オリンピック選手村で使用された柏崎産の杉がベンチに!―レガシー(遺産)として公共施設に設置

東京2020オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザで使用された柏崎産の杉がベンチに再加工され、令和4(2022)年10月26日(水曜日)に「柏崎市役所」「新潟県立柏崎アクアパーク」「柏崎市総合体育館」「柏崎市立図書館」「元気館」の5カ所に設置されました。

柏崎産の杉は、平成30(2018)年に柏崎地域森林組合が伐採し、選手村ビレッジプラザの床下の土台として活用されました。選手村解体後の令和4(2022)年2月に約4年の歳月を経て柏崎へ戻り、柏崎木材協会の手によってベンチへと加工されました。
デザインや加工には、新潟工科大学の学生も携わっています。

世界中のアスリートが集まる選手村を支えた柏崎産の杉です。
今後は、市民の皆さんに触れて座って親しんでいただき、オリンピックのレガシー(遺産)をぜひ体感してみてください!

写真:市松模様に木を組み合わせた座面のベンチ

市松模様が美しいベンチは、2~3人が横並びで座れます

写真:1人掛けのスツール

六角形に加工されたスツールは、高さを変えることもできます

写真:「新潟県柏崎市」の文字と「USED IN VILLAGE PLAZA」と選手村で使用されたことを示す焼き印。どのベンチにも入っています。

選手村で活用された証の焼き印入り!

県立柏崎アクアパークでは水球選手・関係者がベンチをお出迎え!

設置場所の一つ「新潟県立柏崎アクアパーク」では、東京2020オリンピックで水球男子日本代表コーチを務めたブルボンKZの筈井翔太さん、将来オリンピック出場を目指すブルボンKZのジュニア選手がベンチの設置に立ち会いました。

柏崎木材協会の太田正昭会長からベンチの説明を聞いたジュニア選手は、ベンチに興味津々。質感や座り心地を確かめていました。

その後、東京2020オリンピック水球男子日本代表コーチの筈井さんがオリンピックの思い出を話し、ジュニア選手たちや関係者はベンチに座りながら熱心に聞き入っていました。

写真:ベンチに座るジュニア選手の記念写真
写真:4人の男子大学生がベンチを運んでいます

デザインや加工に携わった新潟工科大学の学生が搬入をサポート!

写真:ベンチに腰掛け、太田会長から説明を聞くジュニア選手

太田会長によるベンチの説明

写真:筈井さんがオリンピックの思い出を話しています

オリンピックの話を熱心に聞いています

写真:スツールの高さを変えるジュニア選手

高さが変えられるなんですごい!

期間限定!オリンピックの聖火トーチやベンチの焼き印などを展示

県立柏崎アクアパークでは、令和4(2022)年10月26日(水曜日)~11月6日(日曜日)まで、東京2020オリンピック聖火トーチやオリンピックグッズ、ベンチに関する資料を展示します。

ベンチに入れた焼き印の展示もありますので、ぜひ足をお運びください!

写真:2つの焼き印が並んだ展示ケース

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更新日:2022年10月31日