に気持ちが良いです。
また、柏崎にはえんま市や海上花火といった伝統行事があります。私も何回も行ったことがあり、どれも良い思い出となっています。人の心を豊かにできる伝統行事があることは大きな魅力だと思います。

1日の業務スケジュール
午前8時30分:勤務交代、車両整備(資機材確認など)、9時:全体ミーティング、10時:各種訓練、正午:お昼休み、午後1時:係業務、各種訓練、5時:車両整備(無線試験など)、6時:交代制夜間勤務開始(指令室業務、受付業務、夕食、トレーニング、仮眠など)、翌午前6時30分:交代制夜間勤務終了、起床、清掃、7時30分:車両整備(洗車など)、8時30分:勤務交代、(注意)災害がある場合は災害対応
入庁から現在までの経歴
  • 令和4(2022)年度 入庁
    • 配属:消防本部 警防課 警防第二 警防防災係
    • 担当:消防訓練計画の企画・立案に関すること、消防統計に関すること、緊急消防援助隊に関すること、原子力防災・原子力防護資機材の整備、管理に関すること

渡部 栞己

写真:消防車に手を添えて微笑む渡部さん

消防本部 消防署 警防第二 西分署
令和4(2022)年度入庁

入庁の動機

中越沖地震で祖父が全身熱傷し、救急車で搬送されたことがきっかけです。災害現場にいち早く駆けつけ、現場から病院まで命を繋ぐという救急救命士の存在を初めて知りました。
そこから救急救命士という職業に興味を持ち、強く憧れるようになりました。

救急救命士資格の取得を目指し、4年間大学で勉強し資格を取得後、消防でこの資格を最大限に活用できると思い入庁しました。

現在の業務内容
写真:デスクでパソコン作業を行っている渡部さん

日交代で救急隊、消防隊として活動してます。

救急隊では、救急車の後ろで主に傷病者の観察や情報聴取を行い、搬送先を決定させるための病院連絡を行います。重症傷病者の処置として、点滴処置や薬剤投与なども行います。
消防隊では、火災出場や警戒出場、救急隊の支援活動など火災以外の事案にも多く出動します。
その他、卓上業務や災害対応のため訓練や研修を行っています。

平日のお昼や土曜・日曜の昼夜はご飯作りもしています。

働いてみて感じた魅力
写真:西分署のキッチンで昼食の調理をする渡部さん

救急出場することが多く、搬送後に市民の方から「ありがとう」という感謝の言葉をかけていただいたときは、やりがいを感じます。

緊急を要する重症傷病者に対しては、救急救命士にしかできない処置もあり、病院に搬送する間に医師と連絡を取り、傷病者のために最善を尽くします。

助けを求めている人に寄り添い、病院搬送まで必要な処置を行い生命の危機を避けるための初期対応ができるこの仕事に魅力を感じています。

柏崎の魅力

海の大花花火大会やえんま市と県外から多くの人が集まるイベントが開催されています。
海の大花火大会では、空一面に広がる花火がとても綺麗で、えんま市では多数の露店が並び、おいしい食べ物が多く売られています。

職場から見える夕日がとても綺麗で、これも柏崎の魅力の一つだと思います。

1日の業務スケジュール
午前8時25分:勤務交代、車両点検、9時:ミーティング、9時30分:研修、訓練、11時:昼食作り、正午:昼食、休憩、午後1時:業務、研修、訓練、午後5時:車両点検、午後6時:体力錬成、午後7時:夕食、午後11時:仮眠、翌午前6時30分:起床、午前7時30分:清掃、午前8時25分:勤務交代(災害がある場合は災害対応)
入庁から現在までの経歴
  • 令和4(2022)年度 入庁
    • 配属:消防本部 警防課 警防第一 警防防災係
  • 令和5(2023)年年度
    • 配属:消防本部 消防署 警防第二 西分署

司書

田村 愛

写真:図書館の書架をバックにたたずむ田村さん

教育委員会 図書館 資料係
令和3(2021)年度入庁

入庁の動機

6年に及ぶ学校司書としての経験から、本に携わる仕事に魅力を感じ、柏崎で本と人とがかかわる場所を作りたいと思ったからです。

図書館は、本好きな人だけが利用するところと思われがちですが、実は読書を目的とする本の貸出のみならず、調査研究の支援やイベント開催など、あらゆる方面から知識と人、人と人とを繋げるサービスを提供しています。

