クマの出没に注意しましょう
クマ出没特別警報が解除されました
新潟県は、1月31日をもって「クマ出没特別警報」を解除しました。
柏崎市内で昨年の12月下旬以降、クマの出没・目撃情報はありませんが、新潟県内では、1月中の出没・目撃件数が例年より多くなっているため、引き続き注意が必要です。
市民の皆様におかれましては、被害に遭わないよう十分に注意し、安全を確保したうえで、所有地内のカキやクリ等の放任果樹の収穫や伐採、藪の刈払いを行うなど、クマを寄せ付けないための対策をお願いします。
クマによる人身被害発生状況
今年度は、クマの出没が多発し、死亡事故が発生した令和2年のような人身被害の拡大が懸念されます。
ツキノワグマ目撃・痕跡・人身被害の件数 | 1,438件 |
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内数:人身被害件数(被害者数) | 9件(10人) |
クマと遭遇しないために
春は、冬眠から覚めたクマの活動が活発になります。また、秋にはコナラやクリ・オニグルミが分布している里山やカキ等の果樹がある人里に、クマが出没する可能性が高くなります。
クマとの不慮の遭遇による人身事故を未然に防止するため、登山や農作業、山菜採りなどで山に入る方や、山林近くにお住まいの方は十分に注意してください。
目撃した場合や痕跡を見つけた場合は、直ちに市役所または最寄りの警察署に連絡してください。
- 柏崎市環境課:0257-21-2279(直通)または、0257-23-5111(代表)
- 柏崎警察署:0257-21-0110
これまでの事故の共通点
- 早朝または夕方に、山中・山際で事故が多発
- 高齢者が1人で農作業、山菜取りや栗拾いなどの作業中に被害
- 鈴やラジオなどの音の鳴るものを携行していない
- クマの食べ物や潜める場所が近くにある
クマを里へ寄せ付けないために
人の存在や接近をクマに知らせれば、クマは人をさけます
- 頻繁に物音や声を出して歩く!
- 鈴、笛、ラジオなどを鳴らすか、大きめの声で話しながら歩いてください
- 山際の畑に近づく時は、爆竹やクラクションなど大きな音を出すことが効果的です
- 山菜採りやクリ拾いなど木の実採りには注意してください
- 早朝や夕方は特に注意!
- 早朝、夕方、夜間は、クマの活動が活発です。外出には注意が必要で、単独での行動はさけてください。犬が隠れていたクマをおびき出したケースもあります。犬を連れて山際での散歩はさけるようにしましょう
- 小屋や車庫などに入る際は十分注意し、小屋などの戸締りを確実に行いましょう!
クマを寄せ付けないよう生ゴミや廃棄果実などの適正な処理を!
- 生ゴミ、不要となった農作物や果実は、クマのエサとなります。人家の周りや農地に放置せず、土に埋めるなどの適切な処理をしましょう
- 人家周辺のクリや柿の実を狙ってクマがやってきます。収穫の予定のない柿、クリなどの木の実、野菜なども撤去してください
- お墓のお供え物がクマを誘引する可能性があるため、お参り後の持ち帰りを心がけてください
- キャンプや登山、渓流釣りなどで出たゴミは必ず持ち帰ってください
- 集落周辺のクマの隠れそうなやぶなどは刈り払いをしましょう
それでも、クマに遭ってしまったら
とにかく落ち着く!
- 騒がず、走らず、ゆっくり後退!
- クマは逃げるものを追いかける習性がある!走って逃げない!
近い距離で遭遇したときはクマ撃退スプレーを使用する!
- 死んだふりをしない!クマは死肉を食べる習性がある!
- 木に登って逃げようとしない!木登りはクマのほうが得意!
攻撃がよけられないときは急所を守る!
- 地面に伏せ、両手で首の後ろをガードして頭と首を守ること!
クマと遭遇した場合の防御姿勢などについて (PDFファイル: 80.1KB)
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
市民生活部 環境課 鳥獣対策係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館4階
電話:0257-21-2279/ファクス:0257-23-5116
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更新日:2024年02月20日