南中学校区地域懇談会を7月19日に開催しました

野田地区、高田地区、上条地区、別俣地区、鵜川地区の皆さんが、上条コミュニティセンターで地域からのテーマや自由懇談など、さまざま意見や要望を市長と語り合いました。

マイクで住民に説明を行う市長
市長に質問を行う住民

日時

令和6(2024)年7月19日(金曜日)午後6時30分~8時10分

場所

上条コミュニティセンター

参加者数

40人

市の出席者

市長、総務課(課長、課長代理、主任)

懇談概要

  • 市長の地域に関する施策の説明
  • 地域からのテーマ
    • 枝木の処理について
    • 浦の川、県と市の境界に架かる橋の穴について
    • 降雪時のドクターヘリポートの進入路(野田診療所の脇の市道)の除雪許可
    • AI新交通「あいくる」の運用区域の拡大について
    • 少雨と長期間続く高温による渇水対策について
    • 国道353号石黒方面のアスファルト補修
    • 市道路側帯の白線整備
    • 柿崎、石黒、地元の行き先
  • 自由懇談

市長の地域に関する施策の説明(市長)

「津波ハザードマップ」「中学校区ごとの高齢化率」「柏崎総合医療センター」等について説明しました。

地域からのテーマ

事前に提出されたテーマについて、市長が回答し、その後質疑を行いました。

説明者とは「地域からのテーマ」の趣旨を説明した方です。

枝木の処理について

説明者:令和4年の豪雪では、道路への倒木や倒木が原因で電線が道路にかかり、停電や交通渋滞が起きました。倒木や枝木は、所有者の責任で処分するよう指導していますが、多くのところで発生しています。雪捨て場のように一時的に捨て場を確保して、後日収集していただくことをお願いできますでしょうか。

市長:所有者の責任で行うのが原則のため、持ち込み先はクリーンセンターに限定しています。集積場所を町内会で作った場合は、集めた枝や葉が発酵や腐敗する可能性がありますので、野焼き禁止を含めてクリーンセンターへの持ち込みの指導を引き続きお願いします。

浦の川、県と市の境界に架かる橋の穴について

説明者:鵜川の支流、浦の川に県と市の管理部分の境界に架かっている橋があります。橋に穴が開いているため、改修と修繕をお願いできないでしょうか。県は「地元が勝手に架けた橋で、台帳にないから直すことはできない」「橋を撤去して、川に戻してもらえれば改修工事を行う」と言われています。町内会で改修することは難しいので、安心安全と交通利便性のためにお願いできないでしょうか。

市長:この橋は、新潟県が護岸を改修したあとに、管を通し、その上に土のうなどを積み上げたものと思われます。ご不便かもしれませんが、県が管理していない橋で、責任は取れませんので通行止めにするのがよいと思います。

降雪時のドクターヘリポートの進入路(野田診療所の脇の市道)の除雪許可

説明者:ドクターヘリポートが、旧野田小学校のグラウンドから野田診療所奥のゲートボール場の跡地へと変更されました。野田地区は、野田克雪組合が除雪作業をしていますが、ヘリポートへの進入路は、ブルドーザーではなくロータリー車でないと実施できません。除雪作業をすることができないでしょうか。

市長:ドクターヘリは、離着陸ができる場所を選択するため、常時、除雪作業の必要はありません。降雪時であっても、柏崎消防本部駐車場を離着陸ができるようにしています。その場合、ドクターヘリが到着後、救急車両にフライトドクターを乗せて現地に向かい、消防本部に戻りドクターヘリで病院に搬送するなど降雪や患者様の状況を見極めながら適切に対応しています。

AI新交通「あいくる」の運用区域の拡大について

説明者:6月19日に市の担当による「あいくる」の学習会と事業導入について検討会がありました。住み慣れた地域で安心して暮らせるように、高齢者を対象とした当地域独自のボランティアサポート事業の公共交通機関の補完として、「あいくる」の区域拡大をお願いします。

市長:「あいくる」の運行区域をすぐに拡大するのは無理です。「あいくる」の拡大は、車と運転手を増やす必要がありますが、運転手を確保することが難しいです。資金を含め、議会から意見を聞きながら、運行区域を拡大していけるように検討したいと思います。「あいくる」を部分的に拡大した場合は、バスの利用がほとんどありませんので、路線バスを廃止する可能性が高くなります。また、引き続き意見交換をさせてください。

少雨と長期間続く高温による渇水対策について

説明者:令和6年の春の耕うん期は、用水不足で集中的にかんがいをして、何とか代かき作業をしましたが、田植えは遅れました。昨年のような渇水の場合、揚水に係る電気代や燃料代などの対策はどのようにお考えでしょうか。
また、等級低下による所得補償などの制度支援の検討をお願いします。地域の農業振興や自治機能に大きく影響するので、丁寧な渇水対策をお願いします。

市長:令和5(2023)年の災害級の渇水や高温となった場合は、国や新潟県とともに支援することになります。今の段階では、令和5(2023)年度のような補助は考えていませんが、そのような場合のために農業共済や農業経営収入保険加入促進補助金の活用などをお願いしたいと思います。

国道353号石黒方面のアスファルト補修

説明者:折居橋が完成しましたが、石黒方面に向かう道路の舗装補修をお願いします。

市長:国道353号を管轄する新潟県柏崎地域振興局に確認したところ「道路パトロールで状況確認し、必要に応じて対応を検討していきます」との回答でした。市としても、この区間の舗装補修を再度要望していきます。

市道路側帯の白線整備

説明者:ロータリー車の除雪は、道路の幅員を確保するために路肩の白線を目印にしています。消えた白線の整備をお願いします。

市長:区画線工事は、市内全域をエリア分けして5年ごとに実施する計画です。鵜川地区は令和2(2020)年度に行っており、令和5(2023)年度に区画線設置工事計画を見直したため、次回は、令和9(2027)年度を予定しています。国道353号から綾子舞会館までの300メートルの区画線の補修工事は、今年度実施したいと思います。

柿崎、石黒、地元の行き先

説明者:国道には地区名が書かれた看板がありますが、災害時のために、避難場所などを看板に明示してください。

市長:避難場所などについては、大きい表示にはならないとは思いますが、考えていきたいと思います。

自由懇談

「木質バイオマス燃料について」「陸上発電等について」「介護認定に関する書類について」について懇談しました。

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更新日:2024年11月05日