市民の皆さんにとって身近で、地域を支える底力を持つ図書館を通じてまちづくりがしたいという思いから入庁しました。

現在の業務内容
写真:カウンターで図書の返却処理を行う田村さん

本や雑誌、CDなどの貸出・返却を始めとするカウンター業務や、購入図書の選定、寄贈資料の受け入れといった資料の収集・整理、館内資料やWebの情報源を用いて利用者からの質問にお答えするレファレンス対応などをしています。
この他にも、未就学児や小学生を対象とした読み聞かせやブックトークといった子どもたちの読書環境づくりにも携わっています。

どの業務にも幅広い知識が求められるため、日ごろからさまざまな情報に対する感度を高めるように努めています。

働いてみて感じた魅力
写真:図書を整理する田村さん

ソフィアセンター(図書館)で勤務し始めて、司書という仕事の奥深さを改めて感じるようになりました。
司書は、資料に関する知識や情報収集力がものをいう職業ですが、どちらもコツコツと経験を重ねてはじめて得られるものです。
個人的な研鑽はもちろん、日々の業務や利用者からのお問い合わせなどを通じて、さまざまな資料に触れ、知識を増やしていくことに面白さを感じています。
また、積み重ねた知識をより良いサービス提供のために還元していけるところもやりがいの一つです。

柏崎の魅力

柏崎ならではの風物詩がたくさんあり、四季を存分に楽しめるところが魅力です。

特に、夏はえんま市や海の大花火大会など、全国的にも有名なイベントがあり、地域全体が活気あふれる雰囲気に包まれるので毎年楽しみにしています。秋の松雲山荘も、紅葉が美しくすてきです。
また、史跡や名勝などの見どころもたくさんあり、歴史的な背景を探りながら巡る面白さもあります。

お気に入りの場所は、米山の福浦八景。晴れの日に、海岸線に沿ったビューポイントを見にドライブに行くと心が洗われます。

1日の業務スケジュール
午前9時:出勤、朝礼、9時30分:カウンター業務、正午:お昼休み、午後1時:図書館報の記事執筆、3時:小学校での読み聞かせの打ち合わせ、4時:レファレンスの回答作成、5時45分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 令和3(2021)年度 入庁
    • 配属:教育委員会 図書館 資料係
    • 担当:資料の収集・管理に関する業務、レファレンス(調べものの調査支援)業務など

保健師

押見 早恵

写真:笑顔で立つ押見さん。元気館で撮影。

子ども未来部 子育て支援課 家庭支援係
令和5(2023)年度入庁

入庁の動機

私は、柏崎市内の高校を卒業後、看護師になるため進学した東京の大学で保健師という職業を知りました。大学卒業後は、保健師としてすべての年代の人が地域で健康に暮らし続けることに関わりたいと思い、行政保健師を志しました。
卒業後は、地元である柏崎市で勤めたいと思いましたが、当時、柏崎市では保健師の募集がなかったため、都内で行政保健師の職に就きました。

しかし、都内で行政保健師として働く中で、地元柏崎の地域保健に貢献したい、また、私自身も柏崎で生活したいという気持ちが徐々に強くなり、今回試験を受けて入庁しました。

現在の業務内容
写真:資料を手に持ちながら説明する押見さん

私が所属している子育て支援課では、妊娠期から子育て期の方々を対象に、母子健康手帳の交付や乳幼児健診、子育ての個別相談などを実施しています。
一人一人に寄り添いながら柏崎で安心して生活できるように関係機関と連携しながら支援をしています。

また、保健師としての専門業務だけでなく、保健師に関わる事業の予算の立案や各種申請の処理業務など幅広く行っています。

働いてみて感じた魅力
写真:講座の講師として市民に説明する押見さん

私が感じる魅力は、雰囲気がよく、相談しやすい職場環境であることです。

仕事をしていると知識や経験が足りず、わからないことや対応に迷うことがたくさんあります。先輩方はよく気にして声をかけてくれますし、相談をすると一緒に考えてくれます。

また、柏崎市役所では、新採用の職員には指導担当のほかに、何気ないことも相談しやすいように同年代の相談役を配置してくれます。指導担当や相談役と定期的に面談も行うのでより相談しやすい環境があります。

