認定農業者になりませんか

意欲ある農業者を認定します!

認定農業者制度とは

認定農業者いきいきファーマーのロゴマークのイラスト

認定農業者制度とは、農業者が「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」に示された農業経営の目標に向けて、自らの創意工夫に基づき、経営の改善を進めようとする計画を市町村が認定する制度です。

認定を受けた農業者は、次のような支援措置を重点的に受けることができます。

  • 経営所得安定対策(ゲタ・ナラシ対策)
  • 農業経営基盤強化準備資金
  • 制度資金の金利負担軽減措置
  • 農業近代化資金

支援制度の詳細は、農林水産課にお問い合わせください。

認定までのながれ

1.「農業経営改善計画」の作成

経営改善を図ろうとする農業者は、経営規模の拡大、生産方式の合理化、経営管理の合理化、農業従事の態様の改善などに関する目標と達成のための取り組み内容を記載した「農業経営改善計画」を作成します。

2.計画書の提出

作成した農業経営改善計画を市に提出します。

提出された計画を市は関係機関(農業委員会、JA、新潟県(地域振興局農業振興部)、土地改良区など)と共に、計画が「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」に適しているか、経営改善に対する意欲が高いか、などを審査します。

3.認定農業者と認定

審査の結果、計画は適当であると認められると「認定農業者」となり、市から認定書が交付されます。

認定農業者が目標とするべき経営は?

柏崎市の「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」により、認定農業者には以下の経営目標の設定がされています。

年間農業所得目標

主たる農業従事者1人当たり400万円程度(農業所得は、農業で得た収入から経費を除いた金額です)

年間労働時間目標

1,500~1,900時間程度

認定の審査は、将来の経営改善・経営発展の可能性を重視

田植えをしている様子のイラスト

認定の審査は、現状を問うものではなく、将来の経営改善・経営発展の可能性を重視して行われます。

認定農業者が目標とするべき経営は、昨今の農業情勢を考慮すれば、高い設定となっているかもしれません。

しかし、その高い目標に向かってどのような取り組みをしていけばよいかを考え、実際に行動していくことが大切です。

「こんなに高い目標を達成するのは無理だ」と考えるのではなく、「こうすれば目標に近づくことができる」という考えで、計画を作成してください。

認定農業者の年齢要件と有効期限

年齢要件

年齢要件は撤廃され、どなたでも申請が可能です。

しかしながら、80歳を超えての申請は、地域の担い手として単独での経営改善は難しいと思われますので、後継者との「共同申請」を勧めています。

なお、共同申請にはあらかじめ家族経営協定の締結が必要です。詳しくは農業委員会へお問い合わせください。

有効期限

認定農業者の有効期限は5年間です。有効期限の終期を迎え、引き続き認定農業者でいるためには、再度計画を作成し、認定を受ける必要があります。

なお、当初の計画目標が達成されていなくても、新たな計画が「農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想」に適していれば、再認定を行います。

申請方法

農業経営改善計画認定申請書と個人情報の提供に関する同意書を、農林水産課農政企画係へ提出してください。

法人の場合は、この他に、全部事項証明と定款の写しも提出してください。

計画書と同意書は、以下からダウンロードできます。

申請様式

農業経営改善計画認定申請書

個人情報の提供に関する同意書

申請期間

申請は随時受け付けます。

なお、毎月15日までに受け付けた計画が、審査を経て翌月に認定されます。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 農林水産課 農政企画係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2305/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2023年08月22日