稲わら・籾(もみ)殻は有機質資源として利用しましょう
稲わらやもみ殻は貴重な有機資源です。焼却せずに、秋すき込みや堆肥などの土づくりに活用し、人にも環境にも優しい農業に取り組みましょう。
稲わらの活用を進めましょう(令和6年8月) (PDFファイル: 1.3MB)
野焼きは原則、禁止です
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、野焼きは原則、禁止されています。
稲わらなどの農作物残さを焼却すると、地球温暖化の原因となる温室効果ガスが排出されます。また、臭いや煙により、車の視界を遮ったり、近隣住民の健康被害を引き起こしたりする可能性があります。
稲わら・もみ殻を使った土づくりのポイント
- 稲わら等を分解する土壌微生物は、地温が15度以上で活動が盛んになります。稲わら等の秋すき込みは地温の高い10月20日頃までに行いましょう
- すき込みは、作業能率や酸素の供給を考慮し、5~10センチ程度の浅うちとしましょう
- もみ殻も、長期的には土壌の物理性を改善するなど土づくりに効果があるため、活用しましょう
- りん酸・ケイ酸・鉄などが不足するほ場では、必要に応じて土づくり資材を施用しましょう
乾燥機・もみすり機の粉塵飛散・騒音対策を行いましょう
乾燥機やもみすり機を利用する際は、粉塵の飛散防止や夜間の騒音対策を行いましょう。
粉塵の飛散防止
- 粉塵機の排出口を民家に向けない
- 集塵装置を活用するほか、集塵庫や集塵スペースを設け、その効果を再確認する
騒音対策
- 可能な限り、夜間は乾燥を休止(テンパリング)できるよう、計画的な作業を心掛ける
- 静音運転機能や夜間休止モードを活用するなど、騒音の低減に努める
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 農林水産課 農業振興係
〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2295/ファクス:0257-22-5904
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2024年08月21日