家で血圧を測ろう —2人に1人は高血圧

日本人の2人に1人は高血圧です。

高血圧のほとんどは食塩の過剰摂取、肥満、飲酒、運動不足、ストレスなどの生活習慣が組み合わさって起こると考えられています。

なぜ高血圧は悪いの?

高血圧が及ぼす臓器への影響が人の図で示されている

高血圧が続き動脈硬化になると、心臓では心筋梗塞・狭心症など、脳では脳梗塞・脳出血・認知症など、腎臓では腎不全などの病気を引き起こしやすくなります。

高血圧は自覚症状が無く気づきにくい

高血圧は自覚症状がほとんどなく、自分では気づきにくいものです。

病気を発症する前に動脈硬化や合併症の兆候がないか、毎年健診を受けることが重要です。

血圧は測るたびに違う —仮面高血圧に注意

多くの方が朝の血圧は低めで、昼にかけて上昇し、夕方から夜にかけては徐々に低くなっていきます。

しかし、日中は正常値でも早朝や夜間に高くなるタイプの方もいます。この「仮面高血圧」は健診や受診時は正常値のため見逃されてしまうことが多いです。

自分の血圧を知る

家庭用血圧計のイラスト

家庭で血圧を測り、普段の血圧を知ることが高血圧や合併症の発症予防に大切です。

血圧を上げない生活

生活習慣を見直す

減塩、肥満解消、適性飲酒、禁煙、運動、良質な睡眠、ストレス解消を心がける。

冬は気温差を少なくする —ヒートショックに注意

冬季は気温が下がると、体温を保持しようと血管が収縮するため血圧は上がりやすくなります。

ヒートショックとは、急激な温度変化による血圧変動で起こる健康被害です。
血圧が急に上がったり下がったりすることで、突然脳卒中や心筋梗塞を起こすことがあります。

高血圧や動脈硬化の心配がある人は特に注意が必要です。

気温差に注意する場面

  • 暖かい場所から寒い場所へ移動する時
  • 夜間、早朝に起きた時
  • 早朝に雪かきをする時

予防対策

  • 暖房器具を使って気温差を少なくする
  • 衣類で調整する(1枚多く羽織る、靴下を履く)
  • 入浴時は脱衣所、風呂場を湯はりや暖房で温める
  • 飲酒後に入浴しない

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更新日:2024年01月24日