柏崎の海水浴場の安全を守る ―ライフセーバーの活動を紹介
柏崎市では7月中旬~8月中旬の海水浴最盛期にライフセーバーを設置し、海水浴場の安全を確保しています。
ライフセーバーは海やプールなど水辺の事故を防ぐために、監視や指導、救助などを行います。
公益財団法人日本ライフセービング協会では、講習を受講し、監視や救助など知識や技術を学び資格を取得したライフセーバーを「認定ライフセーバー」と呼んでいます。
柏崎の海水浴場では「認定ライフセーバー」が海の安全を守っています。
活動内容
- 海水浴場内の監視(海上だけでなく、砂浜でも危険がないか監視しています)
- 注意事項の放送、呼びかけ
- 溺水者の救助、応急手当(救助にはレスキューボードや水上バイクを使用します)
- 消防や警察などへの通報
柏崎での活躍
柏崎では、毎年50人~60人のライフセーバーが活動しています。県外から活動に来てくださる方も多く、関東・関西地方や遠くは沖縄県からの方もいます。
ライフセーバーの半数は学生ですが、本業の傍ら活動している方や、定年退職後に資格を取得した方など、性別年齢は多様です。
救助実績
ライフセーバーの迅速な対応で、多くの海水浴客の身体・命が守られています。
令和元(2019)年度の救助実績
- 安全移送(海流により沖に流されている人を砂浜まで移送すること):12件
- 軽溺救助(溺れている人の救助):8件
- その他(持病や熱中症などの対応):2件
- 切り傷などの軽傷:381件
ボート転覆の男性を救助したライフセーバーに、上越海上保安署が感謝状を贈呈
令和2(2020)年の監視活動中、柏崎市在住のライフセーバー高橋志穂さんが、海釣り用の手漕ぎボートから転落した男性を救助し、上越海上保安署から感謝状を贈呈されました。
高橋さんは一人で沖合200メートルの現場にレスキューボードで駆けつけ、男性を砂浜まで移送しました。
ライフセーバーを募集中
現在、柏崎で活躍しているライフセーバーの半数以上が、市外・県外の方です。令和2(2020)年度は新型コロナウイルスの影響で市外・県外のライフセーバーが柏崎に来ることができず、市内の限られた人数で監視活動を行いました。
柏崎ライフセービングクラブでは、ライフセーバーとして活動する人材を募集しています。
柏崎の海水浴場の安全を守る活動に関心のある方は、柏崎ライフセービングクラブへご連絡ください。
資格講習会
年に2回程度、土曜日などの休日を利用し、数日間の日程で行います。
50メートル40秒以内、400メートル9分以内、潜行20メートル以上、立ち泳ぎ5分以上の泳力が求められます。
海水浴シーズン1日のスケジュール
午前8時から午後5時まで監視、救助活動(午前のみ、午後のみの活動も可)
お問い合わせ
柏崎ライフセービングクラブ
- 住所:〒945-0067新潟県柏崎市西港町12-11マリンスポーツ連絡協議会内
- 電話番号:090-1219-4533
この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 商業観光課 観光振興係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2334/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2020年09月09日