「看護師就職助成金制度」利用者へのインタビュー

看護師就職助成金制度を利用した看護師の皆さんと採用担当者に、助成金についてインタビューしました。

進路を迷われている方、看護師を目指している方!
地域の医療を支えるあなたが必要です!

看護師として市内の病院などで働き始める際は、看護師就職助成金制度をぜひ活用ください。

独立行政法人国立病院機構 新潟病院

品田夏芽さん(看護師)

新潟病院で勤務する看護師の品田夏芽さん

プロフィル

  • 柏崎市出身・在住
  • 令和3(2021)年4月から新潟病院で勤務

インタビュー

インタビュー中の品田夏芽さん
看護師就職助成金の制度はご存じでしたか?

就職したタイミングで、病院からお知らせがあって知りました。私はもともと市内に就職することを決めていましたが、就職先で迷っている人にとっては柏崎市に就職する大きな一押しになると思います。

助成金は何に活用されましたか?

市内の飲食店に行き、両親にご飯をご馳走しました。メインは貯金です。

パソコンで入力作業をする品田夏芽さん
看護師を目指したきっかけは?

高校生のころ祖父が入院し、お見舞いなどで何度か病院へ行くうちに看護師の仕事に興味を持ちました。患者に対する姿勢や働く姿をみて、自分がなりたかった人の役に立つ職業だと思い、看護師を目指しました。

看護師の魅力は何ですか?

たくさんの人と関われることです。人対人なので、患者さんやご家族、同じ職員同士でも多職種の方と関わりがあります。忙しい分やりがいがあり、充実した日々を送ることができます。

看護職に興味のある人や目指している人にメッセージをお願いします

看護師は自分の行った看護や言動により、患者さんやご家族に影響を与える責任がある仕事だと思っています。現場でのコミュニケーション、病院で実際に使用している薬や日々進歩していく医療を勉強し続けることは大変ですが、その分やりがいもあり、日々が充実しています。環境が変わっても看護師として働き続けられるため一生涯の仕事だと思います。

春木ひろこさん(採用担当者)

新潟病院で勤務する副看護部長の春木ひろこさん

プロフィル

  • 千葉県出身・柏崎市在住
  • 新潟病院の副看護部長として勤務

インタビュー

インタビュー中の春木ひろこさん
採用活動で、看護師就職助成金があることを伝えていますか?

対面で就職説明会があったときは、病院や看護部のパンフレットなどと一緒に、看護師就職助成金のチラシも配布しています。参加した看護学生の皆さんに周知すると、関心を示してくれているのかなという印象を受けますね。柏崎市を知ってもらうきっかけになると思いますし、そのことが大切だと考えています。

看護師就職助成金は採用活動でのアピールポイントになりますか?

なっています。病院の魅力や看護の魅力を伝えることはもちろん、助成金が交付されることもアピールしています。引っ越し費用に充てるなど、働き始める皆さんにとって、助成金があることは気持ちの面で楽になると思います。

看護師として長年勤務されて感じることはありますか?

私も人の役に立ちたいという思いから看護師を目指し、都会に憧れていたので東京都の病院に就職しました。看護はどこに行っても基本的なことは変わりません。そこに患者さんがいて看護師として何ができるか、医師、看護師だけでなく、さまざまな職種の方が連携して、まさにチーム医療で仕事をしています。

医療法人立川メディカルセンター 柏崎厚生病院

瀬沼美衣奈さん(看護師)

柏崎厚生病院で勤務する看護師の瀬沼美衣奈さん

プロフィル

  • 長岡市出身、柏崎市在住
  • 令和3(2021)年4月から柏崎厚生病院の内科で勤務

インタビュー

インタビュー中の沼瀬美衣奈さん
看護師就職助成金の制度はご存じでしたか?

看護学生のころ、就職が近くなったときに、柏崎市に就職すると助成金があるということを聞きました。看護学校へ進学する前に知っていたら、学校を選択する際にもこの情報はとても参考になるかもしれないですね。

助成金は何に活用されましたか?

私は就職を機に長岡市の実家から柏崎市に転入してきたため、引っ越し費用に使いました。初めての一人暮らしだったので家具をそろえる費用に役立てました。助成金がもらえることにより働いてからも参考図書を買ったりすることができたため、ありがたいなと思いました。

点滴の準備を行う瀬沼美衣奈さん
看護師を目指したきっかけは?

高校生で進路を選択する時期に、いろいろな職業を比較しながら考えてみたところ、看護を勉強してみたいなと思い決めました。母親が看護師だったこともあり、小さいころから話を聞いたり、働く姿を見ていたことも影響したと思います。

看護師の魅力は何ですか?

患者さんが入院して、少しずつ容態がよくなったり元気になって退院していく姿をみると喜びにつながりますし、やりがいを感じます。勉強を続けなければならないことは大変ですし、まだまだ分からないこともありますが、患者さんと関わる中で笑顔が見れたり、ありがとうと声をかけてもらえるとやはり嬉しいです。

看護職に興味のある人や目指している人にメッセージをお願いします

看護学生時代にも患者さんとコミュニケーションをとったりケアに携わることがありましたが、実際に現場で患者さんと関わっていく中でより一層責任を感じています。看護師は学び続けなければならないため大変なこともありますが、患者さんと関わり、喜びを感じることができます。

田中香織さん(採用担当者)

柏崎厚生病院で勤務する総看護師長の田中香織さん

プロフィル

  • 柏崎市出身・在住
  • 柏崎厚生病院の総看護師長として勤務

インタビュー

インタビュー中の田中香織さん
採用活動で、看護師就職助成金があることを伝えていますか?

