棚田を守り、世代をつなぎたい! 小さくても地域に根差した活動に取り組む(岩之入地区)

地域おこし協力隊が活動していた岩之入地区を紹介します。

岩之入集落の収穫祭で集会場に集まった参加者が食事をしている写真

収穫祭の様子

岩之入地区の概要

  • 集落規模:44世帯104人(令和5(2023)年12月末現在)
  • 活動受入団体:岩之入町内会

岩之入地区は、四季折々の表情を見せる山々に囲まれ、夏は美しい棚田と満天の星空、冬は雪と灯りを生かした伝統的なお祭りが行われる集落です。集落の真ん中にあるJR長鳥駅は全国でも珍しい島式ホームで、市街地への通学や通勤、買い物といった日常生活を支える交通手段として使われています。

集落には塩水が湧き出る伝説の井戸、棚田やコスモス畑、ばあちゃん・じいちゃんたちの知恵・技といった、地域の宝を大切にするあたたかな雰囲気があります。

また、野菜作り、料理、山野草、野鳥、オウム、洋ラン、編み物、ものづくりなど、自分の趣味を深めたり、自ら楽しみを作り出したりする、魅力的な人がたくさん暮らしています。

ここ最近では、岩之入の自然の中でのびのびと子育てできる環境が良いと、一度集落を離れた若者夫婦が帰ってきたり、畑でお花や野菜を育てたいという家族が都会からIターンしてきたり、以前は0人だった未就学児が増えたりするなど、集落にも少しずつ若者の姿と活気が戻ってきました。

また、10年以上続けている棚田オーナー制度では、一年間の米作りを通じて、地域外の人たちとの交流も深めています。

田んぼにて岩之入集落の人々の集合写真

田んぼでの集合写真

岩之入集落の田んぼの写真

岩之入の田園風景

インターン生との流しそうめん交流会の様子

滞在型インターン生との流しそうめんの様子

インターン生と地域住民との交流

滞在型インターン生と地域住民との交流

岩之入地区の目指す未来

  • 語らいと笑顔が自然と生まれる暮らし
  • 多世代がつながる交流の場があり、さまざまな場面で助け合う地域
  • 個人が持つ魅力や技を大事にし、自分らしく生きていける地域

この未来の実現のために、活動しています。

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更新日:2024年02月26日