ソフィアセンターの学校支援
ソフィアセンター(柏崎市立図書館)では、「柏崎市子ども読書活動推進計画(愛称:かしわざき子ども読書プラン)」に基づき、児童・生徒の学習や読書活動を応援しています。
学校の読書活動支援サービス
読書活動は、児童・生徒にとって言葉や文字の獲得だけでなく、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かにします。
児童・生徒が生きる力を育み、健やかな成長につながるよう、学校支援サービスをご利用ください。
柏崎市立図書館の学校支援サービス (PDFファイル: 1.1MB)
学校支援サービスの内容
利用を希望する場合、日程や内容を事前にご相談ください。
施設見学

見学時間は40分程度です。通常公開していない場所を含めて、1階~3階を見学することができます。
実施日の2週間前までに図書館利用申込書をご提出ください。
- 「公共施設」「図書館のくふう」など、授業に関連する見学の場合、事前にお知らせください
- 見学の最後に、質疑の時間を設けることができます
- 荷物置き場・休憩場所が必要な場合は、ご相談ください
施設見学の流れ(一例)
- 集合・あいさつ
- 当館職員による公共施設や図書館のくふうの説明
- 館内見学(10~15人1班で、班ごとに1~3階を見学)
- 展示ホールで質疑・応答
- あいさつ
職場体験学習(中学生向け)
キャリア学習の支援として、職場体験(最大3日間)を受け入れています。
- 受け入れ体制が整わない場合、日程調整をさせていただくことがあります
- 他校と日程が重なる場合は、他校の生徒と一緒に活動する場合もあります
内容
カウンター業務、書架整理、資料整理・資料修理、選書、POP作成、読み聞かせなど
職場体験学習の例(1日目)
- 午前8時50分:集合、打ち合わせ
- 午前9時~:朝礼、開館準備
- 午前9時30分~:図書館の概要、業務の説明
- 午前10時45分~:POP作成講義、選書
- 正午~:昼食
- 午後1時~:POP作成
- 午後2時~:図書受入作業
- 午後2時50分~:質問、1日の振り返り
- 午後3時:職員のあいさつ、終了
(注意)途中、休憩をとりながら進めます。

書架整理

カウンター業務
職場体験学習時の服装や持ち物、注意事項
- 服装:学校指定体操着、運動靴
- 持ち物:昼食、水筒、汗拭きタオル、筆記用具、図書館利用カード(持っている人のみ)など
- 注意事項:活動の様子を、図書館広報誌やホームページに掲載することがあります
体験学習
図書を自分で借りる体験や読み聞かせ、ブックトークを聞くなどの体験ができます。また、施設見学に組み込むことできます。
利用の2週間前(ブックトーク・読み聞かせは1カ月前)までに、図書館利用申込書をご提出ください。
(注意)「図書を自分で借りる体験」をする場合、利用カードが必要です。
調べ学習
学校で設定されたテーマを、図書館の資料を使って学習します。
利用の2週間前までに、図書館利用申込書をご提出ください。また、事前に資料を準備しますので、申し込み時に調べるテーマをお知らせください。
- 必要に応じ、学習会場としてソフィアセンター内の会議室などが用意できます
- 郷土資料は冊数に限りがあります。グループごとの学習をお勧めします
職員派遣サービス
図書館職員が学校などに出向き、読み聞かせ、ブックトーク(テーマに沿った本の紹介)、ビブリオバトル(書評合戦)などを行います。
希望日の1カ月前までに職員派遣申請書(学校用)をご提出ください。
- 紹介した本を学校などへ貸し出すことができます。貸し出した図書は、学校から返却をお願いします
団体貸出
授業の資料として必要な本を、1校につき50冊まで借りられます。
- 貸出に必要な学校用の利用カードは、図書館に用意してあります
- 貸出・返却の運搬は学校で行ってください (注意)学校読書支援員は対応できません。
- 貸出冊数に限りがあります。単元終了後はすぐにご返却ください
貸出文庫
学校や児童クラブなどに貸出文庫(50冊程度)を設置しています。貸出文庫の本は、定期的に入れ替えます。
- 入れ替え期間は「1カ月コース」「2カ月コース」の2つから選べます
- 年度当初に各学校へ希望を取ります
- PTA会員の利用も可能です
詳しくは、貸出文庫・移動図書館のページをご覧ください。
移動図書館
図書館車に約1,000冊の図書を積んで、各小学校へ貸出や返却業務に伺います。
- 利用カードがあれば、児童だけでなく、学校関係者や保護者、地域の方もご利用いただけます
- 年度当初に各学校へ希望を取ります
- 毎年、児童によるカードの貸し借りや借りた本のまた貸しが原因のトラブルが発生しています。貸出返却のマナーを守るようにしてください
詳しくは、貸出文庫・移動図書館のページをご覧ください。
視聴覚機器・教材貸出
視聴覚機器、教材の貸し出しを行っています。事前に予約が必要です。
詳しくは、視聴覚機器・教材の貸し出しのページをご覧ください。
(注意)貸し出しに必要な学校用の利用カードは、図書館に用意してあります。
学校ボランティアの交流・研修
学校で活動するボランティア(読み聞かせ・修理など)の交流や研修の場を提供するイベントを随時開催しています。研修など希望がありましたら、個別にご相談ください。
図書館職員が学校などに出向く必要がある場合は、職員派遣申請書(学校用)をご提出ください。
申請書様式
職員派遣申請書(学校用) (PDFファイル: 44.4KB)
学校読書支援員の学校巡回
子どもの読書習慣づくり・読書環境整備を推進するため、学校読書支援員が柏崎市内20の小学校を巡回し、学校図書館の整備(図書登録、修理、書庫整理など)や図書紹介(読み聞かせ、ブックトークなど)を行っています。
学校巡回支援の内容
各校と相談・調整しながら、次のような支援を進めています。
- 学校図書室の資料整備(選書、登録、配架、修理など)
- 児童・生徒への図書紹介
- 学校内でのブックトークや読み聞かせ
- 図書委員会活動の支援

