意外と知らない歯磨きのタイミングとやり方(令和2(2020)年6月)

このページは「広報かしわざき」に掲載した記事をもとに作成しています。

意外と知らない歯磨きのタイミングとやり方

食後は、口の中の細菌が糖分を使って酸を作り出すので、歯の表面は酸性状態となり、カルシウムやリンなどのミネラルが溶け出してしまいます。それが元の中性状態に戻るのに40分ほどかかります。ですから、1日3回「食べたら歯磨き」の習慣をつけ、細菌と歯垢(プラーク)を取り除くことが大切です。目安は食後30分以内です。

食後に歯磨きができない場合でも、せめて寝る前だけは入念に磨くように心掛けましょう。寝ている間は、細菌の繁殖を抑えてくれる唾液の分泌が日中に比べて減少するので、口の中の自浄作用が低下して歯や歯ぐきがむしばまれ、歯周病や虫歯などが進行してしまいます。さらに、朝起きてからの歯磨きも重要です。寝ている間に増殖した細菌を減らす効果があるからです。ただし、朝1回歯磨きをしたからといって、朝食後はしなくてよいということではありません。寝起きに1回、食後に3回。「食べたら磨く」は鉄則です。

歯並びは人それぞれです。自分の歯並びをよく知って、磨き残しのないように丁寧に磨きましょう。かなり前後に入り組んでいる場合は、陰になるところもしっかり磨いてください。また、歯と歯の間をきれいに掃除するには、歯ブラシだけでは不十分なこともあります。そこで糸ようじ(デンタルフロス)や歯間ブラシを使って、きっちり磨いていきましょう。

重要ポイントは歯と歯の間、歯と歯肉の境目、歯並びの悪いところです。また、上の奥歯は外側、下の奥歯は内側が雑になりやすいので注意したいですね。うっかり忘れがちな前歯の内側も忘れずに磨きましょう。

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更新日:2020年06月05日