火災の現況とその対策

柏崎市消防本部管内(柏崎市・刈羽村・出雲崎町)の令和5(2023)年に発生した火災の現況などをお知らせします。

出火件数・損害額

令和5(2023)年中の出火件数は38件で、前年に比較して11件増加しました。

火災種別でみると、建物火災が26件(前年比較8件増)で全火災の68.4%を占め、建物火災のうち、住宅火災は13件(前年比較2件増)で建物火災の半数を占めました。

また、火災による死傷者数は、死者が1人(前年比較3人減)、負傷者が2人(前年比較1人増)でした。

火災損害額は7,268万9千円で、前年に比較して149万円増加しました。

出火件数の一覧
区分 令和5(2023)年 令和4(2022)年
建物火災 26件
(うち、住宅火災13件)
18件
(うち、住宅火災11件)
林野火災 0件 0件
車両火災 1件 4件
船舶火災 0件 0件
その他の火災 11件 5件
総数 38件 27件

 

出火原因

  • 電気関係(注釈1):13件
  • たき火:5件
  • こんろ:4件
  • ストーブ:2件
  • 取灰:2件
  • こたつ:1件
  • たばこ:1件
  • 火入れ:1件
  • 溶接機・切断機:1件
  • その他:5件
  • 不明・調査中:3件

(注釈1)配線器具、電気機器、電灯・電話等の配線、電気装置

建物火災の事例

経年劣化した配線器具からの出火

電源プラグにほこりがたまり、電気配線を踏みつけ、束ねて、たこ足されているイラスト

電気コードを長年使用していると、経年劣化や使用状況から発熱し、出火する恐れがあります。

  • 電気コードは、束ねたり、折れたり、ねじれたりした状態で使わない。
  • 長期間使わない電気機器はコンセントを抜く。
  • 水滴がコンセントに入る可能性のあるところで使わない。
  • コンセント付近は定期的に清掃し、埃を溜めない。

たき火からの延焼

野焼きが燃え広がる様を描いたイラスト

たき火が風にあおられて、建物に燃え移ることがあります。

  • 消火の準備をしっかりとする。
  • たき火が完全に消えるまで、その場から離れない。
  • たき火、どんど焼き、キャンプファイヤー等は、消防署に届け出が必要です。
  • 野焼きによるごみの焼却行為は、法律により禁止されています

こんろに火をつけたまま外出

ガスコンロからの出火に反応する火災警報器と警報器の音に驚く女性のイラスト。「調理中は離れない!」の文字があります

こんろの使用を誤ると、火災になることがあります。

  • 調理中にこんろから離れない。
  • こんろの周りに燃えやすいものを置かない。
  • 換気扇や魚グリル等は定期的に掃除する。

ストーブを使用中に出火

火のついたストーブのそばに積み上げられた本やティッシュ、干した洗濯物、風に揺られるカーテンなどがあるイラスト。一緒に「ストーブを使うときには火災に注意」と書かれています

使用中のストーブから周りの物に燃え移ることがあります。

  • カセットボンベやスプレー缶などを置かない。
  • 洗濯物や寝具、カーテン等はストーブから離す。
  • 寝る前に必ず火を消す。

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この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 予防課 予防指導係

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新潟県柏崎市三和町8番51号
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更新日:2023年04月01日