第二中学校区地域懇談会を7月3日に開催しました
比角地区の皆さんが、比角コミュニティセンターで地域からのテーマや自由懇談など、さまざま意見や要望を市長と語り合いました。
地域懇談会の開催概要「第二中学校区」 (PDFファイル: 126.8KB)
日時
令和6(2023)年7月3日(水曜日)午後6時30分~8時
場所
比角コミュニティセンター
参加者数
26人
市の出席者
市長、総合企画部長、総務課(課長、課長代理、主査)
懇談概要
- 市長の地域に関する施策の説明
- 地域からのテーマ
- 災害時(地震)における避難所トイレについて
- 比角地区防災訓練におけるワークプラザ柏崎利用料金減免について
- 物価高騰に係るコミセン活動費の増額支援について
- 原子力災害への対応に関する地区別説明会の開催について
- 防災ガイドブック・自然災害編の地区別説明会の開催について
- 四谷3丁目~リケン裏門~春日へ抜ける道路拡幅について
- 津波警報の広報での放送について
- 自由懇談
市長の地域に関する施策の説明(市長)
「柏崎市AI新交通あいくる」「中学校区ごとの高齢化率」「津波ハザードマップ」等について説明しました。
地域からのテーマ
事前に提出されたテーマに市長が回答し、その後、質疑を行いました。
説明者とは「地域からのテーマ」の趣旨を説明した方です。
災害時(地震)における避難所トイレについて
説明者:地震による災害発生時は、避難所に多数の避難者が押しかけることが想定されます。避難所運営の初動対応においてもスタッフを必要人数確保できるよう体制を整え訓練を重ねています。東部公園脇の広場と道路拡幅により災害対応の大型車両が通行でき、多くの避難者の受け入れが可能となります。その場合にトイレが大きな問題になりますので、トイレをマンホールに連結し災害時に使用できるよう要望します。
市長:災害時のマンホールトイレのご提案がありましたが、これは、汚物を流す水がなければなりません。もしくは、汲み取りが可能であるということが前提になるため、整備までに時間がかかります。そのため、近接の東部公園のトイレ改修を前倒しして整備したいと考えます。
また、災害時には、昨年度、防災倉庫を整備し組立型トイレを保管してありますので、そちらを活用していただきたいと思います。
比角地区防災訓練におけるワークプラザ柏崎利用料金減免について
説明者:比角コミセンでは、自主防災会(町内会)も参加する地震を想定した防災訓練に向け準備をしています。令和4年度にも、この訓練に必要な費用で、ワークプラザ利用料金を減免していただきました。市の財政が厳しいと聞いているので、例えば、県や国の仕組みを使って、減免もしくは無償化にできないでしょうか。
市長:条例には「指定管理者が必要と認め、市の承認を得た場合には減免できる」とあります。市の承認を得た場合ということで、前回の防災訓練と同様に減免措置を今後行わせていただきます。
物価高騰に係るコミセン活動費の増額支援について
説明者:物価が高騰していることで、コミセンの各種事業費も光熱費・消耗品費・各種委託料等が値上がりしています。令和3年度と比較して、さまざまな費用の増額分を支援する仕組みを検討していただきたいと思います。
市長:コミュニティ協議会のみならず、事業所、企業、商店やもちろん個人の住宅なども同様で、電気料金また石油関係の料金も資材価格も上がっています。光熱水費は、市が7割、地域協議会が3割を負担することで管理運営をお願いしています。活動に対する経費も、活動推進事業補助金として事業費の90%を補助しています。これは、他のコミセンも同様で、これ以上の支援は厳しいとご理解いただきたいと思います。
原子力災害への対応に関する地区別説明会の開催について
防災ガイドブック・自然災害編の地区別説明会の開催について
説明者:自然災害や複合災害が起きた場合に不安がある方のため、町内会独自に防災ガイドブック、自然災害編のミニ勉強会を延べ5回実施しました。市は防災ガイドブックの原子力災害編と自然災害編を全戸に配ったわけです。しかし、災害に備えるにはどう対応すべきか、繰り返し周知・説明して訓練する必要があると思います。防災ガイドブックを基に、地区別の説明会を開くべきではないかと思います。そこで出された質問や意見と市の考え方をまとめて、市ホームページに公開していただきたいと思います。
市長:町内単位、コミュニティ単位でもお話をいただければ、市防災・原子力課が伺って説明をさせていただきますのでご連絡ください。
また、情報を市ホームページなどに公開することについては、ご意見や「市長への手紙」の防災関係を含めて全て公開していますが、もう少し分かりやすい周知の方法など工夫してまいります。
四谷3丁目~リケン裏門~春日へ抜ける道路拡幅について
説明者:昭和30年代からの懸案事項と聞いています。今まで遅延してきた事情は種々あると思いますが、真剣に方策を考え、解決実行に移行することだと思います。道路幅員を拡幅することは意義があると思いますので、ぜひ取り上げてもらいたいということです。
市長:昭和30年代に都市計画決定をされた大事な道路です。拡幅予定箇所には家屋が密集し、用地取得の見通しが立たない状況でありますが、平成27(2015)年度から家屋補償を伴わない部分的な用地取得により、工事を実施してきました。随時また皆さまのご理解をいただきながら、部分拡幅が可能な箇所は引き続き工事を実施するとともに、未整備区間の事業化に向けて検討します。
津波警報の広報での放送について
説明者:比角地区は津波災害が想定されない場所になっていますが、能登地震での津波災害避難放送で、やっぱり情報が優先してしまい、バラバラの行動をとっていたのが事実です。広報での放送を「津波災害が想定されている地域の皆さま」と前置きしてから避難の呼びかけをしたらどうかというお願いです。
市長:地域を問わず市内全域の防災行政無線による放送の仕方、言葉の使い方に誤りがあったのではないかというご意見を受けて、例えば地区を申し上げ、「海岸部分に住んでいらっしゃる方々は」というように前提を付けて放送すればよかったと反省するところです。防災行政無線の正確な指示に関して、放送を含めて少しミスリードがあったと承知しています。ご指摘のとおり、今後は正確な放送内容、言葉遣いを心がけたいと考えます。
自由懇談
「地震時の渋滞について」「AI新交通システム「あいくる」の今後について」「災害時の避難経路について」「防災行政無線について」「地震時の津波にかかる遡上について」「子ども食堂の市の補助について」について懇談しました。
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更新日:2024年11月05日