柏崎の魅力

自然を身近に感じられ、のびのびと生活できるところかなと思います。

東京都での生活を経験し、都会の人の多さなどに少し疲れていました。柏崎市に戻ってきて、田んぼや山の様子から、今まで以上に四季の変化を感じています。
また、きれいな海でマリンスポーツや冬のスノーボードなども久しぶりに再開できたらなと、柏崎でやりたいことがたくさんです。

1日の業務スケジュール
午前8時30分:出勤、1日のスケジュール確認・メールチェック、9時30分:子育て相談の電話対応、母子健康手帳の交付業務、10時30分:乳幼児健診後のフォロー訪問、11時30分:訪問記録の作成、正午:お昼休み、午後1時:乳幼児健診、ミーティング、4時:申請の受理・処理、5時15分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 令和5(2023)年 入庁
    • 配属:子ども未来部 子育て支援課 家庭支援係

調理員

荻野 春香

写真:田尻保育園の前で微笑む萩野さん

子ども未来部 保育課 田尻保育園
平成30(2018)年度入庁

入庁の動機

私自身、給食が好きだったこともあり、学生時代から給食調理の仕事に就きたいと考えていました。

料理も子どもも好きなので子どもたちのために料理を作りたい、子どもたちと身近に関わることができる保育園の給食調理員として働きたいと求人を探していたところ、柏崎市で任期付きの正規調理員の募集があることを知り、応募しました。

現在の業務内容
写真:調理室でボウルに入れた材料を混ぜ合わせる萩野さん

主に給食、離乳食、アレルギー除去食、おやつの調理を行っています。他には毎月の献立作成や食材発注などの事務業務、家庭向けに人気メニューや手作りおやつのレシピを発信したり、子どもたちに向けて食育活動を行っています。

今年度は、保育士と調理員で協力し合い、食育講話や年長児向けに調理保育を実施し、食育活動に力を入れています。

働いてみて感じた魅力
給食を持っている職員の写真

給食の他に、離乳食やアレルギー除去食の調理なども行うので、安心安全な保育園給食の提供の必要性・重要性を日々感じます。

普段は調理室にいるので、子どもたちと関わる時間は少ないですが、食事の様子を保育室に見に行き、「おいしい!」「またつくってね!」と直接言ってもらえた時はとても嬉しい気持ちになります。

異動もありますが、先輩方から調理手順やコツ、手作りおやつのレシピなども教えていただけるので、料理のレパートリーを増やせたり、自身のスキルアップにも繋がったりします。

子どもたちの健やかな成長過程において食生活の面で携われることにやりがいを感じられる職業だと思います。

柏崎の魅力

毎年、柏崎といえばえんま市や海の大花火大会が有名ですが、潮風マラソンや柏崎マラソンなどのスポーツイベントも多数開催されています。
山菜や柿、さけの豊漁まつりや松雲山荘の紅葉ライトアップなど、一年を通して海や山の味覚を味わうことができたり、四季を感じることができるところも魅力的です。

また、柏崎市独自の子育て支援の取り組みとして、令和5(2023)年10月に、1・2歳児の保育料無料化が始まったことも魅力の1つだと思います。

1日の業務スケジュール
午前8時30分:出勤、食材検品、朝礼、未満児おやつの準備、離乳食・給食の仕込み、9時30分:未満児おやつの提供、離乳食の調理開始、10時:給食の調理開始、10時30分:離乳食の盛り付け、給食の盛り付け開始、10時45分:離乳食配膳完了、汁物、配缶、11時:給食配膳完了、調理器具の洗浄、午後おやつの準備、正午:お昼休み、1時:食器洗浄、午後おやつの調理、1時45分:午後おやつ配膳完了、3時30分:食器洗浄、調理室内清掃、4時15分:翌日準備・伝達、発注などの事務業務、5時15分:退勤
入庁から現在までの経歴
  • 平成30(2018)年度 入庁
    • 配属:子ども未来部 保育課 柏崎保育園
  • 平成31(2019)年度
    • 配属:子ども未来部 保育課 北条保育園
  • 令和2(2020)年度
    • 配属:子ども未来部 保育課 安田保育園
  • 令和3(2021)年度
    • 配属:子ども未来部 保育課 安田保育園
  • 令和4(2022)年度
    • 配属:子ども未来部 保育課 田尻保育園(兼務調理員として他4園を兼務)
  • 令和5(2023)年度
    • 配属:子ども未来部 保育課 田尻保育園

この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 人事課 職員係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-43-9143/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2024年03月01日