高校や専門学校へ説明会などに出向く際はどんどん周知していこうと考えています。

看護師就職助成金は採用活動でのアピールポイントになりますか?

なると思います。私の子どもが看護大学に通っているのですが、柏崎市に就職すると助成金があるよと伝えています。保護者にとっても助成金は魅力的だと思います。ただ3年勤務が条件ということで、4年目以降も柏崎市に残っていただけるような人材を確保しなければいけないですし、取り組みを行っていかなければならないと思います。助成金があることにより、1人でも2人でも多くの方が柏崎市に就職し、少しでも若者が残るきっかけになればと思います。

看護師として長年勤務されて感じることはありますか?

患者さんやご家族によかったと思ってもらえる看護を提供したいと思って看護師になりました。看護師として目指すところは今でも変わっていないです。現在は総看護師長という立場上、現場に出ることが少なくなりましたが、この病院に来てよかった、この人に話を聞いてもらえてよかったと思っていただけるよう心掛けています。同じ考えで患者さんやご家族に接してもらえるように、スタッフへ自分の看護感を伝えていければなと思います。

どういう人に就職していただきたいですか?

人と接することが好きであれば向いていると思います。コミュニケーションをとることが得意ではないと感じている方も現場で場数を踏むことで習得していける部分ですので、働きながら学んでいただき、あきらめることなくぜひ看護の道を目指してほしいと思います。

新潟県厚生農業協同組合連合会 柏崎総合医療センター

佐藤綾美さん(看護師)

柏崎総合医療センターで勤務する看護師の佐藤綾美さん

プロフィル

  • 大阪府出身、柏崎市在住
  • 結婚を機に、令和3(2021)年10月から柏崎総合医療センターの回復期リハビリ病棟で勤務

インタビュー

インタビュー中の佐藤綾美さん
看護師就職助成金の制度はご存じでしたか?

柏崎市への転入が決まり、どのような病院があるのだろうと探していたところ看護師就職助成金を知りました。近隣の市と比較しながら病院を探していましたが、この助成金が決め手の1つとなりました。

助成金は何に活用されましたか?

とりあえず冬タイヤを購入しました。夏頃に柏崎市に引っ越してきましたが、冬タイヤが必要と聞いていて、お金が必要だなと心配に思っていたのでありがたかったです。周りのスタッフの方が心配してくださり、冬はこういうものが必要だよ!と親切に教えてくださったので、冬に必要な防寒具などにも充てさせていただきました。あとは貯金しました。親元を遠く離れたうえに、働き始めということもあったので、ゼロから始めるよりも貯金があることで安心できますよね。

患者と笑顔でコミュニケーションをとる佐藤綾美さん
看護師を目指したきっかけは?

子どものころから演劇やお芝居をしていため、人のことを考える機会が多かったです。そういったことを活かせる仕事がないかなと考えたときに看護師になりたいと思いました。母が看護師で、父と祖父は医師でした。医師、看護師として働く姿を近くで見ていたということも影響したと思います。

看護師の魅力は何ですか?

日々勉強することで、患者さんが苦しんでいるときに自分のできることが増えている喜びを実感できます。また、ありがとうと言っていただけて、苦しみを和らげることができるところに魅力を感じています。

看護職に興味がある人、目指している人にメッセージをお願いします

今も右往左往して分からないことばかりですが、1日、1カ月でも継続するにつれて自分が成長できていると感じられることは、すごくやりがいのある仕事だと思うのでぜひ頑張ってみてほしいです。

金泉まゆみさん(採用担当者)

柏崎総合医療センターで勤務する看護部長の金泉まゆみさん

プロフィル

  • 出雲崎町出身・在住
  • 柏崎総合医療センターの看護部長として勤務

インタビュー

インタビュー中の金泉まゆみさん
採用活動で、看護師就職助成金があることを伝えていますか?

はい。高校訪問などで直接伝えていますし、それ以外の周知活動でも助成金があるということは周知しています。学生の皆さんにとっては少し先の話になるため、あまり意識していないかもしれないので、保護者の方にも積極的に周知するとよいのかもしれませんね。

看護師就職助成金は採用活動でのアピールポイントになりますか?

はい。厚生連内に就職後、地元出身者で希望を出して柏崎市に勤める方もいらっしゃいますが、そうでない方もいます。柏崎市に来てもらうために助成金を特にアピールしていければいいかなと思います。

看護師として長年勤務されて感じることはありますか?

看護師としてやりたい看護がありました。今は、看護部長という立場のため、現場で直接看護を行う機会は少なくなりました。スタッフに実践してほしい看護やスタッフ自身がやりたい看護を実践するための環境を整え、ともに学び成長していきたいと思います。

どういう人に就職していただきたいですか?

人に関心があり、人と関わる仕事がしたいと考えている方であれば、一緒に頑張っていけると思います。地域の皆さんを支えていけるような、看護・医療を提供できるようにみんなで頑張っていきたいと思っています。ぜひ一緒に働いていただけるとありがたいです。

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この記事に関するお問い合わせ先

福祉保健部 国保医療課 地域医療係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館1階
電話:0257-43-9141/ファクス:0257-24-7714
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更新日:2022年09月26日