大規模盛土造成地(宅地耐震化推進事業)のマップの公表

近年の大地震で、谷や沢を埋めた造成地や斜面上に腹付けした造成地で、崖崩れや土砂の流出による被害が発生しました。

そのため、国土交通省は平成18(2006)年に盛土造成地の位置把握等を行うため、宅地耐震化推進事業を創設し、地震による被害を軽減するための情報提供を推進しています。

大規模盛土造成地の調査結果

大規模盛土造成地の調査は、令和元(2019)年度に造成前後の地形図を重ね合わせ、その標高差から大規模盛土造成地を抽出した「大規模盛土造成地マップ(2019年度)」を作成し、ホームページで公表しました。

その後、令和2(2020)年度に各盛土が造成された年代の調査と、令和3(2021)年度に各盛土の現地調査と一部の盛土において簡易土質試験を実施しました。

この調査の結果、盛土数が令和元(2019)年度に公表した68個所から62個所となったため、「大規模盛土造成地マップ(2021年度)」に更新しホームページで公表します。

大規模盛土造成地マップ

お住まいの土地の確認や地震への備えとして、大規模盛土造成地マップをご活用ください。

大規模盛土造成地マップは、このページのほか、都市計画課窓口(柏崎市役所本館4階)でも閲覧できます。

(注意)この大規模盛土造成地マップは、大規模盛土造成地の概ねの位置を示したもので、必ずしも危険であるということではありません。

大規模盛土造成地とは

大規模盛土造成地には、2種類あります。

  1. 谷埋め型大規模盛土造成地:盛土の面積が3,000平方メートル以上の造成地
  2. 腹付け型大規模盛土造成地:盛土する前の地盤の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5メートル以上の造成地
大規模盛土造成地説明図(2種類)

大規模盛土造成地マップができるまで

調査対象地域は、柏崎市域のうち農地や森林等の宅地以外の人工改変地、大規模盛土造成地が存在しないことが明らかな平地部を除いた区域です。

調査対象地域で、造成される前の旧地形図と現在の新地形図を比べ、標高差が生じている箇所の中から谷間や斜面に大規模な盛土をして造成された宅地のおおよその位置と規模を抽出しています。

なお、旧地形図データの精度により、数メートル程度の誤差があると想定されるため、抽出された大規模盛土造成地の位置と規模はおおよそのものです。

マップ作成方法説明図

大規模盛土造成地の状況調査に関するQ&A

社会資本総合整備計画の公表

本事業は、国の社会資本総合整備交付金を活用して実施しています。

令和3(2021)年度【第二次スクリーニング計画】

令和4(2022)年度~令和7(2025)年度【第二次スクリーニング】

ボーリング調査や土質試験等により、さらに詳細な調査を実施します

関連ページ

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部 都市計画課 街路公園係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館4階
電話:0257-21-2298/ファクス:0257-23-5116
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更新日:2023年11月17日