学校図書館の整備(図書登録)

学校図書館の整備(書庫整理)

図書室の利用方法を説明

図書紹介(読み聞かせ、ブックトークなど)
かしわざき子ども司書養成講座

市内の小学校の図書委員を対象に、図書委員会の活動時間に行います。
図書委員がたくさんの本に出会い親しむことで、本への興味が持てるような活動や、学校図書館で自分に何ができるかを考え、行動できるように司書の体験をします。
講座回数と体験メニューは学校と相談の上、決定します。
講座の目的
- 図書委員が本や学校図書館に興味を持ち、学校図書館で進んで活躍できる人材を育成する
- 図書委員が子ども司書(読書リーダー)となり、児童が主体的に読書推進することができる
- 「できる」という成功体験をすることで自信を得る。また、読書体験につながる方法を習得する
子ども司書とは
司書は「書を司る」と書くように、本と人をつなぐ人です。
子ども司書とは「本に親しみながら、本の世界や知識を学び、読書の素晴らしさや大切さを友達や家族に伝える読書リーダー」です。
本のことや図書館の仕事を知り、読書は楽しいということを伝える役割を担います。
講師
柏崎市立図書館の司書または図書館業務専門員
講座の内容
講座回数と体験メニューは学校と相談の上、決定します。閉講式には認定証を授与します。
実施例(全7回)
- 第1回:開講式・司書のお仕事を知る
- 第2回:本を選ぶ(選書)・本の住所を知ろう(分類)本だなに並べる(配架)
- 第3回:調べてみよう(レファレンス)
- 第4回:本の修理
- 第5回:読み聞かせしよう
- 第6回:POPを作ろう・ビブリオ体験
- 第7回:ビブリオバトルに挑戦・閉講式

養成講座の様子

本とそのPOP
利用の流れ
かしわざき子ども司書養成講座の利用の流れは次のとおりです。
- 子ども司書養成講座実施の相談(実施小学校・図書館)
- 子ども司書養成講座の概要説明
- 実施日時と講座メニューの決定
- 保護者への文書・同意書の確認など
- 図書委員へ子ども司書養成講座実施の説明
- 保護者へ開講と写真掲載についての文書配布
- 子ども司書養成講座の実施
- 各メニューのレジュメに従い進めます
- 座学だけでなく、学校図書館の中で図書委員が実際に活動します
- 毎回のレジュメや活動記録、感想などを記入するファイルを、一人1冊用意します
- 閉講式・子ども司書認定証授与
- 記念撮影(写真は後日渡します)
- ファイルを一度回収し、図書委員の活動を記録します
活動報告
子ども司書養成講座の活動内容は、以下の方法で周知します。
- 「かしわざき子ども司書新聞」の発行(不定期)・配布
- 市ホームページ内や新聞、FMピッカラなどで活動の様子を紹介
- 子ども司書制度を進める「うちどく推進プロジェクト・子ども司書推進プロジェクト」への報告
関連リンク
第三次柏崎市子ども読書活動推進計画「かしわざき子ども読書プラン」を策定しました
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 図書館 サービス係
〒945-0065
新潟県柏崎市学校町2番47号
電話:0257-22-2928/ファクス:0257-21-2936
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更新日:2025年04月16日