情報政策官の登用

柏崎市は、平成23(2011)年5月からCIO(Chief Information Officer:情報統括責任者:副市長)を補佐し、ICTと地域情報化などの専門的な知見を有する人材を、情報政策官として外部から登用しています。

情報政策官の指定

情報政策官は、柏崎市情報化推進本部設置要綱第5条第2項に基づき、市長が指定することとなっています。

任用状況

平成23(2011)年5月1日~令和7(2025)年3月31日

(注意1)平成23(2011)年5月1日~平成28(2016)年3月31日は、情報CIO補佐官として登用しました。
(注意2)任用期間は1年以内ですが、更新することができます。

市長から辞令交付を受けた吉田 大祐(だいすけ)氏

令和6(2024)年4月、市長から辞令交付を受けた吉田 大祐(だいすけ)氏

吉田 大祐氏の略歴

  • 平成6(1994)年4月株式会社三菱総合研究所入社(政府・自治体の政策・ITコンサルタント)、平成25(2013)年退社
  • 平成25(2013)年5月株式会社政策創造研究所設立(代表取締役社長に就任)

現在

  • 株式会社政策創造研究所 代表取締役社長
  • 新潟県柏崎市 情報政策官 兼 CISO補佐官
  • 新潟県妙高市 情報化アドバイザー
  • 埼玉県さいたま市 DX推進アドバイザー

保有資格

  • Project Management Professional(PMP)
  • 公認システム監査人

情報政策官の職務

情報政策官は、庁内において分野横断的かつ戦略的に電子市役所の実現を含めた地域情報化を進めていく上で、市長や副市長(CIO)の指揮監督を受け、次の職務を行います。

  • 新たに構築または更新しようとする情報システムに対し、その効果、コストなどの面から適正評価を行い、調達・構築への技術的助言、支援を行う
  • 柏崎市電子自治体最適化ガイドラインの適切な運用に係る技術的助言、支援を行う
  • 柏崎市情報政策部門および株式会社カシックスにおけるIT人材育成に係る助言、支援を行う
  • ICTを活用した産業振興に係る助言、支援を行う
  • その他ICTの利活用に係る助言および支援を行う

これまでの主な支援内容

柏崎市電子自治体最適化ガイドライン情報CIOマニフェストに基づき、これまで次のような支援を受けています。

  • 株式会社カシックスによる公共調達(仕様書や評価基準などの作成)
  • 各情報システムのノンカスタマイズの徹底
  • 情報化関連経費に関係する予算要求の見積書精査
  • 株式会社カシックスからサービス提供を受けている情報化関連業の監視(サービスレベル協定(SLA)に基づく監視)
  • 株式会社カシックスの事業展開への支援

株式会社カシックス

株式会社カシックス(平成22(2010)年10月、株式会社柏崎情報開発センターから社名変更)は、昭和62(1987)年4月、ソフト産業導入による電源地域(柏崎刈羽地域)の活性化を目的に、民活法(民間事業者の能力の活用による特定施設の整備の促進に関する臨時措置法)情報化基盤施設認定第1号の柏崎市第三セクターとして設立されました。

サービスレベル協定(SLA)

柏崎市における情報化関連業務(基幹系システムや内部情報系システムなど)は、第三セクターである株式会社カシックスからサービス提供を受ける形で長期にわたる契約をしています。この契約では、柏崎市と株式会社カシックスの間で双方合意の上、サービスレベル(一定の基準を満たすもの)協定を定めています。

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この記事に関するお問い合わせ先

総合企画部 企画政策課 情報統計係

〒945-8511
新潟県柏崎市日石町2番1号 市役所 本館3階
電話:0257-21-2321/ファクス:0257-22-5904
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更新日:2024年04月05日